【感想・ネタバレ】After GAFA 分散化する世界の未来地図のレビュー

あらすじ

巨大プラットフォームの次に来る、インターネット上の権力とは何か? 日本版『ワイアード』初代編集長を務めた伝説の編集者が、GAFAのいない新世界を見通す、衝撃の未来予想図。

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Posted by ブクログ

After GAFA、ポストデジタルを単なる希望や嫉妬だと思っていたが考えが変わった
通信やオイルメジャーなど同様に、産業が生まれ・成熟する過程におてい起こる必然なのだと思った
そして、After GAFAにおけるブロックチェーンのポテンシャルがよく理解できた
さらに、イノベーションの拠点がシリコンバレーや深センから香港やベルリンなどに移りゆく可能性を感じた

Before having read, I thought "After GAFA" or "Post Digital" is just buzzword.
But after, I changed my recognition.
I believe "after GAFA" is inevitable phenomena like a telecom indusry or Oil indusry had experienced.
And I deeply understood the potential of block-chain "after GAFA" era.
I felt the central are of innovation is being shifted to Hong, Berlin... from silicon valley.

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2020年04月13日

Posted by ブクログ

中央集権になっているインターネットに対しての分散に関する書籍。
「信頼」「倫理」というものをどのように取り戻す(確保する)か?に対しての考察がまとめられていて、非常に面白いです。
明日の仕事に役立つ訳ではないが、半年から1年後以上を見て、持っておくべき考えについての書籍だと思います。

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2020年03月02日

Posted by ブクログ

「internetでビジネスしたい人にとっての教科書」として2冊上げるなら、20年上半期でこの本と「ネットビジネス進化論(尾原さん)」になると思う。

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2020年09月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

GAFAほかプラットフォーマーの企業倫理

ギグワーカー=フリーランス シェアリングではなくただのエコノミー

ヘルステック スタートアップ失敗ランキング2018 datavase.io
 1位Theranos 13億6850万ドル 小型診断機「エジソン」詐欺

アルゴリズムによるユーザー嗜好の先鋭化の問題点、検証の不足 
「エルサゲート」Youtube
「編集合戦」ウィキペディア
「リツイート」=弾をこめた銃 2006年

2000年前後 readからwriteへ WEB2.0
2005年 リアルタイム化 PubSubHubbub
2007年 iPhone、Android Eyeball driven=目玉の数でおカネが生まれる
  
スタートアップの「上がり」はプラットフォームへの買収 
acqhire =優秀人材確保目的の買収

アジャイルに動く:まずサービスインして修正していく、自分たちが正義
テクノクラシー =テクノロジーによる民主主義
瞬時の対応 時間の浸食 マイクロ遮断

ーー
ブロックチェーン 公開鍵暗号
ハッシュ関数 SHA-2 2001年

量子コンピュータ ハッシュ化された暗号の解読
 →格子暗号の誕生
ーー
FinTech
 銀行のオープンAPI 2018年 日本 改正銀行法
 チャレンジャーバンク N26「世界一愛される銀行」
KYC=Know You Customer
 GAFAに勝る銀行の顧客本人の身元確認技術
ID2020
 全ての人へ法的アイデンティティー ;SDGs 
 生体認証とブロックチェーンで実現?

InsureTech
 保険を互助のしくみに戻す
 平安保険(中国)1988年
 取引コストが低いほど小規模事業者が市場開拓できる

トレーサビリティ 偽物判定 
 ブロックチェーンにタグ,ID情報書き込み
 ワインICタグ付きコルク
 ダイヤモンドIDレーザ加工
 デーティングアプリ 経歴詐称
 アート

ーー
デジタルのピーク2017年 驚きがない デジタルで十分
→自分だけの体験へ
 時間のかかる手の込んだこと、一周して昔に戻る

中央集権化の歪と分散化のコミュニティ
合意形成
 社会のフォーマットを「リフレーム」
  行うことの枠組みを考えなおす。
  ユーザーとは?
 
監視資本主義
 インターネットのビジネスモデル
 「物販」・「広告」・「課金」 
 新たな価値「信頼」?
 見えない触れないintangible資産の証券(トークン)化

TRUST/2030 日立+Method
信頼の方向性
 1.特定の企業に集中
 2.分散化と透明化
 3.独自のコミュニティ

ーー
「課題先進国 日本」
 バックヤードの刷新
 自社にしか導き出せない解
 体験的豊かさ
 黒字リストラ オルタナティブな生き方

インターオペラビリティ 相互運用性の標準化

転覆ではなく、重ねる革命へ

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2020年07月25日

Posted by ブクログ

GAFAはプラットフォームビジネスであり、集客ありきの錬金術によって時価総額を上げている。大切なのは中央集権的な体制ではなく、トラスト(信頼)。ビットコインに代表されるブロックチェーンの技術はフィンテックや保険、引いてはマッチングアプリの世界でも利用されている。ブロックチェーンは各国が標準化に動いているが、信頼できる第三者を必要としないという時点で破綻している。インターネットに変わる可能性がある。
ネットの社会はリアルをコピーしたデジタル。

「いまや、全世界で共通に使われている唯一のプロトコルは「いいね!」です」がクスッときました。GAFAと呼ばれる巨大な組織。創業当時は当然、夢見る成長企業。企業もひとも時代にフィットしたものだけが生き残っていく。

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2020年04月08日

Posted by ブクログ

「GAFAをはじめとしる現在のインターネットの潮流に否定的とはいえ、テクノロジーを放棄して自然に帰れと言いたいわけではない。なぜなら人間が幸福感を得られる生き方を実現するのもまたテクノロジーだと信じているから。」

小林さんの葛藤や想いが一番詰まってるいい言葉。

ウルグアイのムヒカ大統領の国連スピーチにも通じるものがある。
本当に大切なことは幸せになること。
進化や成功が=幸せではない。
世界中の国が先進国のように消費と浪費をするようになったら世界は滅びる。進化することは果たして幸せなんだろうか。

この本の私なりの解釈。

GAFAによって我々の生活は進化した。
でもそれで失ったものもないか。インターネットは皆平等に情報共有できる仕組みを目指したんじゃなかったか。それが企業情報を掴むようになった。
フェイクニュースや個人情報悪用など情報への信頼が揺らいでしまった。

テクノロジーが進化するのは悪なのか?
否そうじゃないはず。
テクノロジーは人々に幸せを与えるために使われるべきだ。人類の進化のためでなく。

ブロックチェーンはそういった技術だ。
情報の主権を情報元に戻し、人々が信頼を持って情報を活用できる、価値に応じて対価が平等に分配される社会。そういった使われ方をされればテクノロジー進化は人々幸せするのではないか。

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2020年04月05日

Posted by ブクログ

帯が気になって購入した本。
中央集権的なGAFAを越えて行くのは、分散化された価値の共有かもしれない。
それを実現するのに必要なのがブロックチェーン技術。GAFAも全力でブロックチェーンのプラットフォームになろうとしてくるだろう。

中身としては少し期待外れ。
引用が多く、それで?っという印象。

第6章『重ねる革命』の章は具体的なイメージを持って読めた。
2回目読むと腹落ちするのかもしれない。

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2021年09月29日

Posted by ブクログ

・スマホなどのデバイスの分散化からGAFAへの中央集権化→ブロックチェーン
・WEB3.0のキーワードはトラスト(信頼)
・インターネットの課題である信頼を取り戻す事がブロックチェーンの意義
・世の中は中央集権化と分散化を繰り返している。中央集権は効率的だが形骸化する・腐敗の温床になる、分散化は個人の自由度が増すが負担がかかる
・テクノロジーが変化してきたことで社会のフォーマットをリフレームする時期
・こどもという概念は中世から
・学校にいく、会社にいく、ピラミッド組織などは産業革命から200年経ってない

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2021年03月04日

Posted by ブクログ

インターネットはフラット化する世界だったはず。
しかしインターネットが世に出てから20~30年。
世界が予想したものとは大きく異なる様相となってしまった。
誰にでも開かれた世界がインターネットではなかったのか?
それが、実際にはGAFAがネットの世界を牛耳り、国家の力よりも強大となってしまった。
ではインターネットの世界でGAFAを外して生きていくことなど出来ない。
つまり我々はGAFAに完全に人生を握られている。
そんな閉じた世界が今のインターネットなのだ。
そうした中で、ネット世界では大きく格差が広がってしまった。
GAFAに対抗するように欧州各国ではAfter GAFAを目指し戦っている。
GDPRの法施行は一つの例だ。
ベンチャー企業の金儲け主義からの脱却もしかり。
社会にとって役に立つ事業の創出。
分散型のブロックチェーンを活用した、中央集権型からの開放。
この辺の人間の尊厳を大切にする辺りが欧州らしい。
欧州の中でも国によっても特徴的だ。
ドイツやエストニア、スイス、そしてイギリスなどが特に活発だ。
(本書では、フランスやイタリア、スペインなどの例は出て来なかった)
かねてより歴史は中央集権が起これば、次は反動で民主化という分散方向に行く。
分散がひと段落すると、また中央集権に収縮していく。
積み上げた業態は、いつか制度疲労を起こし、新業態によって駆逐されるのが常だ。
しかし完全に破壊されて駆逐されるのか。
あくまで旧業態を土台として、層のように積みあがって行くのか。
要は時代の状況を見ていく中で、日本の舵取りはどうするのか?
答えは当然に一つではない。
ただ今の状態と同じでないことは確かだ。
何らかの大きな変化は必ず起こる。
それも天地がひっくり返るくらいの大きな変化だ。
(もしGAFAが消えてなくなったら、それは確かにひっくり返るような話だ)
我々に出来ることは、状況を早く正確に把握すること。
そして、速やかに正しく対応することだ。
そのためには、もっと普段から情報感度を上げて、日々対応力を養うために準備するしかない。
正解が常に変化していく世界に対応するしかないのだ。
(2020/8/11)

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2020年08月12日

Posted by ブクログ

2020年47冊目。満足度★★★☆☆ タイトルのイメージと中身が合っていないので、私が読みたいものとは違った。ところどころ、メモしておくべき箇所はあったので姉妹ブログにメモを残す。

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2020年06月23日

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