大塚ひかりのレビュー一覧

  • 女系図でみる驚きの日本史(新潮新書)

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    <目次>
    第1章  平家は本当に滅亡したのか
    第2章  天皇にはなぜ姓がないのか
    第3章  なぜ京都が都になったのか
    第4章  紫式部の名前はなぜ分からないのか
    第5章  光源氏はなぜ天皇になれなかったのか
    第6章  平安貴族はなぜ「兄弟」「姉妹」だらけなのか
    第7章  「高貴な処女」伊勢斎宮の密通は、なぜ事件化したのか
    第8章  貴族はなぜ近親姦だらけなのか
    第9章  頼朝はなぜ、義経を殺さねばならなかったのか
    第10章  徳川将軍家はなぜ女系図が作れないのか

    <内容>
    平安時代を中心に、「女系図」(女性中心の系図)を作ることで、歴史を違う視点から見るお話。「新潮45」に連載した記事に書き

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    2017年09月28日
  • 本当はひどかった昔の日本―古典文学で知るしたたかな日本人―

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    ネタバレ

    生類憐みの令で、「捨て病人」が禁止されたと聞いてビックリ。じゃあそれまでって…
    ( ̄∀ ̄)
    古今東西、現代日本よりラリホーな地はない、ということで、明日も頑張ろう。
    軽い読み物の体裁を取っている割に、巻末の参考資料は古文・漢文に同種の文献・サイト、とすごく充実しています。

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    2017年02月21日
  • 本当はひどかった昔の日本―古典文学で知るしたたかな日本人―

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    <目次>
    はじめに
    第1章  捨て子、育児放棄満載の社会~昔もあった大阪二児餓死事件
    第2章  昔もあった電車内ベビーカー的論争~「夜泣きがうるさい」と子を捨てるようなシングルマザーに迫る村人たち
    第3章  虐待天国江戸時代~伝統的「貧困ビジネス」の実態
    第4章  本当はもろかった昔の「家族」~虐待の連鎖も描かれていた「東海道四谷怪談」
    第5章  マタハラと呼ぶにはあまりに残酷な「妊婦いじめ」
    第6章  毒親だらけの近松もの
    第7章  昔もあった介護地獄から舌切り雀の実態
    第8章  昔もあったブラック企業~リアル奴隷の悲惨な日々
    第9章  昔もいた?角田美代子~家族同士の殺戮という究極の残酷

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    2016年10月01日
  • 古事記 いのちと勇気の湧く神話

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    これが初古事記だったが解説がおもしろく、文量もそんなにないので、軽い気持ちで読むことができた。導入には最適な本だと思う。

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    2014年06月17日
  • ひかりナビで読む竹取物語

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    ネタバレ

    二部に分かれていて一部が「竹取物語」。
    大塚ひかりさんの訳が非常にわかりやすい。
    竹取物語がダジャレだらけなのも驚き。
    面白かった。竹取物語入門にはいいと思う。

    二部は「古典世界へのいざない」。
    昔話って元々はこんな話だったらしい。
    浦島太郎は、実は乙姫が亀に化けて太郎を誘った。
    舌切り雀は、怪我をした雀を飼っていたおばあさんがお金持ちになった。
    それを見た隣のおばあさんが捕まえてきた雀の骨をわざと折り、世話をして恩を待つが、雀にもらった種から出た毒虫に刺されて死ぬ。

    その他、宇治拾遺物語や蜻蛉日記、源氏物語などについての解説がある。
    大塚さんの古典に対する愛情が感じられて、「お、今度は宇

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    2014年01月08日
  • カラダで感じる源氏物語

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    ネタバレ

    「カラダで感じる」とあってしかも「源氏物語」となるとエロい想像をしてしまいそうですが・・・中身は全然違います。エロな話も多少はありますが、それよりもむしろ、病気ネタや経済事情について書かれているところの方が面白い。

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    2014年03月12日
  • 古事記 いのちと勇気の湧く神話

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    入門書として読んだ。予想していたよりも、もっと間口を広げてくれた。うーん、やはり「シモ」の話はこの歳になっても、取っつきやすい。もうちょっと「古事記」を知ってみたいと思わせてくれる本でした。

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    2012年10月09日
  • 古事記 いのちと勇気の湧く神話

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    イザナミ・イザナキの国産みの話などで、よく知られている『古事記』だが、断片的にしか知らない。ざっくりした入門書かと思って読んだ。
    古典を材に現代に引き寄せて解釈を展開する著者だが、ここでもその手法で語られていた。
    ウツになった体験もさらりと語られていたが、人生、山あり谷ありだなと思った。

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    2012年09月10日
  • 源氏の男はみんなサイテー ――親子小説としての源氏物語

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    ネタバレ

    昔っから思っていたことがタイトルで思わず買ってしまった。
    なるほど〜!親子小説か。

    紙が貴重で、さくっとコピペもできない時代なのに、
    紫式部の物語力は偉大だとあらためて思いました。
    思い描くモデルがいるからこそ、人物にぶれがないのでしょうね。

    本書に関しては、作者の持ち味の表現の真っ当さに赤面・・・
    やっぱり『源氏物語』って苦手。

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    2012年09月27日
  • 源氏の男はみんなサイテー ――親子小説としての源氏物語

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    ワタシには見えなかった新たな目線で、バッサバッサと源氏物語を切り裁く本書。特に宇治十帖は、何かもよーんとしたまま物語が進むと感じた理由を改めて知るコトが出来たんでとっても嬉しい♪ 一番笑ったのは、『朱雀院の××疑惑』。(笑) 気になる方は、是非ご一読を!! 源氏物語挫折経験アリの方にも、楽しいと思いますよ~。(^^)

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    2011年08月13日
  • 源氏の男はみんなサイテー ――親子小説としての源氏物語

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    どいつもこいつも何かしら問題アリで「サイテー」な源氏の男君。ちょっと「そこは飛躍しすぎでは」という部分もあるけど、古典の授業がつまんなかった人は読んでみましょう。源氏がワイドショーに見えてきます。それ以外にも、なんで式部はこんなサイテーな男どもを用意したの?ただの風潮?と勘ぐってる人にもオヌヌメ。
    個人的は八の宮のサイテーさがしっかり批判されてたのが二重丸

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    2010年11月19日
  • カラダで感じる源氏物語

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    高校時代に先生におススメされた本。読み返してみました。
    源氏物語はエロ本であるという衝撃的な本(まだ、あの頃は清かった)
    平安時代は怨霊と片付けられていた病気の話など、とても面白かった。
    ただこの本をよむには源氏物語を通読している必要がある。
    単語が難しいので原文は難しい方も多いだろうから、漫画などでよんでからトライしてほしい

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    2010年04月18日
  • カラダで感じる源氏物語

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    与謝野晶子と円地文子の訳の物語を読んだことがある。
    少しでも概要を知ってる者には、
    このエッセイはとても面白く読めると思う。
    全く聞きかじってない者は、
    読んでみようという気になるんじゃないかな。
    私も、心新たに、
    瀬戸内寂聴の源氏物語を読みたくなった。

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    2009年10月04日
  • 黒い古典 日本人が必要とした悪の力

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    古典が長らく受け継がれて来たのは、そこに変わらない人間の姿があるから。悪口やネガティブな感情を持つのも決して自分だけではなく遥か昔の人も同じだった、と思うと何だか慰められるような安心できるような。自分一人じゃないというのは心強いですね。

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    2026年02月01日
  • ヤバいBL日本史

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    BL(ボーイズラブ)が、近年のエンタメ業界で存在感を高めている。
    そして、これは突然変異で生まれたものではなく、日本の歴史に脈々と受け継がれてきた精神であると著者は言う。
    本書は、古典文学や史料を題材に、日本史の中に描かれた男色の数々を江戸時代までの時代ごとに紹介し、それと昨今のBLとの関係性や相違を著述する
    院政期に男色ネットワークが築かれた本当の理由や、男色の闇にあった差別と虐待の精神史など、これまで語られてこなかった日本史の本質を描き出す。

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    2026年01月06日
  • 悪意の日本史

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    SNSの浸透で炎上・誹謗中傷が社会問題化する時代だが、古来からずっと続く事象であることを例示した本。勝てば官軍で、後世に文書で残るものが悉く為政者の恣意で塗替えられてきていることは周知の事実であり、古今東西問わず。これをさも日本人の本質と言及しているところに違和感あり、学者でもない著者の勝手な感想の書き連ね。古典エッセイストっていう肩書も胡散臭い。まあこんなエピソードもあったのね程度の参考でしかない。

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    2025年11月28日
  • やばい源氏物語

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    著者の大塚ひかりさんは、 研究者というより
    古典文学を紹介評論する文筆家という感じです

    古典の敷居を下げ、源氏物語への導入としては面白く読めました。
    大塚ひかりさんの本文読解力や知識の深さは確かで、現代語訳も手がけてきた経験を感じます。

    ただ、「やばい」の連発や登場人物を現代のモラルで断じる語り口は、古典の豊かさを単純化しすぎていて物足りなさも感じます。
    プロの文筆家として連発はお下品かと思いました

    特に、源氏物語のラスト——薫や匂宮の章に対する評価には疑問があります。
    人生の繰り返しや空回りを「結局何だったのか」と切り捨てるのではなく、私はあの終幕を『易経』における「終わりなき変化」と

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    2025年08月01日
  • 悪意の日本史

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    <目次>


    <内容>
    著者が本を出す前に、その内容についてSNSでディスられたところからこの本が誕生したらしい。なので“日本史”と謳っているが、本人はもちろん、ルワンダの大虐殺など現代の話が載る。『落窪物語』や『日本霊異記』などの例が多いが、最後は現代に戻るような…。まあ人間は昔から人の悪口で飯を食っているようなところがあるので、記紀の時代から人をディスのは変わらないようで…

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    2025年06月29日
  • 悪意の日本史

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    エッセイストということなので、いわゆる学者の書籍とは違って、推論というか著者が書きたいことが中心であるため、論理性に欠ける側面はある。
    ただ、確かに悪意の背景には当時の文化のほか、現在に通ずる共通点も見られるように思う。人間だから。歴史や古典である必要があるかはともかく、悪意の前例を知り、それを悪意だと知り、自分に照らし合わせることで、自分の悪意に気づくことができるのだろう。

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    2025年06月01日
  • 嫉妬と階級の『源氏物語』(新潮選書)

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    大河ドラマを機に手にした書籍。漫画あさきゆめみしでの柔らかい?描き方とはまるで異なる、生々しい源氏物語の実態・背景をしっかり味わうことができた。

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    2025年01月03日