【感想・ネタバレ】ひかりナビで読む竹取物語のレビュー

あらすじ

日本最古の物語にして成立年、作者ともに不詳という謎につつまれた古典の名作を、人気古典エッセイスト大塚ひかりが全訳。いきいきと躍動する現代語が作品の魅力を現在に呼び覚ます。かぐや姫はなぜ結婚を嫌がったのか? かぐや姫の犯した罪とは? 作者は誰なのか? 作品にまつわる数々の謎に迫る解説も必見。古典世界をさらに楽しむための珠玉のエッセイを厳選収録。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

二部に分かれていて一部が「竹取物語」。
大塚ひかりさんの訳が非常にわかりやすい。
竹取物語がダジャレだらけなのも驚き。
面白かった。竹取物語入門にはいいと思う。

二部は「古典世界へのいざない」。
昔話って元々はこんな話だったらしい。
浦島太郎は、実は乙姫が亀に化けて太郎を誘った。
舌切り雀は、怪我をした雀を飼っていたおばあさんがお金持ちになった。
それを見た隣のおばあさんが捕まえてきた雀の骨をわざと折り、世話をして恩を待つが、雀にもらった種から出た毒虫に刺されて死ぬ。

その他、宇治拾遺物語や蜻蛉日記、源氏物語などについての解説がある。
大塚さんの古典に対する愛情が感じられて、「お、今度は宇治拾遺物語読んでみようか」って気になる。

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2014年01月08日

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