大塚ひかりのレビュー一覧
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日本史をテーマにした読み物として手に取りました。
とり上げられている人物は、徳川家康・卑弥呼・安倍晴明・藤原定家など有名な人も多く、平易な文体でもあるので「とっつきやすさ」という面では中学生などの「少し歴史に興味があるけどマニアックな話にはついていけない」というレベルの読者には良いように思います。
今でこそ「老害」などという言葉もありますが、周囲にどう思われるか、ということはさておき、長生きしたからこそチャンスをつかみ出世をしたり歴史に名を残したりした、ということ自体に敬意を抱かせるエピソードが多く、彼らに共通する「自分の望む未来を実現させるために努力し続けようとする姿勢」や「周囲にふりまわ -
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コンプライアンス的に難しいが、古典の授業もこの手話題を取り上げた方が興味を持つ人が多いような気がした。
昔の日本人は、今ほど娯楽がないから面白くないのかなと思ってたが、昼ドラみたいな歌だったり、文化があって嬉しかった。
外国によって日本のエロの文化が規制され始めたというのも面白い発見だった。
時代によって、エロの優位が男女で変わるところも面白く、女性が主の時代は美男美女のもの、男性が主の時代は、醜男美女のものが流行ったと書いてあり、現在の男性もの、女性ものも同じような感じだと思った。
今は女性の性のオープンも多くなってることから、時代によってエロが変わっていくのも面白く、変化を見守っ -
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著者の大塚ひかりさんは、 研究者というより
古典文学を紹介評論する文筆家という感じです
古典の敷居を下げ、源氏物語への導入としては面白く読めました。
大塚ひかりさんの本文読解力や知識の深さは確かで、現代語訳も手がけてきた経験を感じます。
ただ、「やばい」の連発や登場人物を現代のモラルで断じる語り口は、古典の豊かさを単純化しすぎていて物足りなさも感じます。
プロの文筆家として連発はお下品かと思いました
特に、源氏物語のラスト——薫や匂宮の章に対する評価には疑問があります。
人生の繰り返しや空回りを「結局何だったのか」と切り捨てるのではなく、私はあの終幕を『易経』における「終わりなき変化」と -
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漠然と昔の人は短命だと思っているのは、平均寿命によるイメージ。
乳幼児の死亡率が高いから平均寿命は低くなるけど、実は高齢者も多かった。
徳川家康が長生きなのは知ってましたが、そこまで遅咲きの人生だったとは。
徳川政権が長かっただけで、いわゆる家康の時代というものは短かったのですね。
卑弥呼に関しては58年?59年?もの間、政権を握っていたというから驚き。
その長さは特殊にしても、昔の方が女性が政治に加わっていたようで。
三世紀頃には、現代でいう知事?の男女比率は半々に近かったとか。
21世紀の今、全国で女性知事って何人なんでしょうね。
教科書では学べなかった日本史のおもしろさがある一冊で -
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日本の歴史上の家系図は、大体男系だ。平家は滅び、源氏は滅び、なんだかんだ。
なのだが、女系で家系図を作ると実はいろんな事実が見えてくる。たとえば平氏は滅ぶどころが皇室まで繋がってくる。
これを、著者は、学生の頃から興味と趣味で作って来たという。
まじで、歴史学の一角にキチンと入れて研究した方がええんやないか。文学やなくて。
と思うのだが、まあなんつか、平安は源氏物語の世界で、正直どうでもよくて、唯一面白いなと思ったのが、義経が結構持ち上げられて来たのは、お母さまのせいだろうという分析。
静御前もうちの嫁さん言わせれば最低の女らしいのだが、どうにもとんでも無いというのが実情らしい。
なるほ