大塚ひかりのレビュー一覧

  • エロスでよみとく万葉集 えろまん

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    いい意味で、古典文学と呼ばれるものの敷居の低さを感じられる1冊。

    常々「日本の定型詩とSNSは通ずるおもしろみがあるのでは」と思っており、個人的に
     短歌→Twitter(お気持ちが重視される)
     俳句→Instagram(写真のように情景を切り取る)
     川柳→2chなど掲示板(棘とユーモアが滲む)
    という印象を持っていた。

    本作を読んで、万葉集の和歌にもTwitter的要素が色濃く感じられるとことに驚き、とても面白かった。
    あとがきで「約4500首中2000首近くが作者未詳であるのも匿名性の高いSNSに似ている」と書かれており、そういう要因もあるのかと納得。

    テーマが「エロ」というのも

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    2023年06月29日
  • 毒親の日本史(新潮新書)

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    毒親の日本史という割に文学が扱われている。資料の信頼性が論証されていない。筆者の個人的な解釈が多い。文学に当時の歴史や文化が反映されるからとはいえ、文学が当時の歴史や文化をありのまま正確に映しているわけではないと思う。読み物としては面白いけど、あまり真に受けなない方がよい。

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    2023年06月12日
  • うん古典―うんこで読み解く日本の歴史―

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     表紙と本の名前から、フランクなものかと思ったが、真剣に文学や歴史におけるうんこのことを研究しているというのに脱帽した。
     現代においては清潔を保つことが常となっているだけに、普段自身だけでなく、生きとし生けるものが為す排泄という行為に目を瞑り、ある意味遠ざけているのであるが、本来無論身近で、畏れ多く、かつ面白味も昔からあったものということを思い起こされる。
     ただ通勤の電車内で読んだのであるが、カバーをして周囲の人が見ている訳ではないのにも関わらず、何処かさらに本を小さく開いて読んでいた。そうこうするうちにお腹が痛くなってきたのは気のせいか(笑)

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    2023年05月13日
  • くそじじいとくそばばあの日本史

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    平安時代や江戸時代は平均寿命が今よりも随分と短いのは、乳児の死亡率が高かったためで、お年寄りが現代と同じく70歳、80歳過ぎても元気だったと言うのはよく知られた事だ。ただ現代とは医療技術や薬、栄養状態も違うだろうから、その様な中で長生きするご老人は、寧ろ現代のお年寄りよりも元気だったのかもしれない。
    私の祖母は100歳まで生きて、晩年も亡くなる間際まで畑を毎日耕していたそうだが、それは例外的で、多くのご老人は入院したり施設などで「ご老人」として穏やかに過ごす。
    本書は歴史上や昔話などに登場する元気なご老人の皆さんにフォーカスを当て、クソジジイ・クソババア達の生き方を紹介していく。なお「クソ」と

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    2023年05月12日
  • うん古典―うんこで読み解く日本の歴史―

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    日本や中国の古典における、排泄物話。表紙のイラストからして、もうちょっと軽~い感じのを想像してたんですが…思ったよりガチでした(^^;) 人間みな糞袋、って小説で昔読みましたが正にその通り、こういった研究も必要ですよね。欲を言えば、図解が入ってるとなお良かったと思います。

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    2022年09月27日
  • くそじじいとくそばばあの日本史

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    今も昔も日本のジジババは元気だということか。

    昔の寿命は短かったと思い込んでいたけど、乳幼児の死亡率の高さゆえらしい。
    意外と長生きしてたんだな。

    年をとったら、というよりも年をとったからこそ権力欲が強いというのには納得した。

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    2022年09月05日
  • くそじじいとくそばばあの日本史 長生きは成功のもと

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    第2弾があるとは!
    何故か?癖になる?
    「くそじじいとくそばばあ」


    なぜ?


    懸命に生きた先輩達からあふれるパワーを
    クスクスしながら貰うため?かしら?



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    2022年08月29日
  • くそじじいとくそばばあの日本史

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     日本史をくそじじいとくそばばあという視点で捉え直したもので、中々に興味深いものであった。
     今は超高齢化社会とはいうものの、昔は若年層での死亡率は高くも、現代の年齢にも負けじと生きる人々は、結構いたということを新たに確認させられた。
     飄々として、若い世代にも時代にも、権力者にも負けない人物がいたと教えられると同時に、時代の慣習なのか高齢になっても色を求めるのがよくよく見られ、現代の老人にも学ぶべき(色はいらないであろうが)ことは多々ある。

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    2022年08月06日
  • くそじじいとくそばばあの日本史 長生きは成功のもと

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    何年か早く死んでたら

    歴史が変わったんだろうなぁと

    一番思うのは

    やはり徳川家康ね

    何といっても

    意地汚いくらいの気力がないと

    なかなか 名は残せないですから

    長生きして 成し遂げるのは

    やはり ご立派ですね

    個人的には

    偉人たちよりも

    爺婆の色事を描いた

    江戸の春画の話が

    面白かったですよ

    その年まで出来るのは

    おめでたい事! って感じです

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    2022年07月05日
  • うん古典―うんこで読み解く日本の歴史―

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    「十八世紀も後半になって文芸が庶民に降りてくると、うんこから『神』的な要素が抜けて、下世話な人間の臭気がより強まってきます。」(p.129)

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    2022年07月01日
  • くそじじいとくそばばあの日本史 長生きは成功のもと

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    <目次>
    はじめに  長生きは成功のもと!
    第1章   「長生き」は最高の政治戦略だ
    第2章   卑弥呼もばばあだった?
    第3章   鎌倉初期、一族を繁栄・安泰に導いた女地頭がいた
    第4章   本格始動は六十代後半以後、安倍清明
    第5章   不安じじい藤原定家と『百人一首』の謎
    第6章   結局、最後に勝つのは長生き
    第7章   憎悪を吐き出し、老い支度
    第8章   恋もファッションも年甲斐なくて幸せなばばあ
    第9章   世界でもまれな爺婆の色事を描いた江戸の春画
    第10章   伊能忠敬の遅咲き人生
    第11章   シーボルトの見たスーパーじじいたち
    第12章   江戸の同性愛じじい、男色をして

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    2022年04月06日
  • うん古典―うんこで読み解く日本の歴史―

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    ネタバレ

    こういうことをクソ真面目(笑)に研究しておられる著者を尊敬します
    神話から現代医学まで
    すごいです
    でも、やはり、どうも
    私は苦手です
    「うんこ」と言えません

    分かってるんです
    大切なことと
    すみません

    ≪ 破壊力 想像力と うん古典 ≫

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    2022年02月12日
  • 毒親の日本史(新潮新書)

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    昔は当たり前だった、創作に出てくるのはその状況が多かったから、などもわかるが、時代背景や価値観の違いもあるから、全てを毒親で済ませるのはどうかとも思う。
    近松門左衛門話など親のせいにするのもどうかと思うし。
    だが兄弟間の待遇の差が戦に繋がることはあるし、出てくる毒親の事例が現代の定義に当てはまるというのも興味深い。
    北条政子が男児よりも大姫を大切にしたのは、平安期の女性相続の名残から、というのが面白かった。

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    2022年01月29日
  • くそじじいとくそばばあの日本史

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    なるほど、なるほど。
    昔の人は短命…ばかりではなくて
    飢餓や病気を乗り越えた一定数の人間は
    なかなか老いてもお元気でしたと。

    そして長生きさんの考えることや悩みは
    意外と(というか当然というか)
    現代の私たちと変わらないってことですね。

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    2021年11月08日
  • くそじじいとくそばばあの日本史

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    ネタバレ

    昔はみんな短命だと思っていた
    乳幼児の死亡が多かったからなんですね
    まあ 人間 変わらないということかしら

    敬われていたとは限らないのですね
    したたかに生きたくそじじとくそばばあ
    歴史って視点を変えるとおもしろい

    うーむ
    くそばばあの私 
    でも、あまり参考にはならないなあ

    ≪ パワフルに 歴史を生き抜く じじとばば ≫

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    2021年11月03日
  • うん古典―うんこで読み解く日本の歴史―

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    面白く読みました。ただある程度基礎知識がないと読みづらいかなと思います。大学生ぐらいだったらすらすら読めるんでしょうか。
    もちろん高校生でも中学生でも、歴史や文学に詳しい人、好きな人なら楽しめるかなと思います。
    コミックエッセイ風にしたら、小学生も喜んで読みそうな気がします。

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    2021年08月16日
  • 女系図でみる日本争乱史(新潮新書)

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    ネタバレ

    歴史のエピソードを、一人の女性に起因させる傾城の美女は、小説としては面白いがそうではない、ただし、女系図で見ると、結局は身内の争いであったことが分かりますよ、という切り口の本。
    「本当の上流階級は没落しない」というのがよくわかりました。勝者は敗者と婚姻し、恨みつらみを水に流すという日本らしい、在り方が面白いと思いました。

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    2021年08月13日
  • うん古典―うんこで読み解く日本の歴史―

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    ネタバレ

     完全にタイトルに惹かれて読んだ本。うんこと日本の歴史について、一般向けに書かれた本。なので、下ネタ苦手な方は、注意(佐藤春夫の小説でも同じような作品があるけれど……)。
     はるか昔、神代はトイレ自体≒神聖な場所というのは、生き死にに関わるってのもあるんだろうな。神が突然(ryは今で言う性犯罪をそれっぽく言っただけじゃないですかね。。。
     そこから汚い→魔除け。平中の話は芥川龍之介の「好色」でも有名だけれど、悲劇的コメディとして捉えていたので、「超越する」っていう解釈は新しかった。それでも今から見たらコメディに見えてくるんだけど。

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    2021年07月09日
  • くそじじいとくそばばあの日本史

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    現代と違い短命と思われていた中世、近代。
    10歳まで生きるのが難しい時代ながら、そこを過ぎれば60歳くらいまで生きる年寄りは結構いた。
    当時の文書を紐解くと、かなり高齢な有名人もいた。
    そんな高齢者について、面白おかしく「くそばばあ」「くそじじい」と語っているのだが、秀逸なのは170ページ付近から。

    日本史の中での年寄りの在り方、扱われ方。
    特に通い婚が多かった時代は子供のそばにはばばあが存在し、「ばばあ」が昔話にはよく出てくる所以であろう。

    そして、男尊女卑の考え方は普通に存在し、姥捨山も多かった。

    現代、子、孫らとの同居高齢者の方がダントツで自殺者が多い事実。一人暮らしの老人の方が、

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    2021年05月15日
  • くそじじいとくそばばあの日本史

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    歴史上のくそじじい、くそばばあの紹介本。
    総括すると、とことん欲深い人間が長生きしてくそがつく老人になるということか。
    生にしがみつき足掻くことは、ある意味最も人間的でカッコいいのかもしれない。

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    2021年03月14日