女系図でみる驚きの日本史(新潮新書)

女系図でみる驚きの日本史(新潮新書)

小説・文芸
836円 (税込)

4pt

胤(たね)よりも腹(はら)が大事――母親が誰かに注目した「女系図」でたどると、日本史の見え方が一変する。滅亡したはずの平家は、実は今上天皇にまで平清盛の血筋を繋げる一方、源頼朝の直系子孫はほどなくして途絶えているのだ。「史上初にして唯一の女性皇太子はなぜ誕生したのか」「徳川将軍家にはなぜ女系図が作れないのか」等々、著者作成の豊富な系図をもとに、次々と歴史の謎を解き明かしていく。

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女系図でみる驚きの日本史(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    家系図と言えば男系なんですね。女系図という視点は新鮮でした。女系図でみれば紫式部と清少納言に繋がりがあったり、平家だって滅びてないし、徳川家の女系図が作れないというのも面白かった。

    0
    2025年12月30日

    Posted by ブクログ

    女系図の斬新さ。オリジナリティがあって素晴らしいと思う。
    それにしても、平安朝の男女関係の凄さったらないですね。系図の二重線が重要です。

    0
    2020年01月05日

    Posted by ブクログ

    皇室から平安時代の藤原氏、そして各時代の将軍家。資料に記述される表の歴史では滅亡してしまっているはずの一族が、女系に視点を置いてみてみると違った面が見えます。血という観点から考えると、一族の血は絶えておらず、それどころか時代の中心に今も居続けていることがわかります。そしてそれが昔はむしろ重要であったこと。それが歴史の重要なポイントをみるときに必要な視点であることが書かれています。古代、中世の人間関係を、このポイントで押さえた説明を読むことで、なるほどと合点がいくことになり新鮮さを感じながら読ませていただきました。

    0
    2018年02月25日

    Posted by ブクログ

    著者が楽しみながら、好きなように書いていることがよく分かる本だった。歴史を学ぶのに、自分の手を動かして作業しないといけないと思っていたところ、著者が自前で女系図を作って古典を楽しんでいたというのは良い例だと思う。知らない人物、言葉が多過ぎて何か新しい知識が頭に残ったような気はしないけれど、発想の種みたいなものは得られた気がする。読んでて楽しかった。
    180214

    0
    2018年02月14日

    Posted by ブクログ

    戦略的にやってるんだろうけど、この人の露悪的な言い方がどうも鼻について…と思っていた。
    が、やはり面白い。

    古代の天皇制についてはほとんど知識がないので、藤原光明子があと少しで天皇になるところだという話にびっくり。
    しかもそうすれば、天皇家が姓を持つ事態になっていたかもしれないと聞けば、刺激的だ。
    (今年出た本なので、女性天皇ことも考えさせられる。)

    頼朝の母、常盤御前は、「雑仕女」とされ、地位の低い人と思われているが、当時義朝の唯一の正妻として、社会的に重んじられていた、とあるのも初耳。

    武運を上げるために醜女を娶ったり、秀でた学者は特異な容貌をしているという文化的伝統も、興味深い。
    これは『美男の立身、ブ男の逆襲』などに書かれているそうなので、機会があれば読んでみたい。

    0
    2017年12月27日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1章  平家は本当に滅亡したのか
    第2章  天皇にはなぜ姓がないのか
    第3章  なぜ京都が都になったのか
    第4章  紫式部の名前はなぜ分からないのか
    第5章  光源氏はなぜ天皇になれなかったのか
    第6章  平安貴族はなぜ「兄弟」「姉妹」だらけなのか
    第7章  「高貴な処女」伊勢斎宮の密通は、なぜ事件化したのか
    第8章  貴族はなぜ近親姦だらけなのか
    第9章  頼朝はなぜ、義経を殺さねばならなかったのか
    第10章  徳川将軍家はなぜ女系図が作れないのか

    <内容>
    平安時代を中心に、「女系図」(女性中心の系図)を作ることで、歴史を違う視点から見るお話。「新潮45」に連載した記事に書きおろしを加えたもの。古典の解釈で斬新な解釈を提示する著者らしい内容である(徳川家は「女系図」を作れない。理由もわかる)。若干、使っている論文が弱い気もするが、読み物としてはとても面白い話である。

    0
    2017年09月28日

    Posted by ブクログ

    正直目から鱗な一冊でした。
    女性の視点から日本史を紐解く切り口に新鮮さを感じました。
    これまで名前が表に出ることの少なかった女性たちの存在が、歴史を動かす力として浮かび上がり、特に権力者たちを支えた母や妻たちの影響力には驚かされました。
    家系図という手法で語られることで、歴史の流れがより立体的に見えて、女性の役割を再認識させられました。
    有名な歴史人の裏には、常に女性たちの支えがあったのだと、改めて女性に対しての敬意が高まりました。

    0
    2026年07月03日

    Posted by ブクログ

    興味深く読めました。
    終わりの方の「女性の力」の低下についての言及を読み、現代もこの延長線から抜けてないなと。

    0
    2024年09月16日

    Posted by ブクログ

    日本の歴史上の家系図は、大体男系だ。平家は滅び、源氏は滅び、なんだかんだ。
    なのだが、女系で家系図を作ると実はいろんな事実が見えてくる。たとえば平氏は滅ぶどころが皇室まで繋がってくる。

    これを、著者は、学生の頃から興味と趣味で作って来たという。
    まじで、歴史学の一角にキチンと入れて研究した方がええんやないか。文学やなくて。

    と思うのだが、まあなんつか、平安は源氏物語の世界で、正直どうでもよくて、唯一面白いなと思ったのが、義経が結構持ち上げられて来たのは、お母さまのせいだろうという分析。
    静御前もうちの嫁さん言わせれば最低の女らしいのだが、どうにもとんでも無いというのが実情らしい。

    なるほど。

    0
    2024年08月01日

    Posted by ブクログ

    京都が都になったのは、京都は渡来人が多く住んでいて、天皇の母親が渡来人だったから都を移した。
    建造にも渡来人が関わっていた。
    京都人が聞いたら憤死しそう。

    母親が重要視されていた時代から、院政になり、父親が重視されるようになると同時に女性の地位が低下していった。

    滅亡した家も今上天皇に繋がってるってすごいと言うか、狭すぎるような。

    興味深い内容なのに、漢字読めないのがいっぱいだし、読むのに疲れた。
    言葉が直接的で、ある程度はしょうがないけど系図にやった相手って露骨すぎやしないだろうか。
    柔らかくしても一緒なんだけど。

    0
    2019年10月31日

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