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Posted by ブクログ
日本史をテーマにした読み物として手に取りました。
とり上げられている人物は、徳川家康・卑弥呼・安倍晴明・藤原定家など有名な人も多く、平易な文体でもあるので「とっつきやすさ」という面では中学生などの「少し歴史に興味があるけどマニアックな話にはついていけない」というレベルの読者には良いように思います。
今でこそ「老害」などという言葉もありますが、周囲にどう思われるか、ということはさておき、長生きしたからこそチャンスをつかみ出世をしたり歴史に名を残したりした、ということ自体に敬意を抱かせるエピソードが多く、彼らに共通する「自分の望む未来を実現させるために努力し続けようとする姿勢」や「周囲にふりまわされない自己肯定感の高さ」など、現代でも「幸せ」を感じながら生きるために必要なヒントがちりばめられています。
Posted by ブクログ
漠然と昔の人は短命だと思っているのは、平均寿命によるイメージ。
乳幼児の死亡率が高いから平均寿命は低くなるけど、実は高齢者も多かった。
徳川家康が長生きなのは知ってましたが、そこまで遅咲きの人生だったとは。
徳川政権が長かっただけで、いわゆる家康の時代というものは短かったのですね。
卑弥呼に関しては58年?59年?もの間、政権を握っていたというから驚き。
その長さは特殊にしても、昔の方が女性が政治に加わっていたようで。
三世紀頃には、現代でいう知事?の男女比率は半々に近かったとか。
21世紀の今、全国で女性知事って何人なんでしょうね。
教科書では学べなかった日本史のおもしろさがある一冊でした。
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに 長生きは成功のもと!
第1章 「長生き」は最高の政治戦略だ
第2章 卑弥呼もばばあだった?
第3章 鎌倉初期、一族を繁栄・安泰に導いた女地頭がいた
第4章 本格始動は六十代後半以後、安倍清明
第5章 不安じじい藤原定家と『百人一首』の謎
第6章 結局、最後に勝つのは長生き
第7章 憎悪を吐き出し、老い支度
第8章 恋もファッションも年甲斐なくて幸せなばばあ
第9章 世界でもまれな爺婆の色事を描いた江戸の春画
第10章 伊能忠敬の遅咲き人生
第11章 シーボルトの見たスーパーじじいたち
第12章 江戸の同性愛じじい、男色をしてみたかった老士、長寿の秘訣など
第13章 老いて人を笑わせる「力わざ」発揮
第14章 八十過ぎて歌合参加の平安女流文学者たち
第15章 こじらせの天才馬琴、八十過ぎて大活躍の京山、執念の出版と遺書執筆の牧之
<内容>
爺婆シリーズ第2弾。教科書レベルの日本史上の人も多々参加。知られざるエピソードを史料の読み解きと学者の文献をきちんと読み解いて紹介してくれる。まさに「歴史エッセイ」。ちょっとした歴史小話を必要とするなら、読んでおいて損はない。
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