牧野修のレビュー一覧

  • 傀儡后

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    所々詩的な表現を使う為か、物語の輪郭がかなりぼやけてしまっていて、いまいち何が描きたかったのか、さっぱり解らなくなってしまったり。その割には世界観やキャラクターは骨太な印象で、いい意味で迷える一作。
    最後の一ページまでじっくり読んでしまったのですが、
    うーん…面白いとは言い難い。それもいい意味で。

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    2014年04月02日
  • 晩年計画がはじまりました

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    最後まで救いが無かったな。いや、それはそれでいいです。完全に壊れちゃっている人がたくさん出てくるんだけど、現実と紙一重というか、ありえなくは無いな、とふと思って怖くなった。

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    2013年05月23日
  • グイン・サーガ外伝24 リアード武侠傳奇・伝

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    ノスフェラスが舞台
    セム族に伝わるリアードの伝説を演じるのは、小さな旅の一座が事件に巻き込まれる

    グインがいなくなった後のノスフェラスを描いた作品
    グイン・サーガ周辺の一エピソードとして、マリウスとは別のキタラ弾きが語った話と考えればよいか。。。

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    2012年12月16日
  • 蠅の女

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    あかがわじろー

    的な


    、的か。。、を

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    2012年11月22日
  • 月光とアムネジア

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    序盤は、何が起こっているのかが読者に把握できていない状態と、主人公の記憶があいまいな状況が重なり、さらにはよく解らない幻惑的な場面もあってと、幻想小説じみていて良い雰囲気だった。

    途中からは、登場人物ともども読者も事態をある程度把握できてきたところで、一転、モンスターの登場や戦闘シーンに一気に比重が置かれていった。ここで、作品の雰囲気もだいぶ変わってしまっていると思う。

    飽きさせない展開になっている、とは言える。

    面白かったけど、短編を読んだような感覚。

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    2012年11月08日
  • ホラーセレクション 平成都市伝説

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    都市伝説をモチーフにした短編集。結構面白かった。なかでも「:わが愛しの口裂け女」と「飢えている刀鋩」がよかった。

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    2012年08月30日
  • そこに、顔が

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    ネタバレ

    もう背表紙の解説からして、ありがちなホラーだなぁ、と思って無理やり読み始めたんですが。
    (タイトルに惹かれなくても作者が好きなので、ありきたりなホラーではないはず、と期待してしまうのです。)
    この物語のキモとなるところが面白いのですが、それが背表紙で語られていない。もったいない。
    背表紙の解説を読んで買うか買わないか決める人も多いだろうか、もったいないなぁ、と。

    簡単にお話をまとめますと

    ―主人公、高橋の父が死ぬ前に残した言葉「そこに、顔が」。大学教授であった父は死ぬ前からあちらこちらに人の顔、人影を見ていたことがわかる。高橋が父の死の理由を、父のゼミに参加していた大学院生千鶴と探るうちに

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    2012年08月12日
  • MOUSE マウス

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    荒廃した世界、荒廃した感情の中繰り広げられる独特の世界。普段自分では全く読まないジャンルだけに新鮮でした。

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    2012年07月04日
  • アロマパラノイド 偏執の芳香

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    ネタバレ

    そういえば読み終えてたこちらの作品ですが、オチ・・・どうだったかな・・・
    印象に残ってない・・・

    牧野先生の小説って入りとか途中はすっごい面白いんだけど、オチが印象に残らないっていうか。
    強烈なインパクトのオチってあったかな~?(まあ私は『スイート・リトル・ベイビー』と『だからドロシー帰っておいで』くらいしかよんでないんですが。)

    それはそれとして、途中からSFだかなんだか分からん世界になって、「あ・・・あれ・・・いま・・・ ? ???」ってなったような気がします。
    いや、読後感は良かったんじゃないかな・・・?まじで印象が薄いので、また読んでみます。

    それにしても、牧野先生のwikiで

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    2012年06月21日
  • そこに、顔が

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    ネタバレ

    主人公が、影、顔がみえるところから始まる。その顔はなんなのか?を父の死とともに解明していき、次から次へと顔によって起こる自殺という奇妙な出来事もだんだん解明されていくのだが、なぜ?という不思議さがぬぐいきれない。怖さよりもなぜ?のが強く感じる不思議な話だった。

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    2012年03月24日
  • 大正二十九年の乙女たち

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     良かった。これが少女だ。
     わたしは千種にいちばん共感したなあ。胸かきむしるような気持ちになる作品を必要としているのは不幸な人だけ。何か欠けてる人の治療みたいに、切実に、それを必要とする人種がいるんだ

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    2012年03月11日
  • そこに、顔が

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    ネタバレ

    お前が黒幕か!
    という心境に陥った作品。
    現実的なんだか非現実的なんだか、曖昧な処ではありましたが、最終的に主人公は顔を見る事もなくなったということである種のハッピーエンドだったのではないでしょうか。
    それが彼にとって良かったのかどうかはわかりませんが、死んでしまった父親に対する感情は変容下のではないかと思います。

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    2012年03月11日
  • 傀儡后

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    いつか読み返さなくてはならない.しかし,読み返すのが億劫である.
    読み返さなくては,と思ったのは,巻末の解説を読んだからである.
    私にとっては,何とも,難しい内容だった.
    ただ,よく分からないが,面白かった.
    皮膚というものに対する考え方を改めさせられた作品.
    そんなレビューでした.改めて,要再読.

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    2012年02月08日
  • 大正二十九年の乙女たち

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    時代がかった感じはせず.戦争が近いというので悲壮な感じがするかなと思ってたけど,そんなことはほとんどなし.

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    2018年10月07日
  • スイート・リトル・ベイビー

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    ネタバレ

    児童虐待の話かと思いきや、乳児のふりして可愛さフェロモンを発揮し人を操る謎の生命体の話だった。もちろん児相の話でもあるんだけど。最後に悪人が酷い目に合う所は牧野さんっぽくて爽快。

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    2011年08月17日
  • 大正二十九年の乙女たち

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    書店で見かけて何か惹かれるモノを感じたので購入。面白かったです。タイトルの年号からして「?」と思ったのですが、良いファンタジィに仕上がっていました。キャラクタの魅力や物語全体に流れる寂しさなどは大変好みです。事件というかミステリィ部分も上々でした。ただ、描写が緻密過ぎて鬱陶しくなる場面もあり、ややバランスを欠いた感じがします。とくに最後の付記の部分は物語の中で消化して欲しかったです。

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    2012年10月03日
  • ファントム・ケーブル

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    ネタバレ

    8話収録した恐怖短編集。

    最初の話だけ途切れて、最後にもう一度載せる手法が良かったです。
    まぁ内容は基本グロ系なのでおススメはしません。
    収録作だと「怪物癖」が一番好きかな。「ヨブ式」は理解はできるけどあまりに理不尽!

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    2011年07月02日
  • 死んだ女は歩かない 2 ―あくまで乙女

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    割と淡々と進めてた1巻から、いろいろ動き出す2巻。輝十字さんが意外に好き。んでデージーかわいいよね。どうしたものか。

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    2011年05月26日
  • 死んだ女は歩かない

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    強い女がいっぱいでてくるゾンビ小説と、看板に偽りなし。残念なのはイラスト。目眩がするほど下手な上に面白くない4コマとか。なぜだ。

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    2011年05月26日
  • スイート・リトル・ベイビー

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    え!?
    えぇ??
    そんな結末でいいの?
    てな感じの意外な結末が待ってました。

    ホラーというか・・・まぁ、ホラーですけど・・・

    どうも消化不良。
    幼児虐待というテーマや、ストーリーのテンポのよさが相まって、かなりの勢いで読み進めただけに、あの、何も問題解決になってない結末にかなりの不満感がたまりました。

    電話育児相談係の主人公はかつて虐待(というかネゴレクト)になりかけた経験アリ。で、子供を事故で亡くしてから結構人生転げ落ちて、保健婦として再開。
    数々の虐待例を見ながら「なぜ、人は虐待しなくてはいけないのか」になやむ。
    そんな折に変な生き物発見~!
    見た目幼児ですが運動能力・知力ともかなり

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    2011年05月16日