牧野修のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
え!?
えぇ??
そんな結末でいいの?
てな感じの意外な結末が待ってました。
ホラーというか・・・まぁ、ホラーですけど・・・
どうも消化不良。
幼児虐待というテーマや、ストーリーのテンポのよさが相まって、かなりの勢いで読み進めただけに、あの、何も問題解決になってない結末にかなりの不満感がたまりました。
電話育児相談係の主人公はかつて虐待(というかネゴレクト)になりかけた経験アリ。で、子供を事故で亡くしてから結構人生転げ落ちて、保健婦として再開。
数々の虐待例を見ながら「なぜ、人は虐待しなくてはいけないのか」になやむ。
そんな折に変な生き物発見~!
見た目幼児ですが運動能力・知力ともかなり上、しかも人を虜にして止まない「天使」の毒牙に上司までかかってしまいます。
「天使」による人間侵略の防御壁となる「耳の聞こえない母鳥」、主人公。「可愛いものを愛せない」能力者と言われてかなり戸惑います・・・で、
最後:結局天使に魅入られて、「この子達のためなら何でもする!」=自分も可愛いものを愛せたのだ!良かった!
え?
終わり?
せっかく思いテーマに別の論点からぶつかってるんだから、かなりずれていてもある程度の結論を出してほしかった・・・
煽り・叩きを含め、何かしらリアクションを引き出せる力は十分にあったと思うし、プラスでもマイナスでも反応から個々の考えを改めてもらういい機会だったのに・・・
敵前逃亡感がありました。 -
Posted by ブクログ
死の床で父が語った母との思い出【わが愛しの口裂け女】、「マンションに出現する落武者」の意外な正体【飢えている刀鋩】、「ばね足ジャック」に親友を殺された女性記者は怪人を追うが……【怪人發条足男】、いじめられっ子の幾人は図書室で、読んではいけないという噂の本を見つける【みるなの本】他、「都市伝説」をテーマとした書下ろし9編を収録したアンソロジー。
このシリーズ?の中では収録作品が短め。中にはテーマとの関連づけがちょっと強引じゃないかと思えるものもあったが、それはそれで。友成純一の【悪魔の教室】はおなじみ「学校の怪談」がモチーフだが、いかにもこの作家らしい、しつこくも乾いたスプラッタ描写がいい味を出している。 -
Posted by ブクログ
オカルト好きが集まるサイト。そのオフ会で廃墟巡りをしていた城島らは、女たちが地中から光り輝く男を掘り起こす現場を目撃した。それは救世主復活を掲げるカルト教団の秘密儀式であり、それを見てしまった彼らは一人ずつ姿を消していく。サイトの代表である蒲生が提案した作戦は「目には目を、歯には歯を」だった。
オカルト調、それも朝松健の「魔障」のように得体の知れない忌むべき存在に追い込まれていくような感じかと思っていたら、これが小気味のいい(粘液度もたっぷりだが)B級アクションホラー風味。タイトルの『蝿の女』がいい味出してます。
もしかしたらこの作品、元々は異形コレクション向けのアイデアだったんじゃないかなとも思ったり。