牧野修のレビュー一覧

  • 月世界小説

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    言語によって築かれる多重世界。統一を謀る神の軍団と抗う主人公達の戦いの話、という解釈で良いんでしょうか?結末もよく分からなかったので、後半を読み直してみようかなと思ってます。

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    2021年11月18日
  • 月世界小説

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    物語が変容しながら枝分かれしていって、どこまで壮大に成長していくのかとワクワクする感じ。枝分かれしたいくつかの物語が最終的に一つに結実するわけだけど、そこが力技な感じがした。

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    2020年12月07日
  • 貞子

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    映画をノベライズしたのが今作。終わり方ー!?って思わず叫んだ。貞子の呪いがハイテク化していく...。映画の原作はリングシリーズのタイドどなっている。確かに動画を使う辺りはタイドだけど、変わりすぎでは...。地獄がこれから始まる感じでとても気になる。みんな貞子に取り込まれてしまったのか...

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    2021年12月30日
  • グイン・サーガ外伝24 リアード武侠傳奇・伝

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    タイトルとか、中身とか、本筋との違いにケチをつけようと思えば
    いくらでも付けられるけど、これは外伝、とある語り部がつなぐ
    壮大なグイン・サーガのひとかけら
    と思えば意外と楽しく読めましたよ。
    あとがきでも語られているように、神が作りし世界は懐が広いのです。
    しかし、タイトルのセンスだけは・・・踏襲してほしかった・・・

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    2020年03月17日
  • 月世界小説

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    ネタバレ

    人の数だけ言語の数だけ、世界の数は増えていく
    物語を語っていくことこそが人が人である所以、みたいな話でした。
    人物や世界線の関係を把握するまでがなかなか難しかったですが、最後の盛り上がりは楽しかったです。

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    2020年01月04日
  • 月光とアムネジア

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    SF。ファンタジー。ホラー。スプラッター。
    3時間ごとに記憶がリセットされる空間"レーテ"が特徴的な作品。
    読んでいるとクラクラしてくる、独特の雰囲気が良い。
    人を選ぶ作家だと思っていましたが、グロさもほどほどで意外と読みやすかった。
    似たような設定の作品を何度か読んだことがあるので、それほど独創的なわけでもないのかな?

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    2019年10月01日
  • 犬は書店で謎を解く ご主人様はワンコなのです

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    ネタバレ

    さらっと読めた。人では鼻持ちならないのに
    犬だと一周回って可愛いのは何故だろう。
    犬のハギトいい子。

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    2018年03月20日
  • ネクロダイバー 潜死能力者

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    最初は少し世界観に入りこむことが出来なかったが、話がクライマックスに近づくにつれ面白くなった。しかし、結末が微妙なものになってしまったのが残念。また、要所要所に散りばめられたアニメの知識は読んでて面白い。

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    2018年01月06日
  • 楽園の知恵

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    いままで牧野修作品はまだ理解できる作品だったが、今回のこの作品はぶっ飛びすぎてなにがなんだかわからない混沌とした作品だった。しかし、なんとなく言いたいことと、聖書や創世記古事記といった書物をオマージュしているのがわかる。まぁSFというよりホラーっぽい作品だ。

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    2018年01月06日
  • ファントム・ケーブル

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    初めましての作家さん。
    ホラー系小説を読むたびに、恐怖には色んな形があると
    思っていたんだけど、またも新しい恐怖にご対面である。
    グロイにも色んなグロさがあるんだと知った。
    神も仏もあったもんじゃない。
    活字を読んでいるだけなのに、簡単に妄想できてしまう。
    理不尽でゲロゲロでドロドロな悪夢のようでした。
    気に入ったものを選ぶというのもなんですが
    「怪物癖」「ヨブ式」「死せるイサクを糧として」

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    2017年08月28日
  • 屍の王

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    2017年、29冊目は久々の長編ホラー。単独作、初読みの、牧野修。

    あらすじ:「小説を書かないか」かつてエッセイストであった、草薙良輔。現在は風俗ライターで生計を立てている。草薙は娘の死を境に、書けなくなっていた。そんな時、偶然に出会った、かつての編集者、泉は草薙に小説の執筆をすすめる。やがて、草薙は『屍の王』と題した、偽の自伝にとりかかるのであった。

    このレビューを見て、「読んでみよう」と思う方もほぼいないと思うので、以下、『ネタバレ』要素を含みます。あえて『ネタバレ』指定はしませんが……。

    着想
    ★★★★☆
    有名な日本神話をベースにしている。その点は、個人的にも好き。

    表現・描写

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    2017年09月03日
  • 犬は書店で謎を解く ご主人様はワンコなのです

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    初ラノベ(多分)。頂きものを拝読。

    2人の人物が入れ替わるというパターンの話は時折見かける。
    古くは「とりかへばや物語」だろうか。平安期の物語で、男っぽい女の子と女っぽい男の子が入れ替わって互いのふりをしたことにまつわる騒動の顛末である。
    これにSF要素が加わると、互いの心が「本当に」入れ替わってしまう。少年と少女が入れ替わる筋立てで、「転校生」として映画化もされた山中恒の「おれがあいつであいつがおれで」あたりがよく知られた作品だろうか。

    さて、本作では性別の壁どころか、種の壁を乗り越えて、柴犬とご主人が入れ替わってしまう。
    ご主人はイケメンかつ頭脳明晰な大学生で俺様キャラ。柴犬はのほほん

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    2016年06月03日
  • 犬は書店で謎を解く ご主人様はワンコなのです

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    頭脳明晰でひねくれた性格の青年と、人懐こく素直な柴犬の魂が入れかわるというベタな設定です。笑
    けなげで愛らしいハギトが犬好きのわたしにはたまらなかった!
    始終ワクワクしっぱなしで面白かったです。
    話のテンポも良くサクサクと読めたけど、事件の真相がなかなか…

    魂が元に戻る方法をもっと色々チャレンジしてほしかったかも。

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    2016年06月01日
  • 怪しの晩餐

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    名簿屋の主人公が職場で見つけた見慣れない名簿。
    買い取った覚えもないその名簿には、連続殺人事件の被害者たちと自分の名前が。
    自分や他の人たちも殺されてしまうのか?
    職場の先輩と共に調べていくと、予想もしない真実が・・・。


    ミステリーというかホラーというか。

    名簿屋の主人公目線の話と、食べることに嫌悪感を抱く小学5年生の男の子の目線でストーリーが進みます。
    どちらも不可解な点や謎がたくさんあって、最後まで読んでも理解するのが大変でした。

    なんとも後味の悪いストーリーでした。

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    2016年03月24日
  • 月世界小説

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    ゲイである主人公が好きな男性とパレードに出かけると
    空からアポカリプティックサウンドが鳴り響き
    天使と蝗が現れて
    世界の終末がやってくる
    そして全てから逃避した主人公は妄想の月へーーー

    あまりの怒涛のスタートに、これはギャグなのか?!
    と思ったけれど
    読み進めるにつれて深まる謎と世界の在り方に夢中になる

    言語は世界を支配する

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    2015年11月21日
  • アロマパラノイド 偏執の芳香

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    ネタバレ

    「知覚しながら認識できない世界は存在する」とは、あるのは分かるが見ることができないということだろうか・・・人類の進化の方向性を嗅覚から見出し、異空間を作り出すためには呪詛(のろい)的な言葉が必要である。その方法として、猟奇的な連続殺人者が書いた『レビアタンの顎』を使い、都市全体を呪詛空間に変じようと考えた。ネタバレ内容からも分かるようにSFホラーチックな小説である。

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    2015年10月13日
  • MOUSE マウス

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    上り詰めるような浮遊の感覚を得る。しかし夢は必ず過ぎ去るものである。去り方は色々あるが、私の解釈ではこれは……。

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    2015年05月24日
  • 呪禁捜査官 訓練生ギア

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    魔術+アクションという組み合わせはなんでこう面白いのだろう。但し、両方が齟齬なく、かつくだくだしい説明なく、テンポ良く使われていることが大前提で、その点このシリーズは安心して読める。いや、細かいツッコミどころがないとは言わないけども。

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    2015年04月16日
  • MOUSE マウス

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    初めに目を通した瞬間、主観と主観が入り交じって妄想が具現化するという状況にストレスを感じたが、すぐに慣れた。全体的に話はなく、ただ世界観を楽しんでいた。一番好きな話はラジオ・スタア。最後はジャンプ。全体的にマンガのようだった。

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    2015年02月25日
  • 傀儡后

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    牧野修ワールド全開でもう何が何だか。中盤までは夢中で読んでいたんだけど、さ、最後までついていけたひといるのかな……?

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    2014年08月16日