佐々木正美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
佐々木正美先生の本、3冊目。
あとがきのライターの方のメッセージが沁みた。
私も、そんなのムリと思いながら、佐々木先生の言葉を思い出して、軌道修正して、その繰り返し。
あなたはあなたのままでいい。
自分は自分のままでいい。
自分を肯定できないと、他者は肯定できない。
子育てって、やっぱり親育だ。
激しくしかるほど、しかられる子になる。
優しく穏やかに伝えれば、しからなくていい子になっていく。
ほめすぎることもよくない。
時間に追われがちな自分、まあいいかと、ズレていく時間を楽しむ。
子どもが喜ぶことを、喜んでしてあげる。
子どもの望むことを望むようにしてあげる。
その先に、人間関係を自然 -
Posted by ブクログ
ネタバレ自身の業務で子どもと関わるため手に取った本。
今現在私が関わる、次の世代を生きる子どもたちには、この本で学んだことを活かした関わりを大事にしたい。
たとえば子どもの短所ばかりに目を向けず「長所をできるだけたくさん指摘」することや、子どもにばかり目を向けてしまうのを防ぐため「大人が孤立せず『社会化』する」こと、また子どもに「成績ではない価値を伝えていく」ということ。ここの辺りは特に意識したい。
どうしても教育現場において、生徒が「いい子」であることを良しとしてしまいがちだが、本著の言うとおり、それは大人にとっての都合のいい子でしかなく、長所の裏には短所もあることを忘れないように心がけたい。
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Posted by ブクログ
子育ての名著
親の悩みに寄り添い、子どもを愛することと信じることの大切さを教えてくれます。
子育ての中で、もっとこうなってほしいと期待しすぎる、他の子と比べてしまうことがあります。また、自分に余裕がなく、優しく接することができないときもあります。良くないと分かっていても、どうしても、つらくあたってしまい自己嫌悪になってしまう。そんなときに佐々木先生の「子どもの言うことは、何をどれだけ聞いてあげてもいいのです。」「できない子にはやってあげればいいのです。」「しかればしかるほど、しかられるこになりますよ。」「上の子を優先で育てましょう。」「手のかかる子には十分手をかければ、あるときすっと自立 -
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Posted by ブクログ
ネタバレP116
子どもの言うことを、じゅうぶん聞いてください。
子どもののぞむことを、惜しみなく与えてください。
それだけで、子どもの心は育ちます。
子どもたちの心を、豊かに、大きく、あたたかく
そだてていくことが、こどもたちの未来を育てること
になるのです。子どもたちをやさしく、大切に育てる
を、どうか忘れないでください。
P4
成長や発達について考える中核的なことになると、
「そのことは、時代が変わっても、決して変わるものではない」と考えている大切なことがあります。
お母さん、お父さん。
どうぞ子どもを甘やかすことを決して恐れず
一生懸命かわいがって育ててあげてください。
いい子にしていると -
Posted by ブクログ
まさにタイトル通り。子育てにおける「べき思考」を柔らかく溶かしてくれるような言葉がたくさん。
質問回答の形で進められるので内容がスッと入ってくる。
こうなってほしいという期待が過ぎると、今のままの状態ではいけないというメッセージになるという言葉にハッとさせられた。
子どもの中にある自発的な学びを妨げず、ひたすら信じて待つことができる親でありたい。
「子どもに言うことを聞かせたいと思うなら、まず親が子どもの言うことをよく聞いてあげること」
「親がしかればしかるほど、子どもはしかられる子になっていく」
「親が心配すればするほど、心配な行動を続ける」
「大人が先に我慢する」
「期待しす