佐々木正美のレビュー一覧
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佐々木先生の子育てに対する考え方が好きで著書を何冊か読んでいる。自分の子育ての頑張りを肯定してくれるような一冊。
子どもの気持ちを受け入れ、可能な限り想いを叶える手伝いをする。子どもであっても1人の人として親としての責任を持ち接する。子どもの頃にこんな考えや行動ができる大人にもっとめぐり逢いたかったなと感じた。
もしかしたら、子どもの為を思って行う「しつけ」も、自分の感情をコントロールできていないだけだったり、その子の為になってない場合もあるかもしれない。常に反省を繰り返すことが、親の責任でもあるのかなと思えた。
「ソーシャルレファレンス」という言葉が本の中に出てくるが、これは誰もが覚えておい -
Posted by ブクログ
仕事と育児と家事で毎日があっという間に過ぎるなか、時間に焦って感情的になり息子の悲しい顔を見てハッとする。この世で一番大切な我が子に悲しい思いをさせるくらいわたしの仕事は、大切なんだろうか?自己実現も、育児も、って難しいのかもしれない。切り替えが難しい、言葉の発達がゆっくりなのはわたしのせいかもしれない。と思い悩んだときに友人が「育児の哲学」みたいな本だよと教えてくれて、読み始めました。
3歳の息子を育てる母として、健康に育ってくれればそれだけで幸せだ、と自分に言い聞かせつつも、健康で挨拶がしっかりできて、地頭が良くて、日本語以外にも英語でコミュニケーションも、、と願うのはどの親御さんも同じ -
Posted by ブクログ
ネタバレ佐々木正美先生の本ということで、今更ながら読みました。
非常に読みやすく、さらっと読めてしまいますが、大切なメッセージばかりと感じました。
特に印象に残っているのは以下。
・健全な人格形成のためには土台がいちばん大事
・「なんでもひとりでできるようになること」が自立ではない、他人との調和のなかで主体性を発揮して暮らしていくことが本当の自立
・子どもは自分の希望をありのままに親に受け入れてもらうことで、「自分は価値のある者なのだ」と感じられるようになる
・子どもの自然な気持ちを最大限に発揮できるようにしてあげるのが、育児というもの
・「いい子」とは大人にとっての都合のいい子
・人間は、やさしく -
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不意に時間ができてしまったので,一気に読む。
以前,一度だけお出会いしたことがあって,その時に絶対読もうと思っていたのだけれど,なんで今まで読まなかったのか。
昔の本ではあるのだけれど,
佐々木正美先生のおっしゃる視点は,あらゆる大人が一度触れてみても良いと思う。
物が豊かになりすぎて,効率に重きが置かれる社会。膨大な情報があり,時間が限られているように思われる社会。
そんな中で,子どもたちはどのように,見られ育っていくのか。
抱っこを望むなら望むだけしてあげればよい。それは依存になんかつながらない。大人が望むことを過剰に注ぐから依存が生じる。
基本的な信頼感が備わった子どもたちが, -
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子育てのせいで仕事に行けない!!と辛かった2年前。子供に酷い言葉を言ったり部屋に閉じこもったりして自分を責める日々がありました。
「子育てに勝る仕事はありません」の言葉にビビビっと衝撃。いま私は大仕事をしてるんだ、と。
目の前にいる子供との時間を大切に過ごそうと思った。
○子供の話を聞くこと
○人は誰かを幸せにしなければ幸せになどなれない。身近な人を喜ばせること。
○知恵を絞って家事を手抜きする。
○人の輪に入っていい人間関係を作ること。
子育ての不安、ストレスは
子供の笑顔をたくさん見ることが真の解消法!!
忘れた頃にまた何度も読みたいと思う本でした。 -
Posted by ブクログ
育児書として1番頼りにしたい本です。
佐々木先生の優しい言葉たちを見てもうずっとうるうるしてました。
子どもたちの気持ちを受け止めてあげる大切さがよくわかります。
読んだら必ず子どものことを抱きしめたくなります。
(トイレトレーニング)
トレイで排泄するのは「気持ちよく快適なこと」 それを知る前に親の褒め言葉が欲しくでできるようになってしまうのは偽りの前進。
偽りの前進を知った子供は指しゃぶりが出たり敵意や攻撃性の感情を内向させることがある。
ほめすぎは失敗した時親がどんなに失望するのかを教えているようなもの。
なんでもひとりでできるようになることが自立ではない。
他人との調和の中で主体性 -
Posted by ブクログ
子育てに限らず、人と接する時の大切な考え方を教えてくれる本だと読んでいて思いました。
自分に余裕がない時は、相手の表層的な部分しか見えていない状況に気づけない場合もあるかと思います。自分を客観視する大切さを教えてくれる内容でした。
子どもはとてもかわいいです。かわいいからこそ、自分の思いが届かなかった時に相手が子どもだと分かっていても、感情的になることもあるかと思います。子どもの行動の背景について考えることがとても大切なのだと学びました。
子どもの成長をサポートしながら自分自身も楽しみながら成長して行くことが子育てには必要なのだと思います。
「子どもは三歳までに一生分の恩返しをする」と本にあり -
Posted by ブクログ
ネタバレイヤイヤ期の子供との接し方に悩んで手に取った本。子供の気持ちを優先できていなかったな、子供のペースがあるのに合わせられていなかったななど、反省するとともに心が軽くなった。
本書に書かれている通り、育児本はこれが正解と言うものはないのだろうから、気に入った部分を参考にさせてもらおうと思います。
・甘やかすことによって、守られているという安心感が子供の土台を作る。甘やかすとは子供の望みに応えること。子供が望んでいないのに先回りしてあれこれするのは過干渉。
・条件付きの愛情ではなく、そのままを受け入れることが、子供の自己肯定感につながる。
・待つことは甘やかしの基本。偏食も無理に食べさせずに食べられ -
Posted by ブクログ
佐々木正美先生の本に失敗はない!
怖がりは個性。ジェットコースター、サッカーが強い。逆にその繊細さを生かして、音楽、芸術に生かす。
できないことはできなくていい。できないときは手伝ってあげる。という姿勢を持ち続ける。
できることは何か?好きなことは何か?が重要
いじめているこたいたら、真っ先に乱暴した子を抱きしめてあげる。いじめっこを家に呼ぶ。彼に用事を頼み、力もちだから助かるよ。とほめてあげる
可愛くない態度をとるときほどかわいがって。
子どものしつけで最も大切なことは、自尊心を傷つけないこと。
地kらでおさえつけられると反発心が生まれるし、自分を守ろうという気持ちが働くために、どん