佐々木正美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めての出産を経験し、3ヶ月の子どもがいる状態で読みました。乳幼児期が、とても大切で人格の基礎が出来上がる大切な時期ということを再認識できた。人格形成の根幹である、この時期に、忘れずにいたいと思ったことを箇条書きにしてみました。また、子どもが成長したい時に、読み返しながら、育児を楽しんでいきたいと思いました。
・乳幼児期の基本原則は、可能な限り子どもの要求をみたしてやるように心がけながら育てる。
・乳児期に人を信頼できると子どもは順調に育つ
赤ちゃんが望んでいることを、望んでいる通りしてあげる。このことが、人を信頼できるようになる第一歩になる。
・子どもが子ども同士で行動するためには、遊園地なども親だけと行くより、親しい何家族かで行ったほうが子どものためにはいい。子どもは「子ども同士で育ち合う」
・育児で大切なのは待つという気持ち。発達や成長は、育児書に書いてあるより、少しゆっくりめでいいのです。競争しない、あせらない、いそがない。いつできるようにかるか、楽しみに待っておく気持ちが大切。
・ありのままの子どもを受け入れること。人間はどこかで全面的に受容される(ありのままの自分を承認される)時期があればあるほど、安心して自立できる。
・子どもが失敗したときが親の出番。親は失敗を受け止めて、子どもの不始末は親が謝って始末することが大切。もう二度とこんなことするなよと言う必要はない。親の惨めな姿を見れば、子どもはこたえる。極力やらないようにする。
・子どもがどうしたらいいかわからない時、初めての状況に出くわした時、なにか出来るようになった時、子どもは必ず振り返る。その時に、見てあげているかどうかが重要。
・思いやりのある子に育ってほしければ、思いやりのある姿をたくさんみて育つ必要がある。子どもは身近にいる人をお手本にする。小さければ小さいほど、お手本にする。
・子どものとの今の時間を大切に
子どもを幸せにできる喜びをずっと大きくもって、子どもに期待する喜びは小さくする。 -
Posted by ブクログ
乳幼児担任をされてたもと保育士のお義母さんから借りた本。
この本を読んで、あぁこういう風に子育てをされてきたからこんなにも穏やかで優しい希応くんが育ったんだなと思った。
これから自分にも子どもが生まれて、子育てに悩んだ時にそっと立ち止まって読み返したくなる本。
⭐️子供の将来をより豊かにしてあげようと思って過剰期待するのは、子供を拒否していることと同じ。自発性や主体性が育たなくなる。
⭐️子供にとって自分が本当に愛され、大切にされていることが実感できるように育てることが大切。自己肯定感が高い子になる。
⭐️乳幼児期は子供の欲求を可能な限り、要求通りに聞いてあげることが、人を信頼する心を育て、自立もスムーズになる。やってあげすぎということはない。
⭐️繰り返し教え、伝え、できるようになるのを楽しみに待ってるよというスタンスでいる。
⭐️子どもは親の言った通りにはせず、やっている通りにやる。こういう子になってほしいという思いがあるならば、自分がそういう振る舞いをすればいい。
⭐️思いやりは一緒に喜び、悲しむ気持ち。
⭐️お試し行動は自分が愛されているかの確認。叱らない。
⭐️子供の幸せだけでなく、保護者の幸せを考える。
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Posted by ブクログ
ネタバレ過保護とは、子どもの望んでいることを聞きすぎること。過剰干渉とは、子どもが望んでもいないことをやらせすぎること。
過保護って、そうなりたくても全部は叶えてあげられないので、子どもの要求を全て満たしてあげるくらいの気持ちで良いみたい。
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この場合の子どもの要求については詳しく定義されているわけではないので、部分的に切り取って読むと賛否あるかもしれない。
が、ここまで佐々木先生の本に触れると、「要求」がどのようなものか分かる。
この「要求」は、大人が子どもの話を本気で、心から、真剣に、目を見て聞いてはじめて分かるものだということ。
子どもが口先で「◯◯がほしい」「◯◯してほしい」と言っている◯◯は、子どもが本当に手に入れたいものとは限らない...。
たとえば、「このおもちゃ買って!」は、本当におもちゃそのものが欲しいのか?よーく話を聞くと、遊び相手がほしい、親が関わってくれないから(本当は一緒に話したいんだけど忙しそう)おもちゃがあれば暇潰しになる、など...本来の要求が隠れているかも...。
つまり、佐々木先生が言う
子どもの要求を全部満たしてあげる
というのは、子どもの言いなりになることではない。
まず、本気で子どもの話を聞くこと、
タイトル通り
子どもを心身ともに抱きしめること、から始まる。
ただ一つ忘れてはいけないことは、親が満たされていないと、実行するのは難しいということ。
親はもう親になってしまったので、これからできることに注力する。
私自身が外に親しい友人をできるだけ多くもち、信頼関係をもって接すること。夫婦、家族、地域の人間関係のなさで、やすらぎやくつろぎを見出すこと。
全部がよくある必要はなくて、一部でいい。
その一部がいろんなところにあると、救われるよね、という話。そこからはじまる。
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Posted by ブクログ
佐々木正美先生の本、3冊目。
あとがきのライターの方のメッセージが沁みた。
私も、そんなのムリと思いながら、佐々木先生の言葉を思い出して、軌道修正して、その繰り返し。
あなたはあなたのままでいい。
自分は自分のままでいい。
自分を肯定できないと、他者は肯定できない。
子育てって、やっぱり親育だ。
激しくしかるほど、しかられる子になる。
優しく穏やかに伝えれば、しからなくていい子になっていく。
ほめすぎることもよくない。
時間に追われがちな自分、まあいいかと、ズレていく時間を楽しむ。
子どもが喜ぶことを、喜んでしてあげる。
子どもの望むことを望むようにしてあげる。
その先に、人間関係を自然に豊かに営む力が育まれる。
この子の喜ぶ顔を見ることが、わたしの最大の喜び。
長いようで短い子育て期間を楽しみたい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ自身の業務で子どもと関わるため手に取った本。
今現在私が関わる、次の世代を生きる子どもたちには、この本で学んだことを活かした関わりを大事にしたい。
たとえば子どもの短所ばかりに目を向けず「長所をできるだけたくさん指摘」することや、子どもにばかり目を向けてしまうのを防ぐため「大人が孤立せず『社会化』する」こと、また子どもに「成績ではない価値を伝えていく」ということ。ここの辺りは特に意識したい。
どうしても教育現場において、生徒が「いい子」であることを良しとしてしまいがちだが、本著の言うとおり、それは大人にとっての都合のいい子でしかなく、長所の裏には短所もあることを忘れないように心がけたい。
あとは、どんな子も尊厳や権利を持ち、優劣など関係なく生きていてよいのだ、ということを、態度をもって示していくのが理想の働き方だと感じた。
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また、幼い頃の私と大人との関わりの問題点はどこにあったのかを考えさせられる本だった。私自身が中高時代に行き渋りや1ヶ月程度の短期間ではあるが不登校を経験したことがあるので、その点でも興味深かった。
私自身が子どもとして大人との信頼構築をやり直すならどこになるのか、もう少し元気なタイミングで深掘りしていきたいと思う。 -
Posted by ブクログ
ネタバレなんでだろう。終始泣きそうになりながら読んだ。
私もこんなふうに育ててもらったんだと思うと。
以下は引用です。
「日々の生活のなかで、子どもと一緒に喜び楽しむことを、親自身の喜びにするのです。」
「子どもの喜びのために必要な困難を、日々できるだけ淡々と受けいれることです。」
「「親が望む子ども」に育てるのではなく、「子どもが望んでいる親」になるという気持ちを忘れないこと。」
「自分を信じられる人間は、絶対に怠け者になりません。」
「日々の食事の用意に、お金や時間ではなく、心を遣うことが、どれほど子どもや家庭の精神保健に大切なことか、その心遣いだけで子どもは健全に育つのです」
「相手に向かって、絶対に言ってはいけない言葉の一つは、相手の人格を否定したり、自尊心を傷つけたりしてしまう言葉です。」
「叱るよりも丁寧に言って聞かせる方が、はるかに有意義です。」
「待ってあげる姿勢は、子どもを充分信頼しているという気持ちを伝えることになり、子どもへの愛を子どもにもっともわかりやすく伝えることにもなるのです。」
「大事な原則は、「悪いこと」をしたから叱るのであって、「悪い子」だから叱るのではないということ」
「子どもにかぎらず人間は、自分が他者から愛され、大切にされている存在であると自覚することで、自信や意欲や希望をもって、活動できるようになります。」
「人間は、人間関係のなかにしか、真の喜びを見いだすことができません。」
「子どもたちを一生懸命かわいがって育ててください。どんなときにも愛してください。」