あらすじ
子ども達がこの素晴らしい世界で生きていくときに最も必要なものは、どこででも根を張り花を咲かせることができるあたたかくて強い心。児童精神科医からすべての子どもと共に生きる人々へ。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
自身の業務で子どもと関わるため手に取った本。
今現在私が関わる、次の世代を生きる子どもたちには、この本で学んだことを活かした関わりを大事にしたい。
たとえば子どもの短所ばかりに目を向けず「長所をできるだけたくさん指摘」することや、子どもにばかり目を向けてしまうのを防ぐため「大人が孤立せず『社会化』する」こと、また子どもに「成績ではない価値を伝えていく」ということ。ここの辺りは特に意識したい。
どうしても教育現場において、生徒が「いい子」であることを良しとしてしまいがちだが、本著の言うとおり、それは大人にとっての都合のいい子でしかなく、長所の裏には短所もあることを忘れないように心がけたい。
あとは、どんな子も尊厳や権利を持ち、優劣など関係なく生きていてよいのだ、ということを、態度をもって示していくのが理想の働き方だと感じた。
===
また、幼い頃の私と大人との関わりの問題点はどこにあったのかを考えさせられる本だった。私自身が中高時代に行き渋りや1ヶ月程度の短期間ではあるが不登校を経験したことがあるので、その点でも興味深かった。
私自身が子どもとして大人との信頼構築をやり直すならどこになるのか、もう少し元気なタイミングで深掘りしていきたいと思う。
Posted by ブクログ
P116
子どもの言うことを、じゅうぶん聞いてください。
子どもののぞむことを、惜しみなく与えてください。
それだけで、子どもの心は育ちます。
子どもたちの心を、豊かに、大きく、あたたかく
そだてていくことが、こどもたちの未来を育てること
になるのです。子どもたちをやさしく、大切に育てる
を、どうか忘れないでください。
P4
成長や発達について考える中核的なことになると、
「そのことは、時代が変わっても、決して変わるものではない」と考えている大切なことがあります。
お母さん、お父さん。
どうぞ子どもを甘やかすことを決して恐れず
一生懸命かわいがって育ててあげてください。
いい子にしているときにかわいがるのではなく、
どんなときにも愛してあげてください。
子どもは愛されることで、いい子になるのです。
P27
子どもは依存と犯行をじゅうぶんにしなければ自立できません。子どもの依存と犯行を「我慢しよう」と
思わないでください。
草花に「いますぐ咲きなさい」なんてムリをいわず、
ただ大事に手をかけて、花が咲くのを楽しみに待ちます。
いろいろ努力して、工夫して、それでも楽しい。
育児はたいへん、と思うときがあるかもしれませんが、
本当は育児ほど楽しく、大きな喜びを与えてくれるものはないと思いますよ。
P37
自分の個性や特性に合わせて、将来の職業、社会での「役割」をイメージしながら、そこに向かっていこうとする・・・主体性は、自分に自信をもち、自己肯定感をちゃんともっていることで芽生えてきます。
そのために大人ができることは、
あなたには価値があるのだ、
かけがえのない存在なのだ、
ということを全身で伝えてあげることです。
成績、運動よりも人間にはずっと大切な価値があるのだ
ということを伝え続けてあげること。
P47
長所は常に短所の裏返しで、
短所は長所の裏返しだということ。
例 終わったらくたびれて片付ける元気なんかない、
というのが健康な状態。ちらかし放題の子は親から見たら短所だけど、うんと元気で集中して遊べるというたいへんな長所をもっている。※小さいころから片付け上手→遊びへの活力、意欲が乏しいともいえるから心配。
P54 差別感の芽生えはしかたのないことですが、
大事なのはそれを乗り越え、人間の本当の価値、
道場ではない本当の平等を理解することができるように
教育することだと思います。
・・・
まったく同じ人間として平等だから、役割を分担して
できない部分を補うのだ、という意味を理解すること。
P68 本当のやさしさは、
自分より恵まれたものに対しても、強いものに
対しても、変わらないやさしさのこと。
親が子どもにやさしくすれば、子どもは必ず
人にやさしくなれます。家族みんなに愛されて
育った人は、きっと人を深く愛することができるようになります。
P76 85
本当の自尊心は、相手の自尊心をも認めることにつながる。自分に誇りがもてる子どもは、友だちに共感することができ、だからこそ、いい友だちもたくさんできるのです。
うんと愛され、自分の希望をたくさん聞いてもらって、
丸ごと自分を受け入れてもらったという経験があって
はじめて、子どもは自分に自信をもち、そこから他者に
共感することができるようになる。
その土台がないと、「遊びのルール」「社会のきまり」
といった規範を「なるほど」と受け入れることができません。
P92
実はどんなに新しく見えるものも、結局は過去の
歴史の上に積み重ねられたもの。
先人を尊敬すること=共感
家庭や学校で、人といっしょに楽しむこと、
人が悲しんでいるときにいっしょに悲しむこと、
人と共感する心を育てること。そうしたことが
あって、はじめて子どもは尊敬や感謝と言う感性を獲得します。その感性があってこそ、過去の素晴らしい芸術に共感したり、その尊敬数r相手を信頼し、じゅうぶんに
依存し、健全な模倣をすることができます。その段階がなければ、次の段階である「自立」「オリジナリティ」は生まれないということなのです。
P98
創造力が育つ、子どもが育つ 基盤は、
子どものなかに人を信じる力をそだてること。
人を信じる力=感謝や尊敬の感情に直結するもの。
そのことが自分を信じる創造性につながっていく。
このプロセスをわかってもらえると、子どもを育てる
ことは非常に楽しくなる=その子の持っている力を
しっかり引き出してやることができる。
そのためには、
どれくらい子どもに依存させてあげるか、
安心させてやれるか。
それが、これからの創造的な生き方
(人から学ぶ、真似る)にずっとつながっていく。
・他、PCメモ
勤勉であることの本質は、他人と一緒に何かができる態度。覚えた言葉を使い、心を込めて手紙を書く、誰かに何かを伝える、伝わる文章表現ができる、が一番大事。漢字、英単語を覚えるということの先に、会話や手紙があり、それが社会参加へとつながったとき、はじめて本当の勤勉らしきものになる。〇〇ができる姿を心・頭・優しい眼差しで常に指導=軸をぶらさない、ただ温かく穏やかな環境設定を作り、信頼関係や心のつながりを大切に、できるまで待つ、からできる。 根気強く思いやりをもって、子どものやる気を高める。怒りにかられそうになっても、ぐっとこらえて子どもを守る自分でいるために学び続ける、きちんと心身を休めたり、自然と接したり、自分のやりたいをする。
★感想
挿絵の子たちの怒っている表情含め
全てが愛おしい。
この感情は、娘や出会った子たちとの時間、
支援してくれた方や共に働いてきた人たち、
地域の方々にもらったもの。
自分を育ててくれた親、
親にしてくれた娘に感謝して。
本書は、
子ども達の未来をつくるのに
大人のプライドは無駄であり
私たちの誠実な心と行動のみと覚悟する。
でも、失敗したらやり直しましょう、
周りの人の力を借りましょう、
支え合って子育てを楽しみましょう。
そう言ってくれている。
Posted by ブクログ
これから始まる長い育児
その子の可能性を大きく開花させてあげるために、親としてできることが書かれている。
子どもだけではなく、自分のこれまでの育てられ方を振り返ることもできる。
まずは幼い頃にたくさん愛情を持って、両親への依存体験をさせることで自信の土台づくりをさせる。そしてその後、その土台がうまくできてれば、豊かな感情や、感謝の気持ち、人を尊敬する心、創造性などが育つそう。
Posted by ブクログ
子育てについて書かれている本ですが、自分はどのように育てられて、どう生きてきたのかなど自分と向き合うために読むのもいいと思います。子供はいませんが、夫婦間のことも少し書かれていて、なるほどなと感じることがたくさんあり、この本を読んだ後は気持ちがスッキリしました。
Posted by ブクログ
子育てのバイブル本。
過保護と過干渉の違いなど乳児期〜思春期までを読みやすくまとめた本。模倣は素晴らしい事、恋愛は自己愛など...思春期で反抗期始まったらもう一回読みたいかな?
Posted by ブクログ
ずっと手元に置いている私の子育てバイブル。たくさん手をかけて甘えさせてほめて認めて安心させてやることが大事ってわかってはいるけど、うまくできなくて、今日も反省です。
Posted by ブクログ
子どもの心、三つ子の魂100までとよく言いますが、そのことについて深く理解する事ができました。子育て中ですので、我が子の心を育てること、あたたかく見守っていきたいなと思いました。
Posted by ブクログ
佐々木正美先生の本ということで、今更ながら読みました。
非常に読みやすく、さらっと読めてしまいますが、大切なメッセージばかりと感じました。
特に印象に残っているのは以下。
・健全な人格形成のためには土台がいちばん大事
・「なんでもひとりでできるようになること」が自立ではない、他人との調和のなかで主体性を発揮して暮らしていくことが本当の自立
・子どもは自分の希望をありのままに親に受け入れてもらうことで、「自分は価値のある者なのだ」と感じられるようになる
・子どもの自然な気持ちを最大限に発揮できるようにしてあげるのが、育児というもの
・「いい子」とは大人にとっての都合のいい子
・人間は、やさしくしてもらった経験がないと、けっして他人に対してやさしくなることはできない。 親が子どもにやさしくすれば、子どもは必ず人にやさしくなれる。
・子どもの言うことを、じゅうぶんに聞くこと。子どもののぞむことを、惜しみなく与えること。それだけで、子どもの心は育つ。
子どもの気持ちを尊重する、というのがいかに大切か実感しました。しつけとして、子どもの行動をコントロールしてしまいそうになることが度々あるなと感じたので、必要以上にそのような行動を取らないように気をつけたいです。
子どもがまだ小さい今の段階で出会えて良かったです。何度も繰り返し読もうと思います。
Posted by ブクログ
子どもを甘やかしすぎだと周りに言われて
自信をなくしていたところに
このままでいいんだよ、と優しく背中を押してくれた本。
何かに迷ったらいつでも立ち返りたい本です
Posted by ブクログ
育児書として1番頼りにしたい本です。
佐々木先生の優しい言葉たちを見てもうずっとうるうるしてました。
子どもたちの気持ちを受け止めてあげる大切さがよくわかります。
読んだら必ず子どものことを抱きしめたくなります。
(トイレトレーニング)
トレイで排泄するのは「気持ちよく快適なこと」 それを知る前に親の褒め言葉が欲しくでできるようになってしまうのは偽りの前進。
偽りの前進を知った子供は指しゃぶりが出たり敵意や攻撃性の感情を内向させることがある。
ほめすぎは失敗した時親がどんなに失望するのかを教えているようなもの。
なんでもひとりでできるようになることが自立ではない。
他人との調和の中で主体性を発揮して暮らしていくことが本当の自立。
そのためには人を信じ、自分を信じることが大切。
勤勉さとは仲間の中で何かの役割を果たそうと努める姿勢。
自分の子供だけがうまく育つなどということはあり得ません。
周囲の仲間と共に育ち合う。
親がその意識がなければ不健康な優越感、劣等感を持ってしまう。
Posted by ブクログ
絵本作家の岡田千晶さんの挿絵が、本当に子どもの手触りを写し取ったかのような柔らかさ。そして、著者の語りかける姿が伝わってくる目次。何度も読み返したくなる、やさしい本。
児童精神科医であった著者が一番伝えたかったことは、子どもを甘やかすことを恐れないこと。いい子にしているときだけではなく、どんなときにも話をたくさん聞き、のぞむことを与えてあげる。
個人的には、同著者の『子どものまなざし』よりもスッと伝わってくる気がする。2016年発行の本なので、子育てする時期と近いからか。もしくは、著者が重ねた月日が年輪のように言葉に厚みを与えているからか。
今は亡き佐々木正美さんの語りを、折に触れて読み返したい。
Posted by ブクログ
佐々木正美先生の本は、言葉がとても優しくて温かい気持ちになれます。子育てで悩んでいることがあれば背中を押してくれたり、これでいいんだと思わせてくれます。子どもを大切に思い、子どもの願いを叶えてやり、子どもの成長を温かく見守りたいと思わせてくれます。私は佐々木正美先生の本を定期的に読むようにしています。この本は特に読みやすく、2.3時間もあれば読破出来ます。読み終わった後は自分の心にゆとりが出来、子どもを愛しいとき思う気持ちが高まります。
Posted by ブクログ
素敵な本だし、手元に置いておきたいと思う良書だとも思う。
子どもは自由にのびのびと育てたいし、望むものを与えてやりたいとも思う。
でも、
子どもがそばにいてほしがっているのがわかっていても、それがどうしてもできない気持ちのときがある。わかっているのに、心がどうしても応じようとしてくれない。むしろ逆に逆にといってしまう。わかっているのにイライラしちゃう、そんな時どうしたらいいかも教えてほしかった。
好き放題、やりたい放題やらせていい限度が正直わからない。本当にごはん食べなくてもいいの?お菓子ばかりでもいいの?夜更かししてもいいの?夢中になれる遊びがあれば、そちらを優先でいいの?
やりたいようにやらせた結果、手がつけられないわがままな子になるのではないかと不安になる。
学校行きたくないと言って、それを受け入れたら、そのまま一生行かなくなるのでは…と。
それすらも大したことではないと、どっしりと構えた方がいいのか。
Posted by ブクログ
・いい子にしているときだけかわいがるのではなくどんな時も愛してあげてください。かわいがるからいい子になる。
・しかりすぎ→偽りの前進をさせることに。後に指しゃぶりや敵意や攻撃性の感情を内向させていくことがある。
・反抗期は魚を釣り上げるときの強烈な引きと同じ。手ごたえを楽しむことに良さがある。強引に引き上げると糸は切れる。
・子どもの希望を聞き入れる。佐々木家も好きなものは好きなだけ食べさせ、嫌いなものを食べさせようとしたことはない。
・自分の子どもに過剰な期待はしない。過干渉にならず、保護的に育てる。
・競争心、協調性を育てるためにはたくさん友達を家に呼び、友達の家にもたくさん遊びに行くこと。
・長所をできるだけたくさん指摘してあげる。短所はほんのちょっぴりでよい。ほどほどに忘れ物があるくらいがちょうどよい。⇔強い不安感、臆病
・形式的な平等感は差別と同じようなもの。真の意味での平等感はずっと精神的に深い部分にある。
・子どもの成長発達には家庭の社会化が必要。
Posted by ブクログ
児童精神医の先生が書いた本
一歳半の娘の子育てに役立てたいと読んだが、多くの学びが得られた一冊だった
特に過保護と過干渉の違いが自分の中でしっくりし、親ののぞみを押し付ける過干渉になっていないかは今後注意しながら子供と接したいと思った
この先生が書いた他の本も読んでみたい
Posted by ブクログ
タイトル通り、子供の心の育て方について書かれた本。健全な人格形成のためには1〜3歳の養育が大事であること、手塩にかけて育てることの重要性、具体的なケースごとの向き合い方が書かれている。文体が優しく、読み終わった後に安心感があり暖かい気持ちになれる本。
Posted by ブクログ
目次の部分が本のまとめになっていて、振り返りたいときにぱーっと目を通せてとても良き。
「自分の子供だけがうまく育つのではなく、周囲の仲間と共に、互いに育ち合う」というところが1番好き。
Posted by ブクログ
学び
❶手塩にかけて育てる
❷自立
❸やさしさ
①子どもの要求に答える
金銭やモノは与えすぎに、要注意
モノで心を満たすようになる(キリがない)
「公園へ行きたい」「抱っこしてほしい」「嫌いなおかずは食べたくない」「お風呂にははいりたくない」「お菓子は食べたい」など
→子どもを信頼する
⇒スキンシップで愛情を伝えつつ、子どもの要求に答える
②「なんでもひとりでできるようにならこと」が自立とは言わない
「みんなの中で自分ができることを行う」ことが自立
→周囲との調和→人を信じ、自分を信じる
⇒自分を信じる:無条件の愛情を受ける必要がある
③立場が弱い、自分に危害を与えない相手に対するやさしさ(ペット・子ども)でなく
立場が強い、自分よりも恵まれている相手に「変わらないやさしさ」こそ本当のやさしさ
→親が子どもに優しくする
⇒子どもは人に優しくなる
Posted by ブクログ
子どもを愛することを厭わない。時に向き合うのが辛くなる時もあるけど、小さいのは今だけ。後悔のないように向き合って、たくさん可愛がってあげたい。
「いい子」のときだけ可愛がるのではなく、どんな時にも変わらない姿勢でいることが大切だと気づかされた。
Posted by ブクログ
E.H.エリクソンの発達課題を散りばめながら、子どもの成長場面に応じた関わり方について書かれていた。
子どもを認め、肯定することが成長に繋がる。「そんなこと分かってる」と思うような事でも、こうして家に本があれば冷静になれていない時等パラパラめくる事で救いになるかもしれない。
可愛らしいイラストが何枚も挿し込まれており、なんだか小さな子が愛おしいと感じた。
本の最後には、乳幼児期に愛を与えられなかった子に対しても、やり直す事はできるというメッセージが送られていた。
この本が出版された翌年に作者は亡くなっている。
子どもたちの幸せを思い続けた人生だったのかなと思う。自分に子どもが生まれたら、大きくなった時に見つけてくれるよう、わかりやすい場所に飾っておきたいなと思う。
Posted by ブクログ
子どもへ愛していることを伝える。
しからずに、なるべくよいところをみて伸ばす。
そんな子育てをしていると自分は甘やかしすぎじゃないか。子どもになめられている、もっと厳しくしなくてはいけないのではないかとよく悩む。
でも、本書では、専門医から、子どもの希望することを叶えてあげる形で育てることを推奨されており、冒頭のような悩みについても、今のままでいいと、自分の子育ての考え方に自信が持てるようになった一冊だった。
簡単なようで、実践が難しい、子育てにおいて持つべき考え方がかかれていると思う。
これまで沢山の子育ての現場を見てきたであろう、著者の経験則や主観が多い印象だが、すんなり納得できる考え方が多かった。
これ、実践できていないなぁと反省する部分も多く、定期的に読み返して確認したいと思える本だった。
Posted by ブクログ
・競争心、協調性を育てるなら友達を家に呼び、友達の家に行く
・仲間の中で、自分で「何かの役割」を果たすことが勤勉さに繋がる
・動物をうんと可愛がる子は淋しい子が多い。親が子を優しく思いやるのが大事。
Posted by ブクログ
子どもにたっぷり愛情を注ぐことが大事、とシンプルに書かれていて分かりやすかった。もし発達段階でつまづいてしまっても、段階を戻して必要な甘えなどをさせてあげる事で育っていける、というのは覚えておこうと思う。
とにかく子どもは誰と比べる事もなく、家庭を安心できる場所にしてあげる事が大切と繰り返し書いてあって納得。
Posted by ブクログ
著者の考えは一貫していて、他の本でも述べられていた内容と基本的には同じ。簡潔に書かれているので、数多い著書の中でも、初めの一冊としておすすめしたい。
Posted by ブクログ
母ではない、でも、子ども時代もあった、「大人」のわたしにとって、目次の時点でハッとするものばかり。
これから子どもに関わっていくことになると思う。大事にしたい本。
ただ、親じゃないからわかんないけど、今はこれだけ(考え方、価値観が)じゃなくない?とか、ちょっと古い気もするなぁ〜と感じるところも個人的にはあった。果たして、真相はどうなのだろうか。