佐々木正美のレビュー一覧
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ネタバレ読書対象者は
3歳までの子に関わるみんな
(パパ、ママ、祖父母、保育園や幼稚園の先生)
3歳までの関わり方、よくある困りごとへの対処法
について書かれている。
母性とは何か、父性とは何かを教えてくれ
また読み直したいと思える1冊であった。
著者は、児童精神科医である佐々木正美先生
専門家が執筆した1冊であり、読みやすく非常におすすめである。
基本的な考え方は
子のきもちを最優先する
ということだと理解した。
以下はネタバレを含む感想となります。
・なぜ3歳なのか
P58:多くの心理研究にて
2歳ごろまでに愛情と信頼を抱き、
3歳ごろまでに心の基礎ができ -
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児童精神科の佐々木正美氏の著者。子育てをする上で「母たるもの」がいかに大事かということを知りました。子どもは、親から無条件に愛されることを感じて成長していくもの。
依存と反抗を繰り返して、自己肯定を高めて、自立していく。
早期の母親との関係で、愛着を形成していく赤ちゃん。
人は生きていくうえで「根拠のない自信」が必要ということが書かれています。根拠のない自信とは、幼い頃に母親との関係の中で、愛着が充分に続くであろうことを確信すること。これが自己肯定感につながることだと思います。
人を信じられるか、そして自分を信じられるか。
それは「根拠のない自信」を持ってないと、そ」が揺らいでしまう。
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ネタバレ子どもへのまなざしを読み勉強になり、こちらも読んでみた。この本もノウハウではなく、子供との接し方、考え方が書かれており勉強になりました。
以下、個人的に気になった点を記載。
・けんかの中で、攻撃性や征服欲が解放されるので、兄弟げんかなどは必要だと思ってもよい。けんかの回数を気にするより、けんかの後の2人の気持ちを大切にする。雰囲気作りをする。
・親の目を気にして、家でいい子にしている子は、幼稚園や小学校で問題を起こすことが多い。家で欠点や弱点をだせる環境を作ってあげることが大事。
・しつけで大事なのは、いい面に気付かせてあげること。短所は先送りでいい。 -
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これは読んで良かったと、思える本だった。
今教えている学校は、授業を基本的に英語で行うところなのですが、たまに日本語を使うとき、私は丁寧語を使います。
いや、基本そうでしょ、という人もおられるかと思いますが、周りの人にびっくりされたんですよね。
「子どもは別に丁寧語というわけではないのに、先生(私)は首尾一貫して丁寧語なんですね。」と。
この本も似ている。語り口が丁寧で優しくて、ずっと聞いていたくなるような、読み進めていきたくなるような。
できるだけ、耳に心地よい日本語に、触れてほしいと、思うのです。
生まれてきてくれただけで、本当に素晴らしくありがたいことなんだ。
この心持を -
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「佐々木正美先生の子育てお悩み相談室」2016、主婦の友社。
本当は、この作者の「こどもへのまなざし」という本を読みたかったんです。
(いずれ、読みたいとは思っています)
まあ、いわゆる「子育て上の、気持ちの持ち方について」という本です。
なにかの雑誌に連されたものであるらしく、一問一答の形式。
全体に貫く態度としては。
乳児、幼児の子育てについて、「甘えさせていい」「わがままをきいてあげる」「無理に良い子にするように躾けない」「とにかく愛してあげなさい」みたいなことです。
それだけまとめて言うと、「なあんだ」となりますが、具体的に読んでいくと、「なるほどなあ」という項目もけっこうあっ -
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育児がうまくいかない。
すぐイライラして怒鳴り散らしてしまう。
怒りで身体中の血が煮え立ち、そのたぎったものをどこにぶつけたらいいかわからない。
ストレスに次ぐストレス。
半年以上トイレトレーニングをしても未だにウンチはうまくいかないし、人が嫌がることをわざとやるし、減らず口を叩くくせに気持ちをうまく言えなくて大泣きする。
こんな子、いらない。
でも......。私が悪いのかもしれない、どこかに障害があるのかもしれない。
わからないよ、助けてほしい。
そこで目に留まったのが、「第四章 障害を持つ子ども」。
もしかして、を考えて読んだ。
すると、こう言われたのだ。
「一番大切なことは、この子達 -
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まなざしシリーズ完結編。前の2冊から10年ほど隔たって、2011年1月出版。
発達障害スペクトラムのお話がかなりの部分を占めている。発達障害の方にとって「無理解で熱心な人」がいちばん困るという。彼らの得意なこと、苦手なこと、世界の捉え方の違い、私はほとんど知らなかったので勉強になった。
障害者であっても、良き理解者に恵まれて輝いている人はたくさんいる。反対に、身近な人に受け入れてもらえず、自分を大事にできず、不幸な状況に追い込まれてしまうケースも少なくない。
でもそれは障害者でなくても人間みんな同じこと。著者が繰返し説いている「どんなあなたでも愛している」という母性愛、これを受けとることなし -
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職員の感動が伝わるカウンセリング研修の報告を読んでいて、中に出てきた「エリクソンの発達段階」をあらためて掘り下げてみたくて、辿り着いたのがこちらの本。
発達心理学の授業で学んで以来でしたが、佐々木先生の人生を振り返りながら、関わってきたお子さんや家族の様子を踏まえながら、日本に今起こってきている人とのかかわりの薄さが生み出す病理のようなものをひも解きながら展開されていく8つの段階が、心に深く沁みてきます。
発達課題のひずみは置いてきた部分を丁寧にやり直すことが大切であり、それは大人になっても言えること。
自分自身も、職員の育成をしていても感じること。
「人間の本当の幸福というのは、人間関係の中