あらすじ
子育てとは、「子どもに寄り添う」こと。
それはどういうことでしょうか?佐々木先生は、
『聞く』『話す』『見る』『笑いかける』『ふれ合う』『待つ』という5つのキーワードでお話してくれます。
例えば、『待つ』の項では、「待つことは信じること。わが子のいまにどんな不安があっても、必ずいい子に育つと信じて待つのです。
待ってもらって育った子は、本当の意味で自立できる子に育ちます」と佐々木先生は言います。
本誌は、現代の子育ての悩みに合わせて構成しました。
パート1 子育てはムズカシイ
パート2 気になる個性
パート3 発達障害の周辺で
パート4 友だち
パート5 上の子の気持ち
パート6 家族で子育て
パート7 私が苦しい など、子育てをする人の気持ちによりそって、やさしく、
時にきびしく、佐々木先生がアドバイスをしてくれます。
どこから読んでも大丈夫です。自分の悩みも、ほかの方のお悩みも、
読んでいるうちに、心の中がふっと軽くなり、明日からまた自然にがんばろうという気持ちになれます。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
佐々木正美先生の本に失敗はない!
怖がりは個性。ジェットコースター、サッカーが強い。逆にその繊細さを生かして、音楽、芸術に生かす。
できないことはできなくていい。できないときは手伝ってあげる。という姿勢を持ち続ける。
できることは何か?好きなことは何か?が重要
いじめているこたいたら、真っ先に乱暴した子を抱きしめてあげる。いじめっこを家に呼ぶ。彼に用事を頼み、力もちだから助かるよ。とほめてあげる
可愛くない態度をとるときほどかわいがって。
子どものしつけで最も大切なことは、自尊心を傷つけないこと。
地kらでおさえつけられると反発心が生まれるし、自分を守ろうという気持ちが働くために、どんなに正しいことでも素直に聞けなくなる。小田や兄気持ちをそんちょするように言われた方が安心して聴ける。
Posted by ブクログ
この先生のお人柄。
「子どもの言うことを日ごろからよく聞いてあげている人が、子どもに言うことを聞かせることができるのです。その順番をまちがえないこと」
「得意と不得意の差が大きいぶん、ていねいに育てると得意の部分が大きく花開く子たちです。だからといって好き放題させろというのではありません。「ダメだ」「やめろ」「いいかげんにしろ」と怒るのではなく、「こうすればいい」と具体的に短い言葉で穏やかに言うのです。まず1週間、しからない努力を」
Posted by ブクログ
今抱えている悩みにドンピシャな解決策に出会えた。この本を読み終えてから子供への接し方、考え方が少し変わった。
あとがきの最後の一行『大丈夫ですよ。あなたのお子さんです。必ずいい子になります。』この言葉で救われた。きっとこれからの子育て中に幾度となくページをめくる一冊。
Posted by ブクログ
非常に良かったです。内容としては、全体を通して、育児に関する相談に対して佐々木先生が回答しているような形式で進みます。
前半は、子どもの個性や子ども同士の友達関係など、割とありがちな悩みに対するもので、それぞれかなり具体的な回答をしていただいていて、誰にでも役に立つような内容が多いと思います。
後半は、発達障害や父親の死別など、より困難な悩みに対して、佐々木先生の的確で温かい回答が、子育てに向かう親の心を支えてくれると思います。特に最後の「Q32 親に愛されなかった私が愛情を注げる?」の回答は、感動すら感じました。ぜひ手に取っていただければと思います。
Posted by ブクログ
いろんなアドバイスがあった。
たぶんこの本のとおりに全部が全部うまくいくことはないだろうけれど、
たいへんなことばかりだけれど、
少しずついい子になってくれたらいいなと思えた