佐々木正美のレビュー一覧
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『子どもへのまなざし』『続子どもへのまなざし』を読んでいなければ私はどうなっていただろうとよく思う。折にふれ、佐々木先生の教え(「どの子にも自分は特別母親にひいきされてると思わせなさい」「子どもが好きなご飯を作る、それだけでもよい」)が思い出されたものである。最終巻となる『完』は、「発達障害」を抱える子についての考察が大きな部分を占める。「自分の子は関係ない」と思う親も、広い目で見れば関係あるのだ(自分の子とその子が決してかかわらないと断言できるだろうか?)。ゆるやかな視点で生きづらさを抱える子どもたちを、みんなで見守れたら。心からそう思う。
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Posted by ブクログ
そして…
『子どもへのまなざし』を読み終えた方…
また初めての方でも 質問形式のわかりやすい一冊。。。
「続 子どもへのまなざし」です。
一章では…
「子どもへのまなざし」を読んだ方からの不安や疑問に
佐々木先生が丁寧に答えてくれています。
二章では…
子どもたちにとって大切な母性と父性について
三章では…
いじめ問題 不登校について
育児と社会のかかわりについて
四章では…
障害のある子どもたちについて
この子どもたちを どのように理解し
どのように育てていったらいいのか…
とても育児の参考になりますので
是非とも 読んでみてくださいね。 -
Posted by ブクログ
幼児期までの親の接し方がいかに
重要であるかがわかりやすく書いてあった。
主張が一貫していること、時代が変わっても
普遍的な人格形成に関わる
育児の心構えを知ることができる。
子供の好きなようにさせることは
甘えたを助長させるので
しつけすべきと考えていたが、
乳児期に子供の望むことをしてあげることが
子供の人を信じる力を育てるということを知り
自分の勘違いに気づくことができて良かったと思った。
また、小学生になるとさまざまな年齢の人との交流や
より多くの友達との中で健全に学んでいくことができるということなので、できる限りそのような環境を選んであげることが大事だと感じた。
全体的に読んで良かったが、最近(というものの既に10年前くらいのことになっている)の批判に全て繋がるので、その捉え方はもう少し実証すべきと感じた。
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Posted by ブクログ
今回1番響いた言葉は
『親は“教育者”ではなく“保護者”であるべき』
難しいけどその通りだな…難しいけど…親として教えること沢山あるじゃないー
あと挿絵が素朴でとても良かった。ワンポイントながら、暖かい絵で好き。(画家:山脇百合子)
この本の後書きを書いた2ヶ月後に亡くなったのかと思うと、著者は最期まで世界中の子供達の幸せを願っていたのだなと心に響く。
以下メモ
・人は順を追って成長していく
・子の好きな事に親が興味を持って接する
・保護者の意義とは子の喜びの為に必要な困難を日々できるだけ淡々と受け入れること
・親が望む“良い子”、子が望む“良い親”
・親の評価に過敏になると創意工夫する力が欠如する
・乳幼児期に要求通り応えてあげると人を信じる力がつく
・根拠のない自信を育てるには無条件に愛すること
・寝る子は育つ、食べる寝る遊ぶ
・心の健全な発達に必要なのは《相手と喜びを分かち合う》経験
・悪い事をしたから叱るわけで、叱られたのは悪い行為であり、その子自身ではない。叱った後も、悪い事をしなければ、あなたは悪い子ではないのだという接し方を心掛けること。頭ごなしに否定をしないこと。
・学童期に友達から学び、友達に教えるという経験によって成熟していく
・昔の子供は大人達からの言葉の毒を、村の遊び仲間達と群れて元気に楽しく過ごすことで解消していた
・母親は守護神である
・子供のウソは、自分や相手を守るためのものである。私はあなたのウソがわかっているよと言うことを穏やかに伝え、その先の会話を上手に続けられるよう協力をして下さい
・叱るのではなく、気持ちを理解して愛情を伝える。穏やかに、言い聞かせるように、ダメなことはダメと伝える
・とにかく穏やかに、繰り返し教え伝える
・人は日常生活で親しく心を許し合う知人や友人を持てば、怒りの程度も頻度も軽減するものだ
・自分の失敗は静かに反省してみて下さい。その繰り返しが、自分の怒りの感情を和らげていくのです。
・親が誰とどんな事を語り合っているか、どんな感情で話しているかを子供は感受性豊かに学び取っている
・子供の話をよく聞こう
・いじめっ子は自尊心を失い劣等感に苦しんでいる
・親は保護者であり、教育者の真似をする事ではない
・依存と反抗的…甘えとわがままを繰り返し自立していく
・人と関わる事で、自分とは一体どういう存在だろうか、ということを知っていく
・反抗期には正面から対応するのではなく、問いにだけ誠実に一生懸命応える。押しつけがましくならないように、思っている事を静かに伝える
・過保護や甘やかしは家庭的な事
・否定系ではなく肯定的な発言を
・発達障害は治すものではない。躾や療育で“普通の子供になる”のではなく、“この子はこのままで良く、そのままで生きやすく”する為のもの。生きにくさや苦しさを手助けし、満たされた心で過ごせる様
・子供の中の“父親像”を壊さないようにするべき
・勉強ができなくて不登校になるよりも、休み時間や放課後に友達と馴染めず不登校になる方が多い
・思春期は現実と希望のギャップに対して欲求不満ややり場のない怒りを常に抱いている。しかしそれが努力や向上心の根源でもある。
・母なるものは受け入れ育てる大きな存在
・世の中の全ての子どもたちが、お母さんお父さん、そして周囲の人々から愛され、人間関係に恵まれた幸せな人生を送れるよう、願ってやみません。 -
Posted by ブクログ
何だかとても丁寧な穏やかな静かな良書を読んだなぁ、という読後感。
最初は“3歳までに決まる”という話で
しまった遅かったー!!!
と思ったけど、最後はいつからでもいいのだと書いてあり、改めて育児頑張ろうって思った。
失敗を繰り返すのが子ども。
すぐ忘れるのが子ども。
子が望むものを全て与えるのが過保護。
親が望むものを与えるのが過干渉。
手をかけすぎてダメなことはない。
友達と過ごす時間に子は学びがある。
長所を沢山言ってあげよう。
分業(自然に発生する役割分担)は差別意識を生むが、避けがたい人の性であり、それを乗り越えていこう。
小学校の休み時間と放課後は、本当は学びの貴重な時間。
恋愛は自分を愛する感情。
親が子供を思いやる気持ちは純粋に近い愛情。
いつからでも
手遅れではない -
Posted by ブクログ
子どもの言うことを聞くと、子育てはたいていうまくいく。
└子どもの言いなりになるようではダメだと思いがちだけど、子どもの小さな希望は全部叶えてあげるのがいいとのこと。
子どもは過保護で育ててください。主体性が育まれ、のびのびした子になります。
子どもをダメにするのは口出しする過干渉な子育て。
└子どもの願いを聞いてなんでも叶えてあげるくらいの過保護でOK、親が先回りして手や口を出すのは過干渉。
怒りっぽくなっているのは心の蓄えが不足している証拠。
└母親自身が子育て以外に楽しめること=良い人付き合いができていることが心の安定に繋がる。
できるようになるまで何度も伝え、穏やかに待つ。それぎしつけです。
└子どもなのでてきるようになるには時間がかかって当たり前。気長に待つ。部屋の片付けは9割親がゆっていい。
どれも当たり前なようでなかなかできない。これがてきたら苦労しないわ、所詮綺麗ごと、と思ってしまう瞬間もあったけど、少しでも日々の育児生活に取り入れて、親子共幸せに暮らしたい。 -
Posted by ブクログ
子どもを本当に幸せにするために親が取るべき態度について、厳しくも冷静に説明されている。
正直なところ耳が痛い話が多いが、親として改めて子どもの要求に応えられるようにしたいと引き締まる思いだ。
また、子ども同士の中で子どもは学び育っていくという話が印象的だった。
お友達と上手く関係を築けなくても、気の合う人と仲良くできればそれでいいんじゃないか、と思う一方、子ども社会の中で自分の立場や相手の気持ちを推測って、言動を選ぶことを覚えていく大切さもまた成長に必要なのだと感じた。
エビデンスベースの話ではなく体験ベースの話なので、「果たして本当にそうなのだろうか?」と感じる点はあるものの、あらゆる親子を見てきた著者の見解は概ね正しいのだろう。