佐々木正美のレビュー一覧

  • 子どもの心の育てかた

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    タイトル通り、子供の心の育て方について書かれた本。健全な人格形成のためには1〜3歳の養育が大事であること、手塩にかけて育てることの重要性、具体的なケースごとの向き合い方が書かれている。文体が優しく、読み終わった後に安心感があり暖かい気持ちになれる本。

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    2024年11月08日
  • 子どもへのまなざし

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    再読。
    子どもへのまなざし

    長女はもうすぐ4歳、今までとは違った悩みも増えてきたので読み直しました。

    ・「ゆっくり待っていてあげるから、心配しなくていいよ。いつからできるようになるか、楽しみに待っててあげるからね」というスタンスで子どもを見守る
    ・全面的に受容することで、子どもは自信と人への信頼を育てる
    ・安心して失敗できる存在になる
    ・しつけは繰り返し教えること、そして待つこと

    といった子どもへのまなざしが綴られています。育児書は合う合わないありますが、こちらは前向きな気持ちで子どもと向き合うヒントになるような一冊。

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    2024年10月08日
  • 子どもの心の育てかた

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    目次の部分が本のまとめになっていて、振り返りたいときにぱーっと目を通せてとても良き。
    「自分の子供だけがうまく育つのではなく、周囲の仲間と共に、互いに育ち合う」というところが1番好き。

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    2024年09月23日
  • この子はこの子のままでいいと思える本

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    相談者から寄せられた、子育てに関する悩みを専門医としての立場からアドバイスして行く内容である。母親としての子供に関する内容がメインだが、父親として子育てに関与して行く点にも触れられていて子供のいる親として読んでおくべきである。子供に対しての接し方は、幅広く存在し、明確な答えなど勿論ない。どう接していいのかわからない時、この本はきっとヒントを与えてくれることだろう。

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    2024年08月18日
  • 子どもへのまなざし

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    ネタバレ

    育児書として昔からの名著と呼ばれる一冊。
    まず前提として、この本は精神科医が【1998年】に書き上げた著書であるということを念頭に入れた上で読む必要があるように思う。
    現代社会に照らし合わせると、昭和時代の育児観で、少し脅迫的に感じる箇所がちらほら。
    現在子育て真っ最中の家庭が、この本に書かれている「方法論」を実践しようとすると、心がしんどくなるお父さんお母さんもいるのではないか?と感じた。

    そんな前提を差し置いても、「子どもと向き合う姿勢・在り方」はバイブルとして繰り返し読みたいと思える本だった。
    著者とお話しているみたいに、語り口調も優しい。

    ●備忘録
    「子どもを育てるということは、最

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    2024年08月11日
  • この子はこの子のままでいいと思える本

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    人それぞれの悩みを読むことができて良かったです。また、それに対する筆者の回答も大変にためになるものばかりでした。
    娘が1歳になったので、これからの関わり方の参考にしたいと思います。

    一点だけ残念なところ
    妻のことを家内と表現する部分は、あまり気持ちの良いものではなかった

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    2024年07月17日
  • この子はこの子のままでいいと思える本

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    何がきっかけかは忘れてしまいましたが、著者を知り、多くの出版物があることを知り、この中で何が読みたいだろうかと考えて、本作のタイトルに惹かれました。

    積極的に育児書を読むようになってから、ありのままの子どもを肯定することの大切さを学び、行動に移してきたつもりです。
    けれど、それでも時折子どものクラスメイトのエピソードを聞いて「え?皆もうそんなことできるの?」とドキドキするのも事実。
    そんな私に優しいお叱りをくれた一冊です。

    佐々木さんに寄せられた、数々の親御さんからの相談の中にはまるで自分の事のように思えるエピソードが多々ありました。
    子どもを強く叱ってしまい自己嫌悪になったり、子を思うあ

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    2024年05月17日
  • 子どもへのまなざし

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    上司に勧められて。
    前半は現代の親が何故、子育てにストレスを感じるかについて書かれている。近所、親、友達など繋がりを持つ大切さについて書かれていて、余裕がある時に読んだ方がよさそうな内容だと思った。子供達同士で育っていくものだから、子供同士でつながって行ける環境を作ることも大切だと書かれていた。

    中盤からは、ありのままを受け入れることの大切さ。特に、喜ばしいことよりも困った時、大変な時にそのままでいいと受け入れること、そっと手を差し伸べることの大切さが書かれている。

    赤ちゃんは泣いて訴えることしかできない。乳児期には人への信頼感を持つことが何よりも大事な基盤となるため、2歳くらいまではその

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    2024年05月28日
  • 【新装版】抱きしめよう、わが子のぜんぶ(大和出版) 思春期に向けて、いちばん大切なこと

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    中1の娘にイラつき、泣かせてしまった後、妻が読めと渡してきた本。佐々木さんの本は、子供らがまだ小さい頃によく読み参考にさせてもらっていた人の一人。幼児向けだけでなく、思春期の子育て親用のもあったのか、読んでみようと読む。

    「幼児期からの問題をそのまま引きずるようにして生きている」を読み、私のケースを考えてみる成る程。

    「子どもがうまく育たない家庭の責任の80%は父親の方にある」は耳が痛い。

    その他は、他の本でも同様の内容
    ・「子どもの話をちゃんと聞く」事が大事。
    ・子供の望むことをしてあげる
    うむ、意識しよう。

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    2024年04月05日
  • 子どもへのまなざし

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    定番の子育て書、とのことで読んでみる。

    現在子育て1年生なので、やっぱり乳幼児期の話が気になってしまう。乳幼児期の育児がその後の基礎になる、ということは心に留めておきたい。若干プレッシャーに感じる日もあるが…。
    我が子のことが大好きだ、という気持ちを優しく肯定してくれる本だなぁと思う。この子のことをたくさん抱きしめてあげたいなって時に背中を押してくれるような。
    子どもが大きくなって、子どもとの関わり方が変わってきた時にもまた読んでみたい。

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    2024年03月31日
  • 【新装版】抱きしめよう、わが子のぜんぶ(大和出版) 思春期に向けて、いちばん大切なこと

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    反抗できるのは親を信頼しているから。
    十分な依存を経験しないと自立できない。
    子どもの話をじっくり聞く。ただただ一生懸命聞く。そして抱きしめる。
    しっかりありのままの子どもたちをかわいがろう!

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    2024年03月13日
  • この子はこの子のままでいいと思える本

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    児童精神科医が子育ての悩みに答える

    子供の自律性は、待って貰っている間に育つ

    しつけとは、穏やかに、繰り返し言って聞かせて、出来るようになるまでゆっくり待つ、ことが重要

    子供が乱暴なときほど優しくする
    子供はいくら甘やかしてもよい
    子供に愛情が伝わるように表現する
    子供の自尊心を傷つけない

    上の子に優しくすればするほど、上の子はお兄ちゃんらしくなる

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    2024年01月10日
  • 子どもの心の育てかた

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    サクッと読め、子育てにおいてとても大切な、学ぶべきことが書かれている素晴らしい一冊でした◎
    岡田千晶さんの挿絵も温かく、とても良かったです。

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    2023年11月18日
  • 子どもへのまなざし

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    乳幼児期はその子の性格を決めるとても大切な時期。建物で例えたら基礎工事のようなもの。そのためやり直しはきかない。
    では、どうしたらいいか。
    子供の期待や要求にはできるだけ答え、親側の期待や要求はできるだけ伝えない。これに尽きる。

    虐待してしまう母親というのは例外なく孤独。夫婦関係がうまくいっていなかったり、実家の親とも疎遠になっており、腹を割って話せる友人も少ない。
    育児上手になる第一歩は母親がいつでも何でも相談できる、頼れる円滑な人間関係を築いておくこと。なにより夫婦円満でいること。これだけでかなりの育児不安は取り除かれる。

    現代は人間関係を煩わしく感じているため、核家族化がますます進ん

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    2023年10月16日
  • 発達障害の子に「ちゃんと伝わる」言葉がけ

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    佐々木正美先生の本はどれも子供への愛に溢れてますね。手のかかる子供には手をかけてあげればいいんだよ、と。本書では、発達障害児の特性を理解して、こんな風に対処しましょう、ということが書かれていますが、発達障害児に限らずすべての子育てに共通していると思います。実践できるようになったら、私の親レベル上がるはず。
    ただ、親にも余裕がないとできません。親自身が心の余裕を持てるように自分の環境を整えておくことも大事かな、と。

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    2023年04月08日
  • 子どもへのまなざし

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    かかりつけの小児科の先生が持っていた本
    児童精神科医が語る乳幼児期の育児
    ぐりとぐらの山脇百合子さん挿絵
    将来幸せにするために
    行動することも大事だけれど、
    それよりも今この瞬間を
    幸せに過ごすことができるように
    という育児の方が何倍も良い。
    両親の関係が良ければ良いほど
    子供のありのままの姿を尊重できる親になれる。
    子供がしてくれることに
    喜びをかんじるのではなく、
    子供の希望に応えられることに幸福を感じられる親であれ。

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    2024年08月25日
  • 新装版 「育てにくい子」と感じたときに読む本

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    妹が生まれてから、兄(3歳)の癇癪に困ることが多くなりました。まさしく、今の自分に必要な内容だと読んでみて実感しています。この気持ちを忘れないよう再読しようとおもっています。

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    2023年02月15日
  • この子はこの子のままでいいと思える本

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    ネタバレ

    いつも温かい。
    子の父親に対する態度は、お母さんが本当に思っていることを表現しているに過ぎないって本当。

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    2022年11月20日
  • 新装版 「育てにくい子」と感じたときに読む本

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    母親寄りの話ばかりなのが残念だが、まさに悩んでいることについて書かれていることも多く、参考にはなった。できたら父親も色々やれって書いてあれば夫に「ここにもパパが頑張れって書いてあるよ!」とか言って育児に巻き込むきっかけができるのだが…

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    2022年09月05日
  • 3歳までの子育てに大切なたった5つのこと

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    惰性的に子どもと関わりがちになった自分に活をいれようと手に取ってみた。
    そうしたら、思った以上に心に響く言葉がたくさん。
    ・人間関係が人の幸せを決める
    ・理想の育児は「不足を感じている」というメッセージ
    ・母親のまなざしは行動規範もつくる~わからないことがあったら親やまわりの大人に教わればよいという行動規範があるから
    ・ほほえみの交換によって、他者と共鳴する感性が育つ
    などなど。
    そして、身につまされる点もたくさん。
    スマホ片手に子どもに関わっていなかったか。
    子どもに笑いかけられた時ちゃんと返せていたか。
    子どもファーストに今は生きようと誓ったことを思い出しました。
    明日からもっと思い切り見

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    2021年12月10日