あらすじ
困っているのは、子どもも一緒。子どもの気持ちがわかれば、〈とまどい〉も〈理解〉に変わって、大人も子どももラクになれる!
本書では、周りの大人が理解しにくい子どもの「困った行動」に着目し、その行動が訴えている本当の意味を考え、子ども一人ひとりに合った対応を紹介します。
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Posted by ブクログ
大人はどうしても、発達障害のある子の困った行動に目が行きがちですが、それを子どもの視点で点検しなおして、大人側が無理な要求や関わり方をしていないか、見直すことが必要、ということが書かれていた本でした。
確かに、発達障害の子のほとんどは五感+平衡感覚などの感覚の発達がでこぼこしてうまくいっていなかったり、過敏または鈍感だったりするので、その子自身の世界の感じ方が違います。
それだけに、「この子はどんな感じ方をしているのか」を子どもの立場でみてあげることが大事だなと思います。
そう考えると、発達障害またはその疑いのある子は、どの感覚が鈍いのか過敏なのかをチェックして、親やその子に関わる大人は知っておくといいでしょうね。
この本は、子どもの特性別に具体例と対応のしかたが書かれています。また、別の視点でみればこんないいことも♪なんてことも書かれているので、今まで悲観的に子どもさんを見ていた大人の方には光が見えるかもしれません。