霜月流のレビュー一覧

  • 新しい法律ができた

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    新しい法律ができた、から始まる物語を色んな書き手が描く1冊。

    新しい法律ができているわけだから、世界設定がSFっぽかったりディストピア感を感じるものがあったりして、楽しく読めた。
    その他にも、ぞっとする物語、切なくなる物語、短い中でミステリーのような作りになっている物語…
    叙述トリックが含まれているものや、ばかばかしいと思ってしまうような内容の法律が大真面目に取り扱われる物語など、本当に色んな味がする1冊。

    なかでも殺人を罰する法律が"新しい"法律として制定される「もう、ディストピア」が特に良かった。
    有り得ないはずの世界に説得力があって冷たい汗をかく。


    「ルパちゃ

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    2025年06月19日
  • 新しい法律ができた

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    「新しい法律ができた。」で始まるショートショート集。全部で25作。一行目は全員一緒というシリーズの五作目です。作家によって同じ言葉から広がるイメージが様々で、おもしろかったです。

    金子玲介「ルパちゃん」、矢野帰子「日本国民に英語の勉強を義務づけへ」、くどうれいん「ショートケーキの夜」、五十嵐律人「革命夜話」が私のお気に入りです。特に「革命夜話」の最後の一文には、重みを感じました。

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    2025年06月14日
  • 遊廓島心中譚

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    幕末日本。幼いころから綺麗な石にしか興味のない町娘・伊佐のもとへ、父・繁蔵の訃報が伝えられた。さらに真面目一筋だった木挽き職人の父の遺骸には、横浜・港崎遊廓(通称:遊廓島)の遊女屋・岩亀楼と、そこの遊女と思しき「潮騒」という名の書かれた鑑札が添えられ、挙げ句、父には攘夷派の強盗に与した上に町娘を殺した容疑がかけられていた。伊佐は父の無実と死の真相を確かめるべく、かつての父の弟子・幸正の斡旋で、外国人の妾となって遊廓島に乗り込む。そこで出会ったのは、「遊女殺し」の異名を持つ英国海軍の将校・メイソン。初めはメイソンを恐れていた伊佐だったが、彼の宝石のように美しい目と実直な人柄に惹かれていく。伊佐

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    2025年06月08日
  • 遊廓島心中譚

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    時代小説なのだから…お話なのだから…と思いつつ、なんだか悲しくなってしまう話だった。

    ミステリ部分は面白かった。

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    2025年05月27日
  • 遊廓島心中譚

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    ネタバレ

    途中まではてっきり叙述ミステリになるかと思いながら読み進めていたが、終盤怒濤の本格ミステリに想定外の興奮。
    信実の愛に至るまでの描写や人物描写が少し物足りないが、世界観が骨太で満足
    粟菱の正体が明かされた瞬間が一番興奮したかも

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    2025年03月23日
  • 遊廓島心中譚

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    途中でこの話結末知ってると思った
    前に途中で投げ出した本だった
    前半、設定は面白いけど、なんか話に乗れない
    後半やっぱりそうかという結末だった

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    2025年02月17日
  • 遊廓島心中譚

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    フェイクマッスルと同時受賞ということで、期待して手にしたが、文章が流れず、立ち止まることしばしば。人物造形もチグハグ。最後ので謎解きも、納得とはいかなかった。ブラッシュアップ上手くいかなかったのかなぁ。テーマは面白いのに。次の作品に期待。

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    2025年02月14日
  • 遊廓島心中譚

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    『フェイク・マッスル』と同じ賞を受賞されてたのでこちらもということで年末から読み始め、今年最初の作品がこれに。

    姉の死によって真実の愛に固執するお鏡と、父親の不審死を解明すべく立ち上がった伊佐。
    ちょっと時代背景のせいなのか文章が読みにくいせいかなかなか物語に入り込めなかった。
    あと鏡にも伊佐にもあまり感情移入できなかった。
    伊佐、宝石好きは良いけど父親の死の真相を解明したいはずなのに相変わらず石に執着しすぎだし洋妾になるのに肌は許したくないとかなんか甘いこと言ってるし…

    でも有栖川先生が『この作品が1番大きな物語になりたがってる気がした』と評価されてて、素敵だなと思った。

    ただ、また別

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    2025年01月09日
  • 遊廓島心中譚

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    第70回江戸川乱歩賞受賞作。私のような素人の感想より、巻末の各大御所の江戸川乱歩賞選考コメントが実に面白いのでぜひ。特に今回受賞から漏れた作品に対してのバッサリとぶった斬るコメントはなかなか背筋が凍る。プロの世界の厳しさがよく現れていた。

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    2024年12月15日
  • 遊廓島心中譚

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    選考委員でも意見がわかれたようだが、とても乱歩賞を受賞できるような作品ではないなあと。テーマや時代・舞台設定は興味深いが、時間の行きつ戻りつの意味と、とても長い導入部の割に荒唐無稽なラストのミステリー。次頑張りましょうレベルだと思う。東野圭吾氏の選評が一番的を射ている。

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    2024年12月03日
  • 遊廓島心中譚

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    幕末の日本、横浜・遊廓島を舞台にしたミステリ。

    お鏡の姉が祝言前に心中のうえひとりで亡くなったことから何かに取り憑かれるかのように心中箱を持ち占いをすることから物語は始まるが、もう一方で町娘・伊佐の父が、強盗をし町娘を殺害し船饅頭で焼け死んでいたという。
    お鏡と伊佐の話が交互に進んでいく。

    この時代を想像しながら読み進めるのに入り込むのに少し時間がかかった。
    終盤以降にやっと盛り上がるが、真実の愛とは…を軸にした話のようで、石のなかに全てを潜めていたんだなと感じた。
    遊郭島を舞台にしてあったが、内情の泥々を感じることなく、遊廓島そのものを心中箱に見立てたというスケールの大きさには驚かされた

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    2024年11月27日
  • 遊廓島心中譚

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    設定も面白い。
    序盤の展開も まーまー面白いが
    後半が 良くない。
    退屈で ちょっとオチのつけ方無理があるんじゃないかなー

    江戸川乱歩賞かー
    うーん。

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    2024年11月24日