高星麻子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
3人のアンソロジーです。表紙はあくまでイメージ・・・
「冬の蝶」(深山くのえ)薄幸な主人公-綺姫がひょんなことから幸せをつかむ心温まるストーリー。あとがきに「平安時代にメールが…」とありますが、肉筆だからこそ伝わる心の動きが主人公二人の距離感を伝えてくれます。タイトルの「冬の蝶」が登場する終盤では、綺姫と高季を応援して手に力が入り、最後に思わず「よかったね」と呟いてしまいました。脇役もぴったりとはまっていて、短編にしておくには惜しいと思いました。
「愛玩王子~My Dear~」(片瀬由良)結婚式前後の主人公二人と、愉快な仲間たちの繰り広げる明るいお話。「愛玩王子シリーズ」は読んだことがありませ -
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Posted by ブクログ
いつもの内容と思いきや、びっくりするほど話が進みました。
エドガーの決意にはびっくり。
でも、そうしないと解決しないから仕方がないですよね。
今回の巻は本当に切なかった・・・。ナックラヴィーといい・・・。
というかテランが怖すぎます。
奴がリディアにしようとしていることを想像するだけでもゾッとします。
イチャイチャは少ないけど、エドガーとリディアがお互いの愛を確かめ合ったのは良かった。
プリンス・預言者と、今回は内容が濃すぎて、頭が混乱しそうです。
リディアはやはり妊娠しているのでしょうか。
最後のオルゴールが意味深です。
早くニコにどうなっているのか教えてもらいたい。
リディアは一体何者な -
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Posted by ブクログ
やっとリディアから婚約を認めてもらえたエドガーだが、当のリディアはケルピーに連れ去られ記憶を消されてしまう。何かを忘れていると気づいたリディアだが、エドガーに出会ってもなかなか思い出せない。そんなとき、ロンドンで奇妙な病が流行りそれにプリンスが関わっている可能性が高いことをエドガーは突き止める。一人でユリシスのもとへ乗り込むエドガーを心配したリディアも急いでロンドンに向かうが、途中で妖精に出会いロンドンブリッジへ連れていかれてしまう。ロンドンブリッジを壊そうと企むプリンスを防ぐため、ロタも急遽船に乗って戦うことに?!
今回は心臓を射抜かれた言葉がちらほら。引用文はどれもエドガーの本当の気持ち