【感想・ネタバレ】R134のレビュー

あらすじ

「俺だけ見て、俺にだけ話して、俺だけに優しくしてればいいんだよ」 四年前、白倉梓朗は幼馴染みで誰よりも大切な麻也を守るため、留学を決意した。そして今日、麻也のもとに帰ってきた。けれど、梓朗の留学を裏切りとしか思えなかった麻也は「一生おまえの顔は見たくなかった」と梓朗に告げる。一緒にいることに慣れすぎていたふたりの別離。それは互いに不安とより強い独占欲を抱かせもした。麻也を誰よりも理解しているのは自分だ、絶対的な自信を持っていた梓朗だったが──…!?

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

想像以上によかった!シローのマーヤに対する愛の種類の葛藤、そして苦悩する姿、マーヤの純粋なシローへの執着的な愛、そこに加わるユウ。この関係が好き。続きが読みたくなる。執着愛なのにあまり重くならず読みやすい。

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2011年03月30日

Posted by ブクログ

梓朗の由宇に対する嫉妬や麻也の幼さが切なくなります。
登場人物は多すぎて余計でキャラがかぶってるのが難点。
最後、で?由宇はどうする?な終わり方だけど
途中が切なく萌があったので高評価

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2010年04月15日

Posted by ブクログ

橘紅緒さんの作品は、どこか「儚げで秘めやか」だ。
しかしその中には、確かに強烈な感情や濃密な雰囲気が存在している。
個人的に、この人の場面場面での雰囲気描写の繊細さは最高だと思っているのだが、くせがあるので、太鼓判を押して誰にでも薦められないのが残念なところ。
登場人物たちに感情移入させつつ、客観性を持たせて痺れるような感動やもどかしく痛い感情を読者に与えてくれる。
本書もその期待を裏切ることなく、読み終えた時には「ああ、橘紅緒だなぁ…」と頷くにはいられなかった作品だった。
てゆか、あのプールのシーンがあるだけで買って正解だったよ久々にBL読んで身悶えてしまったよ…!
私の中では間違いなくBLで好きな小説5本指に入る作品(嫌いな人は嫌いだろうけど…)。
今回は特に脇役たち(?)が個性的で魅力的。
魅力的過ぎてそっちも気になってしょーがないんですけどおお!(特にニーナと千秋)
曖昧なまま終わってしまっているので、主人公2人の今後も気になるけど、周りも気になる!ってことで続編とスピンオフお願いします、橘先生!

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2010年03月01日

Posted by ブクログ

こういう依存関係、だいすきです。
だいすきなんです…が、こういう関係は閉鎖的で互いしか傷つけ合えないから良いのであって子供に嫉妬するあたりはなんか、微妙な気分になった。あまりに精神的に未熟なんじゃないかな、みたいな。いや、未熟じゃないと依存関係は成り立たないのですが。まあ身勝手な注文なんですけども。それ以外はちょう好みです、紅緒さんすき。

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2010年09月02日

Posted by ブクログ

デザイナー×モデル(幼馴染み?)。
相変わらず独特な雰囲気で、まったりした気分の時に読むとよりいっそう気分が味わえる気がします。
同居人たちのクセがありすぎで攻めの印象が薄かった(笑)

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2010年04月01日

Posted by ブクログ

客観的な書き口で甘さ最小限のビターチョコのような文体なのに、どこか狂おしい切なさがある。
ハッピーエンドですが、割とどろどろの感情を書いているので読んでいて痛いです。橘さんだなぁ、という感じ。

互いに強い独占欲を持って、依存し合っての悪循環。
好きなタイプのキャラではなかったけれど、麻也の子供のような強烈な性格は魅力的に感じました。
久々の橘さんの作品という事で大切に読みました。面白かったです。

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2010年02月14日

Posted by ブクログ

橘さん読むの2作目。文章表現も作品が持つ雰囲気も好みなのですが…。心情をもう一歩踏み込んで描写して欲しかったかな。母親から受けた心の傷がトラウマとなっている麻也を守ろうとする梓朗と、梓朗限定で執着する麻也の間にあるものが恋へと昇華していくには二人の心の揺れ動きがすごく大事だと思うんだけど。由宇の存在意義もちょっとピンと来ない。由宇に対する麻也の感情が曖昧なので、その存在が麻也にどんな影響してるのか掴みきれず、すっきりしない。このあたりもじっくり書いて欲しかったかも。

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2011年09月21日

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