高星麻子のレビュー一覧
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狗神の花嫁の続編です。
新婚生活のふたりがすれ違いまくるお話でした。
前回、藤のもふがあれば最高だとかのたまってたら、今回
神々の宴に出席するにあたり、本当に藤のもふを見られるとはっっ!!
狗神がもふで茜がもふもふで悶え狂いそうなところに、
藤のもふですよ。
宴に出たら出たで、同じ狗神の青月ももふもふときたもんだ。
もふもふ天国を堪能できる1冊でしたが、内容は重め。
愛してくれた人を失ったことから祟り神になりかけている
青月をなんとか救いたくて、あれやこれやと行動する比呂と、
比呂を失うかもしれない不安に押しつぶされそうになって
始終ピリピリしてる狗神がすれ違いまくってます。
結局の所、狗神 -
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エドガーとリディアの息子・アルヴィンも一歳半を迎え、いよいよ一家はエドガーの亡き父の領地であるシルヴァンフォードを訪ねることに。けれども両親の眠る墓地は鍵が堅く閉ざされていた。鍵を持つ墓守の老人は、本当の若君であるエドガーを後継者と認めていなくて……「伯爵と妖精」のその後を描いた後日談番外編集。
ちゃんと読書しなくちゃ!よしはくよー読もう!待ちに待ってた番外編だ~ 本編終わっててその後日談と言うのは実に心落ち着けるもので良いですねえ。今回収録されてる話はほとんど最終回後なのでなおリラックスして読めました。前までははくよーの文章読みづらいなあって思ってた、むしろ毎回コバルト読むとそんな風に思っ -
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ネタバレシリーズ5巻目。
ケイトを殺人鬼ライナスから守るため、彼女の側から離れる決意をしたイーノット。でも、少佐がなぜ自分から突然距離を置くのか分からないケイトはイーノットのことを諦めきれずに切ない想いを抱いていた。そんな中、ライナスから次の殺人予告が届く。次の標的は軍関係者の娘であることが判明。イーノットが護衛任務につくことになった少将の一人娘・エリカとの縁談の噂も広がり、ケイトの心は不安で揺らいでいた。
少佐、ケイトに大事なことを伝えなさすぎでしょ!(笑)もっと思ってること伝えてあげて!って思うぐらい前半のケイトが不憫でした(泣)
イーノットがいない間リオが頑張るんですが、やっぱり少佐じゃないと -
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ネタバレ近所の本屋さんが入荷に一ヶ月以上かかったせいで、漸く読めた!
全体的にほのぼのとした短編集だったなぁ
相変わらず妖精との問題に巻き込まれたりしてる一方で
ロタとポールの関係の変化と彼らの旅立ち
念願のエドガーの帰省
そしてアルヴィンの物語
どれもよかった
ただ前に雑誌で読んだ『春を待ちわびて』は設定が変わっていてびっくりしたけど
そして結局オニキスの毒がどうなったのか分からない
設定が変わって描写が変わったせいか、毒が浄化されてないような気もするし、リディアがアルヴィンが成人するまで生きてるかとか考えてるからやっぱ寿命縮まったままなのか?とも考えられるしで・・・
誰かハッキリさせてくれ・・ -
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シリーズもはやいもので、27巻。残り5巻となる。
なんだかいろいろややこしくなってきて、ついてくのに必死になってきたり……(すみません)
まだ、時々、誤植や校正もれがあって「あ゛~」となる。
ユリシスのことを少し見直したのに、結局、そうなるしかなかったのかなぁ。
プリンスを屠るためには、道はひとつしかなくて。
そんなときでも、ラブラブ要素はなくならないのがこのシリーズのいいところ。
エドリディはシリアス街道まっしぐらなので、その役目は、ポール&ロタとレイブン&ニコ(笑)
いつからだろう、毎巻レイブンとニコの2ショットイラストが必ず挿されるようになってて、それを見れば癒される!(*´▽`*) -
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ネタバレシリーズ4巻。
久しぶりに発売したように感じた。待ってましたって感じ♪
軍人イーノットからルビーの原石をプレゼントされ、直接会ってお礼を伝えたくて仕方がないケイト。けれど、イーノットの所属する南部基地に行っても門前で帰されるばかり。少佐との間にある見えない壁に胸を痛めるケイト。そんなある日、ケイトは同じ医学生のリオに誘われ、同じく医学生のノーマンと共に東部にある彼の祖母の家に行くことになる。けれど、その町は今、若い女性ばかりを狙う連続殺人事件が起きていて、ケイトたちは偶然にもその事件に巻き込まれてしまう。しかも、その事件を担当していたのがイーノットたちでケイトは偶然にも東部で彼に再会すること -
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か、カラー口絵がついてるっ!(゜∇゜)
しかも1ページだけとかじゃない! 少年向けのラノベみたいになってるー!
なんですかこれ、いつから!?
高星先生のイラストが美麗で……にやにや←
内容は今までで一番濃いように感じました。
ケイトの恋がものすごい勢いで進展。逆に少佐は……もーこれだから大人はっ、という感じ。
勝手な予想ですが、もうちょっとで完結なのでは…? と思わせられる展開。続きが楽しみです。
ここで言うのもアレですが…。
コバルトはいつカラー口絵を取り入れてくれるんでしょうかっ?
集英社さん、私はいつまでも期待して待ってますからね――!(笑)(`∨´ゞ -
Posted by ブクログ
ネタバレこれで完結です。
確か「LaLa」の広告で「ヴィクロテ」と「伯爵と妖精」の紹介を見て
長いあいだコバルトから離れていたのに、また読み始めたのでした。
期待通り本当に面白いシリーズでしたが、ちょっと詰め込み過ぎかな。
最終巻で、ちょっと書ききれないところもあったような。
だけどきちんと物語が収束して、狙い通り着地したのは立派ですね。
今回のお気に入りシーンは、エドガーとアルヴィンの対決シーンと
アーミンとケルピーの最期のシーン。
特にアーミンとケルピーの場面は…もう大好きで、たまらないです。
あんな幸せもあるんですね。
これがあるから少女小説はやめられないんだよなあ。 -