高星麻子のレビュー一覧
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購入済み
ギャップが凄かった
攻めの執着心の強さは、ちょっと怖いくらいでしたが、そこまで想われて羨ましいとも思いました。
受けに対する態度とその他の人の違いが、はっきり出ていて面白かったです。作者さんも言ってましたが、ほんとに残念なイケメン…。
受けは包容力のすごい男前でした。想いが通じ合ったあとに、受けが攻めに言ったセリフ良かったです。
もう一度読み直してみたいな、と思った作品でした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ赤ちゃんのときに行方不明になって、そのあとは傭兵団で暮らしていたアメリア。
突然自分が王女だと知らされ、そのあとは自分の使命で悪名高き帝国へ。
この帝国。
馬鹿皇帝に馬鹿皇子で、女性蔑視の極みと思えるようなことをしてましたけど、アメリアは彼らの前でやっちゃって、死神皇子ウイリアムに下げ渡されて、さあどんな皇子が出てくるのかと思ったら。
死神の革をかぶった普通の人でした。
(戦闘馬鹿かもしれないけど)
アメリアとウイリアム。
共通の目的ができて、最初は恋人というよりは戦友って感じでしたけど、お互いを知れば知るほど惹かれ合うって感じで、ちょっとニヤニヤ。
最後は皇帝相手に一芝居をうってましたけど、ここで終わりってことは続編出るんですよね?
まだ、なんも解決してないし。
続編希望です。 -
Posted by ブクログ
前回、あんな格好良い終り方をしたエドガーさん。今回の中編では、なんだかとっても楽観的に。そうだよね。あなたって基本そうだったよね。お坊ちゃんで美形でタラシなんだもんね、デフォルトが。
と気が抜けるような、ほっとするような。とりあえず、リディアを傷つけることだけはしてくれるな!と読んでいたため、レイヴンに「もっとやれ!もっと言ってやれ!」と思う回数が多かったように思います。
リディア視点だと、どうしても切ない方へと傾いてしまうので、エドガー視点が新鮮でした。彼、ヒゲ生えるんですね。イラストだと完全無欠の王子だから、なんだかそれも新鮮。
短編が2つありますが、どうにも続きが気になって仕方がないため、気もそぞろ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレヒロインのお父様がすごく格好良くて、オッサン愛に目覚めてしまいそう。お可哀相にとか、不憫な、とか、思わないでもなかったですけど、あの方はきっと悔いや心残りがあってもそれをネガティブには受け止めず、肯定してしっかり抱えて前へと歩んでいらっしゃるのだろうと思うと、思わず涙ぐんでしまいそう。
お母様も、確かに酷い女で酷い母親だなと思ったけど、でもそれが全てじゃなくて、多分そうせずにはいられない苦しみが彼女を駆り立ててるんだと思ったら、やっぱり泣きたくなる。自分を痛めつけていないと安堵できない心理状況というのは、私にも理解できないわけではない。なんか偉そうな物言いになるが、確かに同情に値する女性ではあった。彼女はきっと、根が純粋で潔癖な女性だからこそ、あそこまで引きずり苦しんでいるんだろう。彼女の少女性。汚い大人になれればもっとずっと楽だろうに。
ただ、ちょっと残念に思ったのは、そこらへんのご両親のお話とか、登場人物の話題にちらりと出てくるだけだったヒロインの兄弟の話とかももっと掘り下げて、せめて前後編くらいで読んでみたかったこと。ヒロインが自分の出生を知ったエピソードとか、母親の過去の状況も若干不透明に感じて、確かに想像で補える範囲内だとは思ったけど、主人公カップルやその周りの人物達が好きだからこそ、もうちょっと丁寧に読んでみたかったなというのが正直な感想。一冊で纏まってはいる、しかし若干の物足りなさ、というのが星四つの理由。この際せっかくだから、お母様の苦しみが払拭されてほしかったな・・・そうすると確実に物語の展開変わっただろうけど。これから亡くなるまでにゆっくりと時間をかけて癒していくんだろうけど、でもそれを物語として読んでいくことは出来ないからね・・・想像するだけでは満たされない切なさ。俺だけだろうか。一人くらいお父様の子産んであげてよと思うのは浅はかなのかな。そういう問題じゃない気もするし。ヒロインの兄弟達はそのことを知っているのだろうか。知っているとしたら、どう受け止めているんだろう。なんかそれだけでも短編一つくらいにはなりそうだ。妄想が止まらない。やっぱり宮野先生、大好きです。
最後に思ったのは、傷が治らないのは掻き毟るから。いつかそうすることをやめて、穏やかに受け入れられるような日がお母様に来るといい。