永瀬隼介のレビュー一覧
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フリーライター・加瀬隆史が今、必死に取材をしている相手・・・18歳の時に5人の女性の連続強姦殺人事件を起こして逮捕された獄中の穂積壱郎。彼は一審、二審で死刑という判決が出たにも関わらず、死の恐怖におびえることがなく、また、反省の色もない。上告しているものの、決して無罪の主張をしているわけでもない。彼に取材を申し込んだ際になぜか気に入られた加瀬隆史は、彼の獄中からの手紙により、事件の全貌、そして驚愕の事実を知ることになる。
穂積が信じているのは【至高】と呼ばれるものだけだということが彼の手紙から明らかになり、それがいったい何なのか、神なのか共犯者なのか、実体のあるものなのか抽象的なものなの -
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●感想
犯人の幼少期、劣悪な環境で圧倒的に愛情不足であったことはわかった。が、犯人の弟は穏やかに暮らしているということも知った。兄弟だからといって同じような人生を辿るわけでは無い。
たとえ不運な家庭に育ったことを踏まえても、残虐すぎる手口と、のちの語り口に、自分勝手、他責、あまりにも
●本概要
92年に千葉県内で起きた身も凍る惨殺劇。
幼い子供から大人の男性まで一家4人が殺害され、逮捕されたのは19歳の少年だった。
4人の命を奪った主犯の少年が19歳だったことから世間は揺れた。そして少年19歳に下された判決は死刑。紆余曲折ののち、ついに死刑は執行された。少年の生い立ちから死刑執行までの事件の -
Posted by ブクログ
「三億円事件」をベースにした警察小説。
文庫としては分厚い部類に入りますが、ただ長いというのとはまた違う理由で、読み終えるまでに時間が掛かりました。
玉川上水で、男性の扼殺体が発見されるところから始まる一冊。
被害者の身元はすぐに判明し、特に珍しいものでもない事件と思われますが、定年を間近に控えた警視庁捜査一課のベテラン刑事・滝口は被害者の名前を聞くや否や、顔色を変え、自ら捜査本部へ名乗りをあげます。
滝口とペアを組む所轄署の若手刑事・片桐は、自分を無視するかのような滝口の勝手な捜査に苛立ち、反感を覚えますが、途中滝口から殺人事件の被害者が三億円事件の容疑者の一人であり、また、滝口自身が