永瀬隼介のレビュー一覧
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フリーライター・加瀬隆史が今、必死に取材をしている相手・・・18歳の時に5人の女性の連続強姦殺人事件を起こして逮捕された獄中の穂積壱郎。彼は一審、二審で死刑という判決が出たにも関わらず、死の恐怖におびえることがなく、また、反省の色もない。上告しているものの、決して無罪の主張をしているわけでもない。彼に取材を申し込んだ際になぜか気に入られた加瀬隆史は、彼の獄中からの手紙により、事件の全貌、そして驚愕の事実を知ることになる。
穂積が信じているのは【至高】と呼ばれるものだけだということが彼の手紙から明らかになり、それがいったい何なのか、神なのか共犯者なのか、実体のあるものなのか抽象的なものなの -
Posted by ブクログ
「三億円事件」をベースにした警察小説。
文庫としては分厚い部類に入りますが、ただ長いというのとはまた違う理由で、読み終えるまでに時間が掛かりました。
玉川上水で、男性の扼殺体が発見されるところから始まる一冊。
被害者の身元はすぐに判明し、特に珍しいものでもない事件と思われますが、定年を間近に控えた警視庁捜査一課のベテラン刑事・滝口は被害者の名前を聞くや否や、顔色を変え、自ら捜査本部へ名乗りをあげます。
滝口とペアを組む所轄署の若手刑事・片桐は、自分を無視するかのような滝口の勝手な捜査に苛立ち、反感を覚えますが、途中滝口から殺人事件の被害者が三億円事件の容疑者の一人であり、また、滝口自身が -
Posted by ブクログ
不毛の原野を故郷とする野生的な男が、開発から故郷を守る為にかつての同級生と殺し合いを始めるという刺激強めなあらすじですが、どちらかというと戦前戦後の棄民政策への不理解を糾弾する内容かなと。その為予想よりもアクション寄りではないと感じました。
感想でもその辺の不完全燃焼さを指摘する声が多い気がしますが、アクション巨編では無くて社会派ミステリー寄りなのではないかと。
オオカミ犬のタロウという素晴らしい飛び道具が居るのに、活躍がそれほどでもないのがもったいない。むしろもうちょっと長くして自然と野生の大風呂敷を広げて欲しかった。嫌いじゃないけど確かに少し消化不良かな。 -
購入済み
壮大なラブストーリー
北関東から東京へ。
田舎のバカ息子の家出捜索のはずが、歌舞伎町を統べる中国マフィア内の密告者を探す羽目に。
暴力と殺戮。
非道な行いの中に隠されてる悲しい過去。
若い中国人の男女が見ていた夢。
多分きっとこの本は壮大なラブストーリーなんだと思う。