【感想・ネタバレ】逃亡遊戯 歌舞伎町麻薬捜査のレビュー

あらすじ

新宿署の凸凹コンビが活躍するド迫力の警察小説

伝説のカリスマ捜査官・桜井文雄の後を継ぎ、新宿署組織対策課に異動して
歌舞伎町で命がけの麻薬捜査に取り組む若手刑事・高木誠之助。
高木は組織対策課のやり手主任・洲本栄とコンビを組み、
時に鍔迫り合いを演じながら捜査に邁進する。
やがて二人は、宿敵ともいうべきテロリスト姉弟と再び相まみえることになる--。
刑事たちの生き様が熱い本格警察エンタテインメント。

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Posted by ブクログ

82最後の相棒の続編。主人公が変わったけど酷い環境からの脱却と革命の物語。結構悲惨な境遇の登場人物だけど陰鬱な感じがなく、爽快感というか疾走感がある。最後を読むとこりゃまた次作あるそうですね。楽しみです。

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2023年06月29日

Posted by ブクログ

永瀬隼介『逃亡遊戯 歌舞伎町麻薬捜査』文春文庫。

『最後の相棒 歌舞伎町麻薬捜査』の続編。新宿歌舞伎町を舞台にした本格警察エンターテイメント小説。今回は4話収録の連作形式の短編集。

前作に比べて少しライトな感じで始まった物語は、第三話から急激に熱を帯びてくる。面白いのだが、最後話の結末で高まった熱量が一気に冷める。こんな結末ってありか。続編ありきではないか。

かつて伝説のカリスマ捜査官と呼ばれていたが、闇組織と繋がり、麻薬に手を出した挙げ句、テロリストに殺害された桜井文雄の後を継ぎ、新宿署組織対策課に異動した若手刑事の高木誠之助。高木は主任の洲本栄とコンビを組み、捜査に邁進する。

『第一話 殺しの代償』。

正義と警察組織とどちらを優先するのか。完全なる縦社会である警察組織で正義を全うすることは上から疎まれる場合があり、かなり勇気のいることなのだろう。

若手刑事の高木誠之助と先輩の洲本栄が逮捕を狙う麻薬の密売人は刑事局長の息子で、トー横で家出少年少女に食べ物を配るボランティアをしているうちに極道組織に密売人に仕立てられていたのだ。

高木と洲本の捜査に待ったを掛ける警察組織に業を煮やした高木は洲本を焚き付ける。その陰で密売人逮捕のために裏工作に暗躍する高木だったが……

『第二話 お山の大将』。

野球のスター選手と言えば、今や誰もが大谷翔平の名前を口にするだろう。爽やかな二枚目で性格も良さそうだし、投打の二刀流という前代未聞の活躍で、大リーグでも連日のように大活躍を見せている。

大谷は高校時代に既に162キロというとんでもない速球を投げている。ということもあって、夏の岩手県大会で母校が大谷の花巻東高校と対戦するというので観戦に行ったことがある。坊主頭でやたらと背の高い大谷は格下の母校との試合では1球も投げることはなかったが、周りに明るいオーラを発しながら、ずっとニコニコしていたのが印象的だった。

話は長くなったが、本作に描かれる元プロ野球選手の極道、兵藤の投げる球は大谷のスイーパーみたいな球なのだろう。

と、思いながら読んでいた。

高校野球のスター選手だった兵藤は、鳴り物入りでプロ球団に入る。プロ入りした兵藤は初めこそ活躍するが、数々の不祥事と怪我で挫折する。妻とも離婚した兵藤は引退後に極道の世話になる。

かつて、その兵藤と高校野球で対戦したことのある洲本は男をSに仕立てようとする。兵藤が明かした麻薬取引の計画……

『第三話 越境者』。

どうやら、ここからが本作の核心であるようだ。カリスマ捜査官の桜井文雄を殺害したテロリストが再び登場し、物語は急激に熱を帯びてくる。

茨城の養豚場で働くベトナム人のホアン・ミン・カーは同胞女性が雇い主とその友人にレイプされそうになるのを目撃し、二人を半死半生の目に合わせ、金を奪って逃亡する。

東京に逃げ込んだカーは余りにも過激な行動からニトロと呼ばれ、ベトナムギャングの頭となり、仲間と日本各地で様々な悪事を働く。

余りにも行動が過激なため、仲間にも逃げられたカーは福岡で単身、半グレの賭場荒らしを行い、半グレたちに追われる。窮地に陥ったカーを助けたのは大石頼羅と神路の姉弟だった。

カーを使ってヤクザの若頭を殺害し、大量の麻薬を奪い、その組織の組長に近付く頼羅と神路の目的と正体は……

『第四話 逃亡遊戯』。

最終話。第三話で高まった熱量が一気に冷める結末。こんな結末ってありか。続編ありきではないか。

頼羅と神路の正体は桜井文雄を殺害し、桜井の母子をも拉致した悪魔の如きテロリストだった。本名、広瀬雅子と隆彦の行方を高木と洲本が追う。

本体価格850円
★★★★

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2023年06月15日

Posted by ブクログ

残念ながら読んだはずの前作の記憶がないのですが、、、新宿を舞台にヤクザの親分さえ手玉に取る頭脳と凶暴性を持つ姉と良心を捨てきれない弟の双子の革命家?vs有能ながらアウトロー気味の組対刑事コンビの物語。
それなりに面白いものの、バイオレンスな割に理屈っぽいところがイマイチのめり込めなかった。

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2025年02月27日

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