永瀬隼介のレビュー一覧

  • 帝の毒薬

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    永瀬隼介の作品で第二次世界大戦物という作品。

    そういえば3億円事件の作品もありましたね、ただコレはボリュウムがあるのでかなりオナカいっぱいになります。

    731部隊や帝銀事件とかはあんまり詳しくないので自分自身としては新鮮でした。

    ただ、悪人というかそうゆうひとはいつの時代でも存在して今も昔も変わんないだなと感じた。

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    2012年05月27日
  • 閃光

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    玉川上水で見つかった男の死体は、三億円事件の容疑者のものだったが・・・
    この位ボリュームがあると、読んだなって気になる。
    虚実のバランスも絶妙だし、ウマッ。

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    2012年04月20日
  • 嘘と少年

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    ふと手に取った本です。

    読んでる途中、何だか不思議な感じがして
    そわそわしながら読んでいました。

    成程。そう言う事か。

    悲しい事実があるのだけれど、何故だか私の中には
    キレイな印象が残っています。

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    2012年04月28日
  • 閃光

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    内容(「BOOK」データベースより)
    玉川上水で男性の扼殺体が発見された。捜査陣に名乗りを上げた老刑事・滝口と相棒に選ばれた巡査部長の片桐。滝口はこの殺人事件に三十年以上前に起きた“三億円事件”との接点を見いだす。その頃、殺された男と三億円事件当時仲間だった連中がにわかに再会を果たしていた。昭和最大のミステリーに、緊密な文体と重層的なプロットで迫る!『19歳一家四人惨殺犯の告白』で読者を震撼させた著者がものした、犯罪小説の白眉。

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    2011年12月11日
  • 嘘と少年

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    途中から、あれ?何かおかしいな?という感覚にとらわれて、段々その正体が解ってきた。ミステリーとは違うけど、不思議ながらも読みやすかった。ラストは、ちょっと予測できて残念だったけど、全体的には面白かった。

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    2011年10月02日
  • 去りゆく者への祈り

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    元警官の探偵が依頼者の息子を捜しに東京来たところ、歌舞伎町の中国系マフィアと暴力団、警察の抗争に巻き込まれる。設定自体はハードボイルド小説で本当によくあるものですが、登場人物の個性と背景の設定うまくできており、読んでいて陳腐さを感じさせない作品に仕上がっています。

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    2011年09月10日
  • 誓いの夏から

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    2011/7/30
    永瀬さん初読です。そもそもちょっとした手違いで読み始めましたが、ぐいぐい引き込まれて一気読みしてしまいました。それにしても19年は長すぎませんか。そして、この結末は悲しすぎます。

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    2011年07月30日
  • ノーマンズランド上 無人地帯<新装版>

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    好きな作家さんで、最終的に読み終わってナットクはしたのだが、
    うーんどうもテンポがね。

    最後の畳み込むような緊張感はあったものの、それまでのシナリオが、
    長く長い伏線、にしては微妙な終焉、ということで中だるみもひどかった。

    永瀬作品に登場するカリスマも、短い登場のせいか
    イマイチその魅力が十分に発揮されておらず、
    いたずらに作者が魅力的だのハンサムだの言っても、ちっとも伝わらなかった印象。

    ちょっと残念だなー

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    2011年07月23日
  • 去りゆく者への祈り

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    前日に引き続き、たまたま日本を舞台にした中国と日本との歴史を考える切ない一冊。

    少しだけ救われる箇所が多かったのが、香納作品(孤独なき地)との違いか。
    組織からはみ出て、でも少しだけ自分に意地がある主人公と、
    誇りと祈りを胸に歯を食いしばって生きる中国人、
    組織のために狂ってゆく警察関係者、
    群がるやくざ。

    大きく広がるストーリーの下に沈み込んだ、
    日本と中国の歴史、中国の悲惨な経済格差、差別、中華思想。

    いろんな事を考えさせられたし、切なかったけれど、
    前向きな可能性も、確かにあった。

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    2011年07月10日
  • 閃光

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     後半部分はフィクションがメインの展開になっていくので、三億円事件の真相だ!なんて大仰なキャッチコピーを見せられると、それは違うんじゃねえの?と言いたくなりますが、初めから三億円事件を基に想像力を駆使して作り上げた小説として見れば、非常に出来の良い骨太な推理小説です。他の作品の読んでみたくなります。

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    2017年08月15日
  • 越境

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    永瀬さんの本は、初めて読んだんだけど
    痛快でした!!

    登場人物が個性的でやりとりが軽妙だし
    日本人と中国人の感覚の違いがリアルで面白く
    サクサクと読めました。
    目的が、そういう事だったのか~♪
    一気に読み終わりました。
    必ず、再見してほしいなぁ~。

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    2010年10月30日
  • ノーマンズランド上 無人地帯<新装版>

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    閃光を書いた著者だということで、読み始めました。
    ウルフプロジェクトと刑務所。
    相対する人々。
    上巻は、まだアウトラインといった感じでしょうか。

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    2010年07月11日
  • 越境

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    元刑事のバーのマスターが、お金を持ち逃げした中国女を追って、黒龍江省の田舎町へ行った事から始まる物語。
    話ができすぎといえば、できすぎなんだけど、一言でいえば痛快。
    登場人物が個性的で、やりとりが軽妙だし、日本人と中国人の感覚の違いが、妙にリアルでおもしろい。
    特に、情に厚いけれど、お金が大好きで、不幸な生い立ちにもめげない中国人たちのバイタリティが半端じゃない。
    ぜひぜひ、後日談を読みたいと思った。

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    2010年06月28日
  • 去りゆく者への祈り

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    古城シリーズ第2弾。
    今回は、中国マフィアに潜入した警察のS捜し。
    とにかく、騙されたり、危険な目にあったりでハラハラして飽きさせない。しかも、登場人物に、一概に悪人とは言い切れないような多面性があるのも魅力的。
    最後に意外な人物が再登場したり、シリアスな中にもコミカルなやりとりがちょこちょこ出てくるんだけれど、それが清涼剤的な感じになっていて、えげつない話の割には後味も悪くない。

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    2010年06月06日
  • 退職刑事

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    題名どおり元刑事が主人公の短編集。どれもハッピーエンドでは無いけれど本人なりに落とし前をつけているので、むしろすっきりしたような感覚で悪くない。「罪と罰の果てに」もよかったし最近のお気に入り作家。

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    2010年03月10日
  • デッドウォーター

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     フリーライター・加瀬隆史が今、必死に取材をしている相手・・・18歳の時に5人の女性の連続強姦殺人事件を起こして逮捕された獄中の穂積壱郎。彼は一審、二審で死刑という判決が出たにも関わらず、死の恐怖におびえることがなく、また、反省の色もない。上告しているものの、決して無罪の主張をしているわけでもない。彼に取材を申し込んだ際になぜか気に入られた加瀬隆史は、彼の獄中からの手紙により、事件の全貌、そして驚愕の事実を知ることになる。

     穂積が信じているのは【至高】と呼ばれるものだけだということが彼の手紙から明らかになり、それがいったい何なのか、神なのか共犯者なのか、実体のあるものなのか抽象的なものなの

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    2011年11月02日
  • カミカゼ

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    特攻隊員がタイムスリップして現代に⁈
    2つの時空を超えて、生と死について向き合った作品。
    パラグラフごとに一人称が入れ替わるので、少し読みづらかった。

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    2025年12月07日
  • 閃光

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    予想外の展開で
    ハードボイルド風に書かれ
    面白かったです。

    ただ同じ言葉を何度も使っておられるので
    もう少し語彙を増やされた方が
    より文学的になって
    いいのかなと思いました。

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    2025年07月15日
  • 属国の銃弾

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    2025.3 永瀬さんの小説はいつも熱いね。高倉健さんのやくざ映画を観た人は肩をいからせて映画館から出てくると言われたけれど、この小説を読んでる途中はその圧と勢いに圧倒され続けます。最後の方はペーソスがあふれちゃうけれど。

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    2025年03月14日
  • 逃亡遊戯 歌舞伎町麻薬捜査

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    残念ながら読んだはずの前作の記憶がないのですが、、、新宿を舞台にヤクザの親分さえ手玉に取る頭脳と凶暴性を持つ姉と良心を捨てきれない弟の双子の革命家?vs有能ながらアウトロー気味の組対刑事コンビの物語。
    それなりに面白いものの、バイオレンスな割に理屈っぽいところがイマイチのめり込めなかった。

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    2025年02月27日