永瀬隼介のレビュー一覧

  • 刑事の骨

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    あんまりにも歳月が流れたので、話がぼやけてきて

    なぜ?って思ってしまう
    モチーフは面白いのだけど、なんだか伝わらない

    登場人物たちに魅力が乏しいからかな?
    でも、話の筋としては悪くない
    うん、悪くない

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    2014年03月10日
  • ポリスマン

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    ソ連崩壊、総合格闘技、諜報戦、公安、世界が広がりすぎ。ストリー全体がつかみにくい。ソ連崩壊とレスリングが物語として、どう繋がるのか?人並み外れたパワーが随所に炸裂しているのが、かえって興ざめ。

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    2014年03月06日
  • 刑事の骨

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    後半の予想外の展開にびっくり。特にラストは複雑な心境になりました。そこにたどり着くまでの不破の気持ちも分かる気がするけど、自分の家族のことも考えて欲しかったな。

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    2014年01月28日
  • 狙撃 地下捜査官

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    ネタバレ

    同作者の「Dojo」が非常に面白かったので手に取ってみた本作は、警視庁特務監査室という「警察の警察」的機関を描いた作品。

    空手アクションが満載だった「Dojo」よりも、組織間の確執などに重点が置かれているためか、大分地味な印象を受けます。女性の主人公が活躍するのも序盤の変態逮捕のところだけで、ラストシーンは事件の規模に対して比例しない役職の顔が並ぶ点がそこそこ面白くありましたが、「Dojo」的なアクションを期待してしまっていたので、肩すかしな印象を受けてしまいました…

    そんな先入観がなければもう少し楽しめたかも。

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    2013年11月13日
  • 白い疵(きず)

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    ネタバレ

    読み始めから、これは面白そうだと、はやく先を読みたいと思った。
    が、途中はちょっと本筋に肉付けしすぎの気もした。
    政治面の話よりも女探偵事務所の面々の話の方が面白かった。

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    2013年10月09日
  • 閃光

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    戦後三大未解決事件とも呼ばれる三億円事件をモチーフにしたミステリーです。
    連続殺人事件の犯人、ホームレス(ヨシさん)の正体、警察が組織ぐるみで隠す理由等が本書の大きな謎です。決定的な伏線が然り気無く忍ばせていましたし、これといった綻びもなく意外な真相へしっかり導いていたので、よく出来ていると思いました。
    ただ、三億円事件の犯人グループ、滝口と片桐、ホームレスのヨシさん、それぞれ三つのパートが目まぐるしく変わるので読み辛く、最後迄ペースが上がりませんでした。登場人物が多くてなかなか覚えられなかったのも苦戦する要因の一つでした。

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    2013年09月27日
  • 閃光

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    実話とフィクションが巧く繋がっており、エンターテイメント的な感じで楽しめました。

    刑事モノと長編好きな私にはピッタリな作品でした。

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    2013年02月21日
  • 閃光

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    登場人物に、魅力を感じる人はひとりもいなかった。
    特に、事件に関わったいまは50代の男女は成長を感じられない。
    ★★にしようかと思ったほどだ。

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    2013年01月23日
  • 閃光

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    ネタバレ

    ラーメン店の店主が殺害された事件から、20世紀最大のミステリーといわれる3億円事件を中心に刑事やホームレス等、3億円事件の関係者が絡んで話が進んで行きます。
    読後の感想としては、ちょっと登場人物が多すぎで場面の切り替わりが多すぎかなあ、と思いましたが、全体としては面白かったです。
    登場人物の多さ故でしょうが、登場人物の誰にも感情移入できず、今ひとつ、話に入り込めなかったのが残念。

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    2012年12月09日
  • 閃光

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    上々の娯楽作。
    片桐のやたらといきり立っている人物造形が微妙に違和感を感じなくもないがまあまあ楽しめ、エンディングがこざっぱりした感じ。
    あんまり深く考えず楽しませてもらいました。

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    2012年11月17日
  • 嘘と少年

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    死を前にした友人と、少年の日の冒険を懐かしんでいく、昔は良かった的な話ではないことがうっすら最初から示されている。
    暗さ、悲しさだけではない空気がどこから漂っているのかはラストで明かされる。
    あまり明るくない話だが、真のラストのみ少し救い。

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    2012年10月27日
  • 閃光

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    映画化された、ということで読んだ作品。
    3億円事件を扱った作品は多々ありますが、だいたい2通りに分かれてるような気がしてくる。真犯人・真相を追い求め突き詰めていくパターン(その作者なりの解を提示したり、もしかしたらこうだったのでは、という可能性を示唆するもの)と、事件によって人生が一変してしまった関係者(当事者)の内面をじっくり描いていくドラマと。
    特に後者は、事件発生当事の社会情勢がベトナム戦争、安保闘争、全共闘時代とガッチリ重なる為、そうした情勢との絡みが重要となってくるところで、まずはそうした背景を、それらを全くと言っていいほどに知らない世代にも分かりやすく伝えて欲しい、という気持ちが常

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    2012年06月06日
  • デッドウォーター

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    重いテーマを好んで取り上げる作者が、自身の記者時代の後悔や、敗北感、やり残した無念さに向き合って掘り下げて、またも重たいテーマの作品に仕上げた、といった感じ、らしい(解説によると)。
    ですが、それを知らなくても、テーマに惹かれてどんどん読み進んでいける。基本はエンタメしてくれる作者なので、けっこう好きな方なんですが、多少の消化不良はあるのかもw
    ただ自分は、帯や裏表紙等から、「レッド・ドラゴン」「羊たちの沈黙」「ハンニバル」のレクター博士っぽいのを想像していただけに、さすがにハードルを上げすぎてしまった感は否めない。

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    2012年06月06日
  • 閃光

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    2003年刊行のものの文庫化。2010年、『ロストクライム -閃光-』として映画化。

    1968年に発生した、日本最大のミステリーとも言われる三億円事件をモチーフにして描かれている。基本的にこの小説のストーリーそのものはフィクションであるが、事件当時、容疑者として警察官の息子の少年が捜査線上に浮かんだことなど、実際の出来事も物語の中に上手く織り込んでいる。

    中々上手く作りこまれており、クライムサスペンスとしては、読み応えのある作品となっている。しかし、警官同士の言葉使いの表現に、私は馴染めませんでした・・・。現場の厳しい刑事同士のやり取りということを表現したかったのかもしれませんが、普通、あ

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    2012年06月03日
  • 帝の毒薬

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    帝銀事件の裏には何があったのか・・・
    ホントの真相を求めていたわけではないけれど、話の主軸が太平洋戦争に纏わる云々だったので、ちょっと期待したものとは違った。
    とはいえ、戦争によって狂わされた人々がリアルに描かれ、骨太ではあった。

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    2012年05月28日
  • 帝の毒薬

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    戦後最大のミステリーと呼ばれる「帝銀事件」を史実をベースに作者独自の観点で描かれた小説です。
    終戦間際の満州で細菌兵器を作ろうとした部隊の人体実験。そこから帝銀事件につながる流れは、フィクションの部分があるとはいえこの事件の真相を語っているような迫力がありました。
    ページ数はありますが、展開が早いのでテンポ良く読めてわかりやすいストーリーになっていると思います。
    ただし人体実験など多少残酷な部分もありますので苦手な方にはお勧めできませんが・・・

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    2012年05月09日
  • 誓いの夏から

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    読みはじめはスピード感があってグングン読めたのですが
    ラスト、消化不良ですー。

    うーん、何だかひたすら悲惨なだけな気がしないでもないです。

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    2012年05月06日
  • ノーマンズランド下 無人地帯<新装版>

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    山中における対決の描写が予想の範囲内に納まっており、驚きや興奮があまりなかった。
    タロウの活躍も期待していたより少なく、不完全燃焼でした。

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    2012年04月08日
  • ノーマンズランド上 無人地帯<新装版>

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    最初は過疎の山村が舞台の冒険ものかと思いましたが、すぐに永瀬氏らしく社会派のにおいがしてきた。
    まだ前振りなので評価は難しく、取り敢えず平均の3つにしておきました。

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    2012年04月07日
  • 閃光

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    ネタバレ

    全くの作り話ではなく、事実が散りばめられているところがすごい。
    あの伝説の三億円事件にこんな裏事情があったのかもしれない・・・と思ってしまった。父親が警官の少年Sの自殺が本当にあったとは。

    ただ、とても長かった・・・

    長かったのに、あのラストにがっくり。
    解決させちゃだめか、、やっぱり。

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    2012年01月19日