明咲トウルのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ少女向けライトミステリー。
ヴィクロテの青木さんの新作。ヴィクロテを読むのが途中で止まってしまったのでこちらにも手を出してませんでしたが、新作ということで読んでみた。
文章は主人公のメイド・シャノンの1人称で進んでいき読みやすいです。イラストも明咲さんなので美麗です。
シャノンは執事として有名すぎる父を持つメイドの女の子。主人を影から支え、屋敷で起こる様々な出来事にテキパキと対処できる能力を持っている。その傍らベリーカルテットと呼ばれる屋敷で起こった殺人事件の謎も明かしてしまうという(笑)対する主人のロイはお金持ちの放蕩息子で一応小説家。小説を書くということもあり、観察眼や審美眼、適応力なんか -
-
Posted by ブクログ
ネタバレアルシェイドの代わりにアズィールに向かったスメラギ。
正直ここまで他国の内乱に関わっていいんだろうかって思いながら、このお話の中でがんばったのはシエラかなぁ。
スメラギが捕まったっていう報告に、いてもたってもいられないはずだけど、そこは王女という立場を思い出し、自分は王宮に残ることを選んだし、まあ次の瞬間には飛び出してはいましたけど、それはちゃんとみんなの了解を取ったあとでしたし。
今回のスメラギはひたすら待つっていう、我慢の子でした。
「帝位継承編」という流れの中、アズィールの内乱が終わり、いざスメラギとシエラが再会!っていうところで、まさかの邪魔者が。一目しか会えずにそのままスメラギ -
Posted by ブクログ
ネタバレ中華系のものは結構好きなんで、新刊で買ってみました。
お話的には結構好きかもしれません。
それまでよい王だったのに、王后をなくしてからは悪行ばかりの父を諌めてきた王后唯一の姫玉華は、とうとう王の逆鱗に触れて幽閉されることに。1ヵ月後、王を倒して迎えに来たのは護衛武官の清鳳で、そのまま政略結婚。
お互いに好きなのに、玉華は清鳳は政略結婚で仕方なしに結婚したと思っているし、清鳳は玉華が親の敵である自分と結婚しても幸せになれないって思っていて、よくあるすれ違いものですが、玉華側だけでなく清鳳側の心情もところどころに書かれているので、分かりやすいです。
最終的には誤解が解けて、ハッピーエンドにな -
-
Posted by ブクログ
最近のスメラギさんは眼鏡をかけていないことが多いなあって思いながらの9巻目です。
この巻から「帝位継承編」とあるとおり、アズィールの後継者争いにスメラギがばっちり巻き込まれていきます。スメラギもアルシェイドもアズィールの皇帝の血は引いていないようですけど、まだスメラギの出生の秘密はちょっとしか明らかになってませんし、これがどう影響するのかは楽しみにしてます。
ただ、今回ちょっとシエラの暴走が鼻につきました。いい子ちゃんなのはいいですけど、王女様があとさき考えずに飛び出したりっていうのは止めて欲しいです。シエラとしては恋人であるスメラギのためにってことかもしれませんけど、もうちょっとスメラギ -
Posted by ブクログ
ネタバレ短編集です。
私的にはスメラギとシリスが出会った「幼き主の学び舎」とシエラの両親の出会い話の「素顔の仮面舞踏会」がよかったです。
「幼き主の学び舎」を読むと、今のスメラギとシリスの関係の元ってのが分かる感じがしましたし、意外とスメラギも昔は貴族の娘を相手にがんばってたんだなって(^^ゞ
何より「素顔の仮面舞踏会」では、これまで全然出てこなかったシエラのパパがどんな人だったのかが書かれていて、今は女王となっているシエラのママとの出会いのお話は感慨深いものがあります。このお話のあと、パパはスメラギを助けて命を落としちゃうんですよねー。
脇役グレンも健在で、こういう仲だったら、シエラが砦に行っ -
Posted by ブクログ
ネタバレ銀の竜騎士団の2巻目。
今回は舞台が王宮。そしてシエラは帝国からやってくる使者の第3皇子の接待役をすることになってしまい、その上、その護衛に付くのはスメラギで・・・。今度こそルーシェが王女だとバレてしまう!?・・・わけではありませんでした(笑)ここまでスメラギも鈍いといっそ清々しいwwルーシェはシリスの遠縁の貴族だと思い込んでしまっているのでしょうね。カイトの方がいろいろ気づき始めてるような。でも、彼は隊長至上主義なところがありそうなのでスメラギが白だというのであれば、カイトも白だと思うように努力しそう(笑)たとえそれが黒でも。
そして初登場、帝国の第3皇子・アシュア。彼は小さいのに立派に皇子 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前々から絵が綺麗だなぁと思いつつ、読めていなかった銀の竜騎士団。やっと読みました。
読み始めてみたらページを送る手が止められませんでした。テンポも良く、ストーリーも飽きがこない展開でサクサクと最後まで読めました。キャラクターもみんな個性的で良いです。
主人公は自分の竜・ルーが育たないのは自分が成長しないからだと、王女にも関わらず身分を隠し、竜騎士団に入団して黒竜隊の隊長の元で頑張る15歳のシエラ(竜騎士団にいる時はルーシェ)。
黒竜隊の隊長は死神隊長というかなりおっかないあだ名の18歳・スメラギ。とても10代には見えない落ち着いた態度と、職務に熱心すぎる真面目な世話焼きお兄さん。
そして、そ -