明咲トウルのレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
王女のたまご編というだけあって、確かにルーシェの未熟さが際立っていた気がする。決めるところは決めてくれてたので、全然ダメってわけじゃないですけど。
思うに、トップの人が必ずしも誰よりも優秀である必要はなくて、優秀な人達を纏めて、使うことにさえ秀でていればいいんですよね。その時に使う武器は、シリスみたいに思考を働かせて望む結果を引き寄せようとする頭脳であったり、信頼という互いの人間性をぶつけた上で築き上げる関係の力であったり、要するにその人のために動く人間がいればいい。より多くの人間を動かすことが出来るのが、王様ってことで。目指すところはそこだと、思うんだけどなぁ。最終的に優秀な人が自分の味方に -
Posted by ブクログ
ネタバレいったい、スメラギはいつルーシェが王女と気付くのだろうと、ずっと思ってましたけど、4巻目でやっとばれました。
ルーシェにとってはグリフォンの登場で予定外のばれかたになったみたいですけど、ちょっとがんばれば竜公の自分でも手の届くと思っていたウサギが、実は高嶺の花だと気付いたときに動揺していたスメラギは、なかなか見れないです。
最後に出て来たアルシェイドはスメラギにそっくりということは、なんらかの血縁関係はありそうですけど、そうなるとスメラギもどこの馬の骨っていうんじゃなくて、正当な王家の血筋だとなるし、意外と最後はうまくいきそうな感じはします。
まあ、その前にアルシェイドの求婚に対して、女 -
Posted by ブクログ
ネタバレ3巻目。
シエラが王女であるってことが一気にいろいろな人にばれているのに、スメラギだけには相変わらずばれていないです。
でも今回は、スメラギがシエラのことを好きだと自覚して、ヤキモチ妬いたりと悶々としてるのが見れて、なんかニヤニヤしちゃいました。両思いにもなれて、なんかラブラブなんですけど、どんな感じでスメラギに王女であるとばれるのか、ばれたときのスメラギの動揺ぶりが楽しみです。
あと、やっぱり、スメラギ=皇だと思ってたら、短刀に名前書かれていたんですねー。となると、東方の国の皇子ってところかなぁ。いつも18歳ってことを忘れちゃうんですけど、どうしてもイラストからは25歳くらいに見えてしま -