あらすじ
王女シエラの成人の儀。失敗すれば廃嫡の、運命の日が訪れる!! シエラは身分を隠し、竜騎士団で修業中。片想いが実って黒竜隊の隊長スメラギと両想いになれたけど、「見習い騎士ルーシェは、王女シエラなんです」のひと言が言えないまま。告白のタイムリミットは目前に迫った16歳の誕生日まで! それなのに、初デートでも大ゲンカをしてしまい!? 隊長に、こんな形で正体を知られるなんて──竜騎士見習い、ついに卒業!?
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Posted by ブクログ
まさかついに、と思っていたが、ようやくここまできたか。隊長がなんだか年相応な感じがして可愛かった。
しかし、シリスは一体どこまで先を読んでるんだろう・・・もう全てが彼の掌の上みたいで恐ろしいよ・・・あんまりこの調子だと女王国の影の支配者はシリスになっちゃうんじゃないかと心配だよ。二人頑張らないと!
この作者さんの前のシリーズより、すごく好きです。次巻も楽しみ。
Posted by ブクログ
いったい、スメラギはいつルーシェが王女と気付くのだろうと、ずっと思ってましたけど、4巻目でやっとばれました。
ルーシェにとってはグリフォンの登場で予定外のばれかたになったみたいですけど、ちょっとがんばれば竜公の自分でも手の届くと思っていたウサギが、実は高嶺の花だと気付いたときに動揺していたスメラギは、なかなか見れないです。
最後に出て来たアルシェイドはスメラギにそっくりということは、なんらかの血縁関係はありそうですけど、そうなるとスメラギもどこの馬の骨っていうんじゃなくて、正当な王家の血筋だとなるし、意外と最後はうまくいきそうな感じはします。
まあ、その前にアルシェイドの求婚に対して、女王がどう返答するかですね。次巻楽しみです。