明咲トウルのレビュー一覧
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最終巻を読破。
まさかの展開で一気に読んでしまいました。
次代柱神候補になってしまったアマンシール。
ディエーンでは柱神交代は王家の交代で、血なまぐさい内戦が必ず起こって。
「天を支える者」本編ではすでに起きた過去のことだけれど。
それを知っていても、やはり「そうなってほしくないな」と思っていた。
古戀唄の第1巻の「古恋歌」で大筋は読んで知っていたけれど。
まさかあの人があんなことまでするとは思っていませんでした。
うう……胸が締め付けられるお話でした。
そして、「紫水晶綺譚」
古戀唄を読んでいるとき、ふっと当時の王家が「エルスース」ってことにやっと思い当たり、え? エルス -
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ネタバレアマンシールさまの少年時代編第3巻を読破。
周囲のお膳立て&背中押しのおかげでやっと想いが通じ合ったアマンシール少年とクランクレイア王女。
っていうか、あんなに恋愛事に疎い18歳がいていいのか(笑)
自分のことにはとことん頭が回らないアマンシール少年に、親友たちはヤキモキ。
ハーリクの喜びようが手に取るように目に浮かびます。
いい親友を持てたなあ、アマンシール少年。
それにしてもギスカリール師の正体には驚かされました。
ファヴァイナってファティ・リンシャの名前ですよね。
まさか、ファティ・リンシャの縁者とは思わなかった。
柱神さまの子孫で、だから成長がゆっくりなんですね。
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「黄の章」完結巻。
悪運パワー炸裂のナルレイシア。
まさか冥府まで行ってしまうとは思いもしなかった…。
しかも、すでに何度も冥府の河に突撃訪問済みだったとは(^-^;)
ナルレイシアの悪運パワーにはなにか秘密――っていうか、裏?――がありそうと思ったのは私だけでしょうか?(笑)
そんなナルレイシアを冥府の河まで迎えにきてくれたのはあの方、なんですが。
あの方も不思議、っていうか「元」なのに長生きってどういうことなのか…。
ナルレイシアのお師匠さまも、だけど。
それにしても――
ナルレイシアを助けるために奔走するガスカールが!
なんだかんだ言って、いい感じなんですよね、あの二 -
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前巻の感想で瞳の色=属性じゃないのか? って
書いたけど、違うみたい。
どうやら私が勝手にそう思い込んでいたみたいです。
うーん、うろ覚えのままでいるから(^-^;)
さて、アマンシールさまの少年時代のお話第2巻。
学院で楽しく自然科学三昧の日々を送っているかと思えば違っていて。
同室の土産物屋さんの子とは仲良くやっていけてるけれど、厄介な同級生に目の敵にされてしまって。
嫌がらせを受ける日々。
だけどそんなことでへこたれるような主役は前田先生の作品にはいないわけで(笑)
しっかりちゃっかり、第一王子から厄介な同級生の弱点を聞いて報復してるあたりたくましいな、と。
クランクレ -
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アマンシールさまの少年時代のお話。
ナルレイシアが主役の本編ではすっかり落ち着いてるアマンシールさま。
いや、ナルレイシアのお師匠さまとはちょいちょい無茶してるか。
警察署(?)で一晩お泊りしたとかw
そんなアマンシールさまの少年時代はどんなだったのか。
自然科学三昧とか、ナルレイシアの読書三昧と大差ないな。
王宮の庭園散策で迷子になるとか。
しかも侯爵家の子供なのにサバイバル能力あるとかww
王宮の庭園で絶賛迷子中のアマンシールに現れた――もとい、『降ってきた』のは女神の娘と呼ばれる美少女。
みんな年相応な精神年齢じゃないような…。
しっかり者ばかりです。
そうだ。
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待望の第2巻。
王女としての務め、従騎士としての想い。
いろんな悩みでぐるぐるしているルーシェ。
帝国の皇子の接待を王女としてやることになり、さらに護衛役にスメラギ隊長が付くことになって。
私もここでルーシェ=シエラ王女って気づくかなー、とか思いました。
が!
さすがですね、スメラギ隊長。
予想の斜め上をいってくれます(笑)
カイトくんの方が一歩近づいていますけど!?
なぜ気づかない…。
と思っていたけれど、ラストで納得。
つまり、すべては団長のせい、と(笑)
学舎時代、本当にいろいろ振り回されたんだろうなあ。
あ、あとスメラギ隊長、意外と口が悪いのかも。
そこのと -
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ネタバレいつまでも自分の竜が大きくならないと悩んでいる王女シエラが、心の成長がないからかと悩み、竜騎士団に入団。
上司にあたる団長は、「死神隊長」と呼ばれるスメラギで、怒鳴られっぱなしですけど、怒る内容は正論ですし、意外と優しい人で、こういう上司結構好きです。18歳には見えないですけど。
ルーシェとして動いているときは、イキイキしてるし、常に前向きでかわいい性格で、肩に乗る竜のルーもかわいいです。
ルーは赤竜ということで、たぶん聖竜だろうなって予想はできてましたけど、大きくならない理由とか、なぜルーシェの側から離れた理由とか知ると、すごいいい子だなって思います。
後半、スメラギが黒竜公に叙任さ -
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頑張る主人公が可愛くてしょうがない。
最初から最後まで飽きずに読めた。
竜騎士団らしく、戦闘シーンもちゃんとあって、ドキドキもした。
タイトルに”死神隊長”とあったので
『いったいどんな怖いツンデレが出てくるのか』と思っていたが、ツンデレではなく『理路整然とした頑固な鉄面皮』でした。
死神隊長様は18歳。落ちつきすぎ!
でも『こんな上司、(色んな意味で)いたらいいなぁー』と、成人〇年目・社会人△年目の私は思うわけですよ。
というわけで(どんなわけで?)タグは、”鈍すぎる鉄面皮”っと。
まだ恋愛要素がほとんどないけれど、これからいくら巻数重ねてもいいから二人のペースでラブラブでいっちゃっ -
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聖鐘の乙女最新9巻でございます。
いつの間にやら9巻だったようで、早いなぁ。あっと言う間ですねー。
本宮さんの執筆ペースは本当に早い早い。
そんな聖鐘の乙女、今回の舞台はメルエルの実家近くの遺跡でございます。
ちょっと早めの冬休み。
学園を離れていますので、相変わらず一部メンバーはあんまり出てこないのですが、学園居残り組にもいろいろと変化が!
主にサリアン様ですけどw
ついにサリアン様がっ! と気を持たせつつ、一応発売から1ヶ月はネタバレさせないというマイルールなので、気になりましたら是非1巻から楽しんでくださいな。
前回の巻でそろそろ畳み始めるような事を言っていたので、フィスハ関係も恋愛方 -
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ネタバレ8巻目。
オビに「ジルに伝えてくれ。今夜は、そちらに泊まると」とあったので、かなり期待してました。
ジルとルシードがなかなか自分の気持ちに気付かないのに業を煮やしたナンセ公爵夫妻とリドリス、またリュリュカがいろいろ骨を折ってくれたおかげもありますが、8巻目にしてやっと、ジルとルシードがお互いに気持ちを伝えあうことができました。
邪魔さえ入らなければ、本当の夫婦になれたところだったのに、おしい!
今回ルシードはめっちゃかっこいいです。
竜騎士団長達に、ジルを愛していると告白したところとか、ジル語をちゃんと翻訳して、ジルの欲しい言葉をかけたり、帰って来たらジル本人との婚礼をやりたいと言ったり、 -
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ネタバレ5巻目。
前巻に引き続き、大賭博祭の最中、ナンセの領主を誰にするかで、オズマニアのオース王子とジルの駆け引きが続きます。
ナンセをオズマニアに取られたくないルシードとジル、貧乏生活から抜け出したい死んだ公爵の隠し孫のサラミスと幼なじみのグレイスニー、自分の家族を殺したオズマニア王と王子を憎んでいるオズマニア王女のケティクーク。それぞれの思惑ががっちり一致し、オースの陰謀を見事に阻止したのは、あっぱれです。
グレイスニーがサラミスのふりしてトーナメントで優勝したことで、万事OKとなるかと思っていたら、入れ替わりがばれたり、ジルが最終的に作っていた既成事実で救われたりと予想外の展開でしたが、納 -
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離ればなれのジルとルシードは、それぞれの得意分野で頑張ってます。でも、時折あの夜のことを思い出すところに萌えてしまいます~。
物語は、ジル達3姉妹の出生秘密が明らかになり始め、まさかの展開にこれからも目が離せないです。行方不明だったマシアスもパワーアップして合流しますし、彼がジル達に昔から関わっていたことも明らかになり、本当にクライマックスに入ってきたんだな~という感じ。
今回、一番かわいそうだったのはメッキ王とその息子。いやぁ・・・こてんぱんですね。でも「私のルシードを見くびるからです。ざまあみなさい!」って、ジルかっこよすぎです。はやく二人の時間を取り戻せるよう応援したくなりました。 -
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本人達もがんばりましたが、周囲の人達はもっとがんばりました。そっか、山盛りかぁ…。
冒頭いきなりセティとオーシーの謀略から始まって、一転して仮面夫婦女子組のコイバナ…この落差にいきなりドキュンとやられ、あとはもう本当…みんなががんばってくれました。元々トイレ大公もジルはやればできる子ですものね! さすがオリエのおじいちゃん。本当によかった…! と、思いきや次から別居編がスタートですか…ううっ焦れ焦れする。命懸けの婚約者ご機嫌伺いとか、“回収”しにきたとか、双子の妹が誘拐とか、ロレアンが描いたならジルじゃね?とか、ジルの出生とか…色々想像してにやにやさせて頂きました。
あと、今回騎士団長4 -
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ようやく明咲さんのキラキラなジル&ルシードにも慣れてきたと思ってましたが、この表紙にはちょっとびっくしりました。ピ、ピンクすぎる…!
短編5つの詰め合わせにシリーズガイド、そしてドラマCD付き。やっぱりお誕生日の話が一番好きです。ルシード、言ってしまえばいいのに! きっと今のジルに言っても半分もうまく伝わらないんだから(ひどい!)
7月に早速次巻の発売予定が出ていて、高殿先生の体調が心配です…。確か7月には白ポリもダンポリと一緒に発売予定が出ていたような? 春先までに書きためていた分でしょうか。しかしプリハは自覚祭りとの風の噂を聞いてドキワク発売お待ちしております。