明咲トウルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ本筋からは全く関係ないけれど、やっぱり日本人のせいか設定は和風設定が関わるなぁ、と。
剣と魔法と竜はファンタジーのお約束慣れど、そこにわかりやすく差異を出そうとすると、他の文化圏を引っ張ってくるわけで、そしてなじみ深い和風が特別に扱われちゃうね! とざっくり出生に関わってきた設定に思ったり思わなかったり。
さて、王女の卵編。
女王様は昔からしっかり「王族」だったようですが、娘さんは庶民的だったがために(トラウマもあるけど)これからが成長しどころって感じですね。
読んでいると、こんなんで大丈夫か? と危ぶまれるかもですが、これが成長していくからよいんでしょう。ビーンズの年齢層的にも(笑)
私は -
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Posted by ブクログ
王道中の王道だけど、テンポが良くて楽しめました。
アラビアン&黒髪なビジュアルが好みすぎるのでジャケ買いです。
序盤は小公女とかソレ系でかなりワクワクしましたが、結局従姉妹は特に大筋に絡んでこなくて、殺伐とした展開はありませんでした。
ラストに名前だけがでてきたし、続きがあるなら絡んでくるのかなーとか、従姉妹サイドの話もあるのかなーとか、少し邪推。
憎まれっ子世にはばかる系の、一種のヒニクなのかもしれないですが…
でもこういうのは、ライバルにもドラマがあるんだよー的な、主観入れ替えの話がつくのがセオリーですよね。
そして読んだら嫌いになれなくて困ると。
話自体は綺麗に終わっているけど、まだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ人畜無害そうな王様の突拍子もない勅令のために、ストレスを感じるティファニー。素っ気ない態度のシリンとは異なり、好青年のエディスと一緒にいることが多く、それが無意識にシリンにヤキモチを妬かせているのに気付かない。
ちょっとずつ進展しているようで、ちょっとじれったい感があります。あの素っ気ないシリンが、いつかはティファニーを手放せないくらいに好きになるんだろうなぁとは思いますけど、もうちょっと進んで欲しいなぁと。
今回、エディスの母である王妃様が出て来ますが、息子を王位につけたいという野望だけの嫌な人ではなく、きちんと愛することができる人だったのはちょっと意外。
ティファニーのことも気に入っ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ7巻目は短編集でした。
CD付きしかなかったように思いますが、CDは別にあってもなくてもいいかな。
(まだ聞いてません)
<恋のたまご>
宮廷女官は、お城に玉の輿を狙ってきていたんですね。
リュリュカが父がもってくるハゲの従兄弟との結婚を阻止しようと、彼氏がいると嘘をついちゃったんですが、父に詰め寄られ、手近にいたマシアスを彼氏と嘘をついちゃうお話です。
で、うまく自分に話をあわせてくれたマシアスにリュリュカがときめいて、恋をしちゃったみたいですが、リュリュカみたいに多少強引な女の子の方が、マシアスにはよいのかもしれませんね。
<月色賛歌>
確かルルル文庫のWebサイトにもあったかもしれ -
Posted by ブクログ
ネタバレ6巻目。
前回でオズマニアの件はひとまず片付きましたが、今回は、前半にマシアスの過去が描かれてます。僧兵時代の彼ですが、現在の彼とは別人のようです。
そんな彼の過去を知る弟子が現れたことで、なんとマシアスがいなくなってしまいました。
ルシードは、渋々牢から出した弟リドリスが、王位継承権を辞退し、自分に好意的だったことで、マシアスのいない穴を埋めてしまってますが、ジルはなんか納得いかないようです。
たぶん、あとから来たポッと出に、自分の居場所を取られた感じがしての嫉妬でしょうか。
ジルとルシードの関係も、「可愛がる」という単語にめちゃめちゃ反応してます。ジルも育った街が街なんだから、それほど -
Posted by ブクログ
ネタバレ普通、この手のお話の場合、主人公が飛ばされた先で、運命的な相手と出会うって感じになりますが、このお話では、主人公と一緒に飛ばされた女の子の方が、重要視されてて、相手になりそうな王子様も顔はいいけど、なんだかやる気もないし、親切でもないし・・・と、あんまりな設定から始まりました。そのうちいい感じになるかなとも思いましたが、最後までラブ度は全くなかったのは残念。
でも、王子様、剣もできないひ弱な人かと思ったら、やったらできるって人で、単に自分の境遇とかでやる気がないだけだったんですね。魔王も魔女もまだまだ出番はありそうですし、二人の行方も気になるところです。
ただ、ティファニーのイラスト。
表 -