朝倉さんが何度癒しになってくれたことか。
基本的には住職さんでもあり、小学校の先生でもあるゆえに面倒見がいいと言いますか、流石の包容力! という感じですが、変なところに疎かったり抜けていたり、そういうところが可愛くもあり。
だからこそ、後半に出てくる安川の存在が、殊の外読んでいてしんどかったです。
...続きを読む精神的に疲れている時には絶対に会いたくない人種だなあ。
読んでいるこちらが腹立つし、心中穏やかでいられなかったので。
朝倉さんいてくれて本当によかった。
言動が思春期の少年かよという感じで、咲和さんがついムキになるのは分からなくもない。
あれで裏の意図を察しろとは無茶な話だ。
今回は彼の鼻っ柱を折れなかったのが残念ですが、いつかギャフンと言わせてほしい。
咲和さんの過去に何があったのかは、まだ全部解明されていないので気になりますが、朝倉さんのように彼女が打ち明けてくれるのをゆっくり待とうと思います。
と言いつつ、既に2巻は手元にあるし、人物紹介が盛大なネタバレになっていて焦ってますが、それはさておき。
2人の関係性もこれからどうなるのか、花たちのようにゆっくり育んでほしいなあ。
なお、一番驚いたのは、涼汰(20)が既婚者だったこと。
奥さんいい人そう……お似合いの夫婦でびっくりしました。
家庭を持っている人ゆえの仕事に対する姿勢、今思うと彼の厳しさは納得です。