藤田和日郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
劇団四季がミュージカル化すると知ってからすぐに購入したものの、観劇前後に読もうと、しばらく積読。悩んだ挙句、観劇後に読みました。
劇場に棲みつくゴースト・グレイと、ランプの淑女・フローレンス(フロー)・ナイチンゲールが主役なのですが、フローがグレイに取り殺してくださいと頼むところから物語が始まります。
ミュージカルとの大きな違いは、藤田先生の描く禍々しい生霊が、ミュージカルでは影でのみ表現されるところですね。漫画を読んで驚きました。ミュージカルの脚本には藤田先生も助言されたとのことで、上下巻の長いストーリーが2時間30分の中にうまくおさまっていました。 -
ネタバレ 無料版購入済み
日本からフランスへ
仲町サーカスの公演は子ども向けの人形劇なども取り入れ、これはこれでほのぼのとしたエピソードでした。
一方、舞台はフランスに飛び、銀行強盗一味を捕まえる大道芸人も。左腕だけ残していた鳴海さん、瀕死状態だったところをギィさんに助けられ、然るべき治療を受けていましたが、詳細な記憶はまだ戻ってきていないようです。
今までにも示唆されていた、しろがねさんの生まれ育った家が出てきます。
真夜中のサーカスのイメージも良いです。北米のエピソードも、いずれ繋がるはずです(この辺はTVアニメにも出てきていた)。 -
ネタバレ 無料版購入済み
サーカス話が続きます
リーゼロッテさんも仲町サーカスに加入し、トラックを寄贈し、改造して荷台で生活できる空間も作りましたが、これって確かに違法改造でしょう。
団長さんの過去編(事故死したフサエさん等も)も作品に厚みを加えています。この辺、尺の都合であまりTVアニメには入りきれなかったのでしょう。
金融機関での籠城事件に続き、しろがねさんの古巣でのサーカスのエピソードも。
内容は良いのですが、やはり雑誌掲載時のカラーページはそのまま収録して欲しいものです。
-
ネタバレ 無料版購入済み
リーゼロッテと猛獣対決
この巻のエピソードはあまりTVアニメには出てきていなかったと記憶しています。仲町サーカスも絡んでの凶暴なアムールトラ逃亡騒ぎで、海外からライオンと共に駆けつけてきたリーゼロッテさんが危ういです。
サーカスの面々も、だんだんと巻き込まれつつあります。
出てきた動物学者がちょっとしょぼかったですね、意図的にそうしているのでしょうが…… -
無料版購入済み
巻き込まれた鳴海さん
TVアニメ、以前、見ました。なのでお話そのものは概ね覚えています。
個人的には外人、と呼ぶのは……ただあるるかん等々の動きとかはやはり好きです。
鳴海さんの活躍と成長とかもこの作品の見どころですねー。 -
無料版購入済み
並行して進む二つのサーカス。リンクし交わるそれらが、胸に熱いものを覚えさせる。落とし物ギイ・クリストフ・レッシュが彼岸から此岸へと渡ることで、仲町サーカスに化学変化を齎すのだったか。楽しみだね。ナルミとルシールと、新しい旅の仲間にも期待だ。
-
無料版購入済み
仲町サーカス団の面々の過去。ややご都合主義的な展開だが、色々な重い過去を乗り越えてきたんだから良いのかも。サーカスをするしろがねは生き生きとして楽しそうだった。自分はこうなのだから、と自分を抑えるしろがねが、本当に自由になれる日は来るのかな。
-
無料版購入済み
しろがねと真夜中のサーカスの闘いキタコレ!最古の四人カッコイイとかナルミの師匠物凄い強いとか当時想像も出来なかったよ。ナルミとマサルを絶対会わせないとか読者人気を見ながら構成考えるとかうしおととらとの違いに戸惑うもココからが超燃える展開!
-
無料版購入済み
勝の異常なほどの集中力と記憶力開花、グリモルディと阿紫花「お代はいかほど、いただけるんで?」は格好良い!「おまえは、おっかしいよな」が、鳴海としろがね今生の別れのようで、後の事を考えても分かっていても、やりきれない。
-
Posted by ブクログ
ネタバレダッジモンド家の舞踏会のシーンが大半を占める。
意図せず食事の席に誘われてしまったエルシィ一行の危なげななりとりが、コメディチックで面白い。
ややあって、舞踏会に潜入していたジャージダとエルシィとの対決の運びとなる。
さすがに今まで戦ってきた追い剥ぎの一団なんかとは格が違う相手で、エルシィは傷まみれの大ピンチ。
息も絶え絶えなエルシィに、メアリーは禁じられていた一手を施す。
回転剣術が見せ場だが、回り過ぎると何やってるか分かりづらくなるのが難点。
舞踏会から帰ってきた後、仲を深めるエルシィとパーシーに、己の中の怪物を自覚するメアリー。
このときの歪んだ顔が、さすがと言うべきもの。
も -
Posted by ブクログ
ネタバレ冒頭の、メアリーとその父が乗った馬車を襲う追い剥ぎ集団 対 追いついたエルシィ&パーシーのコンビとのアクションシーンが見もの。
ぬかるみで上手く足運びができないエルシィの窮地に、ゆらりと現れ、助言を与えただけで、ふらりとまた去っていく謎のフードの人物。
後半はエルシィがテストがてら舞踏会に出席させると言うことで、ダンスや振る舞いの特訓。
戦闘では機敏に動けるのに、ダンスはダメダメなエルシィ。
男性パートナーが要るので、頑丈なパーシーがその任に付く。
礼儀作法の先生として、メアリーの歳下の友人であるエイダが来る。
電卓の祖先みたいなものをいじっていたり、色々と変人気質みたいで。
結局、言い -
Posted by ブクログ
設定からして好みだし、歴史改変ものというテーマも好きな上、かなりみっちり参考文献も用意されてるみたいで今後の展開に期待が持てる。
女性の権利への強い意識や、誇張にすら思える男性至上主義的な世界観に首を傾げないではなかったけど(現実でそう是正するのに反対する訳でなく、実際どうだったのか、またこういう物語を描くのにメアリーは相応しい人物であるのか、強いテーマ性のために捻じ曲げられたものはないか、などの懸念)、参考文献からすると、実際にそういう意識を持った人物だったようで、こちらの不勉強がよくわかった。
勿論、エンタメとして妥当と思える歴史観に改変を施す行為は否定しないけれど、大きな嘘が既にあ