藤田和日郎のレビュー一覧

  • うしおととら 1

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    著者のデビュー作。
    潮(うしお)が家の蔵にあった地下室で、一匹の妖怪に会うところからはじまる。
    はじめはよくある妖怪退治ものなのだが、だんだんと槍にまつわる話に移り、死んだと思っていた母親の秘密、妖怪「とら」の正体、などなど、どんどん話が広がっていく。しかし、バラバラした感じはなく、ちゃんと最後の一点に向かって収束する。途中のやや中だれするようなエピソードにもちゃんと意味があったことに驚き。脅威のストーリーテラー。

    結構長い話なんだけど、途中で買うの止めようかなーと思わずに最終巻まで買い続けさせるだけの力がある。

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    2009年10月04日
  • 邪眼は月輪に飛ぶ

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    ふぢた先生のコミックスというだけで殆ど品質が保証されているようなものなのです。
    見るもの全てを殺してしまう梟ミネルヴァを狩ることになった年老いた猟師さんとその娘の巫女と二人の米国人のお話。
    過去にミネルヴァを殺し損ねた猟師さんのその際犠牲になった奥さんへの愛が深くて泣ける。
    そのミネルヴァちゃんも悲しい生き方をしている訳なのですが。
    最後の最後に羽ばたいていったあのシルエットが忘れられない。

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    2011年08月02日
  • 月光条例 1

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    私が藤田先生作品を買うとは思っていなかったのですが、ネットでオススメされていて購入しました。読んでみて、さすが!と唸ってしまいました。この作品の良さは、とにかく読んでみて!そうとしか言いようがありません。オススメ!

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    2009年10月04日
  • からくりサーカス 43

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    昔はおもしろかったけど、最近は、ダメダメとかいわれながら続いていた「からくりサーカス」も、とうとう完結です。

    でも、本当に、最近の「からくりサーカス」は、ダメダメだったでしょうか?

    わたしは、43巻まで、ずーーっと、一定のテンションを維持してきた希有な物語だと思っています。
    そのテンションは、人に優しい、肌触りのいい種類のものではないので、人にとっては重たかったのかもしれませんが、それは決して、「ダメ」といわれる種類のものではなかったのではないかと思います。

    なによりも、この物語を43巻かきあげたというが、すばらしいと思います。

    たしかに、この物語は、矛盾や、穴がいっぱいあると思います

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    2010年02月18日
  • からくりサーカス 30

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    最終幕を読んでいるときは、この巻のお話みたいなのがその後に来るとは、思ってもみなかったです。

    人形相撲に出ている人、みんないい人だと思ってしまう。
    特に、ビックサクセスな人がお気に入りです。

    あと、

    「マサルちん、ほーい!」
    「れんげサン、ほーい。」

    というので、れんげさんを気に入ってしまいました。
    これから先、この人が活躍することは…なさそうですが……。

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    2010年02月18日
  • からくりサーカス 29

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    どこまでが計算どおりで、どこからがムチャクチャなのかわからないですが、それでも、だからこそ、面白いです。
    全部、計算か?

    そうは思わないんですよね。この前の話が「最終幕」だったのに、新しい幕が開いているし……。

    鳴海をしろがねのところに送ったのは、多分、フェイスレス。
    フェイスレスの最終的な目論見は、しろがねが執着する2人の人間、鳴海とまさるをお互いに争わせることにあるのかなぁ。
    などなどと、考えてしまう。

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    2010年02月18日
  • 月光条例 1

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     好きです!と、いきなり書き出してしまうくらい読んでいて熱中してしまいました。極印が顔につけられた時は訳もなくぞくぞくしました。主人公の月光も好きですね〜。過去2回の連載は長期に渡っているので今回はどうなるのかやきもきしてしまいす。

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    2009年10月04日
  • うしおととら 外伝

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    紫暮様万歳。
    なんだよ、己(オレ)って!カッコよすぎだよ!!
    自分が選ばれなかったことにより、やさぐれていた紫暮がであったのは後の妻になる須磨子であった――。
    ヒーローとヒロインが本当にステキな「里に降る雨」
    須磨子の可愛さがたまらない。

    藤田の絵の変遷が見れる外伝集。自分としては「雷の舞」の頃の色気ムンムンのとらが好きです。

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    2009年10月04日
  • うしおととら 33

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    ……ありがとうございます。出会えてよかった。
    藤田和日郎万歳! 
    藤田の描く緻密な伏線が回収されていく様に快感を覚えます。
    最後に見せた潮の横顔に少年漫画の真髄を見たと思います。

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    2009年10月04日
  • 月光条例 1

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    期待通りというか、「待ってました!」と叫びたくなるような藤田作品。これからどんな物語が出てくるのか、どんな登場人物たちが出てくるのか。また1つ楽しみな作品が増えた。

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    2009年10月07日
  • うしおととら 33

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    キャンプ場の集会場で読んで、
    また、?らんま?の単行本の最後のページの広告も気になってた漫画

    小学校最後の春休みに市民祭りの古本市で見かけたので最終巻をまず買いました。当たりでした。

    以来古本屋に通うのが日課になった(笑)

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    2009年10月04日
  • 月光条例 1

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    藤田和日郎の絵が「強い」せいでしばらく気が付かなかったけど、カバーのレイアウトが昔ばなし調になってるのね。吉村勲氏、いい仕事だ。

    それでまあ1ページ目から最後まで凄まじい勢いで読ませること読ませること。発想・絵・構成その他もろもろの描写が徹底的に気合いが入りまくり混然として、1巻にして余人のマネのできない世界が完成しているのはもうさすがとしか言いようがない。

    月打された登場人物たちの、見ただけで問答無用で「凄まじい悪意と狂気をもっている」ことがわかってしまう表現力!
    逆に一癖も二癖もある主人公とヒロインは本来なら読者をつなぎ止めづらいキャラクター性なのに、1巻読み終えるころにはなんと気持ち

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    2009年10月04日
  • 月光条例 1

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    おかしくなったおとぎ話の世界を鉢かづき姫と一緒に直す話。
    カッコイイし熱いし漢らしいしで好きです。これから楽しみ。

    追記:4巻まで買いました。

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    2009年10月04日
  • 藤田和日郎短編集 夜の歌 1

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    『メリーゴーランドへ!』の
    「ちっちゃな子の一生懸命の頼みもきけねーんなら
    大人なんかやめっちまいなっ!」
    ってセリフが藤田先生っぽくて良いです。

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    2009年10月04日
  • 黒博物館 スプリンガルド

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    19世紀ロンドン。街を飛び回ったという怪物「バネ足ジャック」のお話。
    中身にふさわしい装丁、魅力的な登場人物、熱さ、どれをとっても素敵。
    これぞエンターテイメント!

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    2011年08月01日
  • うしおととら 外伝

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    乗りてえ風に遅れたヤツは間抜けってんだ。
    人間に化けてる間に覚えたコトバ…「祈って待っとれば今にいいコトありマスヨ」…

    うおおおくたばれええ。

    人間…いいコトを教えてやらあ。
    待ってたっていいコトなんざねえよ。
    (「雷の舞」)

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    2009年10月04日
  • うしおととら 33

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    どうやら…わしも… そろそろらしいや…

    …!
    オレも獣になっちまうんだ… お互い…様だよな…

    くくっ、笑わせんな。獣は涙を流さねえ。
    おめえなんざ… わしにゃなれねえよ。

    バカヤロウ、とらァ、まだ死ぬんじゃねえ。 まだオレを喰ってねえだろうがよォ。
    おまえは… オレを喰うんだろォ!
    とらァ!

    もう… 喰ったさ。
    ハラァ… いっぱいだ。
    (最終章「うしおととら」)

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    2009年10月04日
  • うしおととら 32

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    レイシャ、かわいそうに… ねむってしまったろうな…
    でも めずらしいブリキのオモチャもあるし… ゆるしてもらおうか…

    ……よ…

    え?

    今…帰ったよ…あけとくれ…
    今… 帰ったよ…



    おかえりなさい あなた。 おかえり お父ちゃん。

    おそく…なって…ごめんよ…

    レイシャ、さァこい、ほら、おみやげだぞ。
    わぁいありがとう、お父ちゃーん。
    あら、よかったわねえ、レイシャ。 うん、あたし お父ちゃん大好き! あらあら。

    ママ…おじちゃん…死んじゃったの…

    …ううん…
    自分の家に… 帰ったのよ…
    (第五十三章「約束の夜」)
     

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    2009年10月04日
  • うしおととら 31

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    シャガクシャ様… 同じ、土をほりおこすのでも―――
    剣をもって、ただほりかえすのと… 植物の根が土の間を割り進むのとでは違いますでしょう。
    同じく土を痛めても、種はやがて実をつけます。

    ふん、町娘の分際で万の兵を率いるをこの私に説教とはな………

    そんな!恐れおおい………
    ただ… 先程、貴族をこらしめたあなた様のお姿は……… 剣で土をほるように見えましたので…

    この私に種をまけとでもいうのか… 種は何だ?

    さあ… でも…
    憎しみは… 何も実らせません。
    (第五十章「とら」)

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    2009年10月04日
  • うしおととら 29

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    本当は、伝言もあの機械も渡さないつもりだった。 行かせないつもりだったから! でも…行くんなら…獣になってもいい…
    無事で帰ってきて!お願い! どうか無事で…
    ド・ウ・カ ブ・ジ・デ…

    麻子… 大好きだ。
    (第四十七章「混沌の海へ」)

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    2009年10月04日