藤田和日郎のレビュー一覧

  • 月光条例 1

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     好きです!と、いきなり書き出してしまうくらい読んでいて熱中してしまいました。極印が顔につけられた時は訳もなくぞくぞくしました。主人公の月光も好きですね〜。過去2回の連載は長期に渡っているので今回はどうなるのかやきもきしてしまいす。

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    2009年10月04日
  • うしおととら 外伝

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    紫暮様万歳。
    なんだよ、己(オレ)って!カッコよすぎだよ!!
    自分が選ばれなかったことにより、やさぐれていた紫暮がであったのは後の妻になる須磨子であった――。
    ヒーローとヒロインが本当にステキな「里に降る雨」
    須磨子の可愛さがたまらない。

    藤田の絵の変遷が見れる外伝集。自分としては「雷の舞」の頃の色気ムンムンのとらが好きです。

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    2009年10月04日
  • うしおととら 33

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    ……ありがとうございます。出会えてよかった。
    藤田和日郎万歳! 
    藤田の描く緻密な伏線が回収されていく様に快感を覚えます。
    最後に見せた潮の横顔に少年漫画の真髄を見たと思います。

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    2009年10月04日
  • 月光条例 1

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    期待通りというか、「待ってました!」と叫びたくなるような藤田作品。これからどんな物語が出てくるのか、どんな登場人物たちが出てくるのか。また1つ楽しみな作品が増えた。

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    2009年10月07日
  • うしおととら 33

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    キャンプ場の集会場で読んで、
    また、?らんま?の単行本の最後のページの広告も気になってた漫画

    小学校最後の春休みに市民祭りの古本市で見かけたので最終巻をまず買いました。当たりでした。

    以来古本屋に通うのが日課になった(笑)

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    2009年10月04日
  • 月光条例 1

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    藤田和日郎の絵が「強い」せいでしばらく気が付かなかったけど、カバーのレイアウトが昔ばなし調になってるのね。吉村勲氏、いい仕事だ。

    それでまあ1ページ目から最後まで凄まじい勢いで読ませること読ませること。発想・絵・構成その他もろもろの描写が徹底的に気合いが入りまくり混然として、1巻にして余人のマネのできない世界が完成しているのはもうさすがとしか言いようがない。

    月打された登場人物たちの、見ただけで問答無用で「凄まじい悪意と狂気をもっている」ことがわかってしまう表現力!
    逆に一癖も二癖もある主人公とヒロインは本来なら読者をつなぎ止めづらいキャラクター性なのに、1巻読み終えるころにはなんと気持ち

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    2009年10月04日
  • 月光条例 1

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    おかしくなったおとぎ話の世界を鉢かづき姫と一緒に直す話。
    カッコイイし熱いし漢らしいしで好きです。これから楽しみ。

    追記:4巻まで買いました。

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    2009年10月04日
  • 藤田和日郎短編集 夜の歌 1

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    『メリーゴーランドへ!』の
    「ちっちゃな子の一生懸命の頼みもきけねーんなら
    大人なんかやめっちまいなっ!」
    ってセリフが藤田先生っぽくて良いです。

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    2009年10月04日
  • 黒博物館 スプリンガルド

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    19世紀ロンドン。街を飛び回ったという怪物「バネ足ジャック」のお話。
    中身にふさわしい装丁、魅力的な登場人物、熱さ、どれをとっても素敵。
    これぞエンターテイメント!

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    2011年08月01日
  • うしおととら 外伝

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    乗りてえ風に遅れたヤツは間抜けってんだ。
    人間に化けてる間に覚えたコトバ…「祈って待っとれば今にいいコトありマスヨ」…

    うおおおくたばれええ。

    人間…いいコトを教えてやらあ。
    待ってたっていいコトなんざねえよ。
    (「雷の舞」)

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    2009年10月04日
  • うしおととら 33

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    どうやら…わしも… そろそろらしいや…

    …!
    オレも獣になっちまうんだ… お互い…様だよな…

    くくっ、笑わせんな。獣は涙を流さねえ。
    おめえなんざ… わしにゃなれねえよ。

    バカヤロウ、とらァ、まだ死ぬんじゃねえ。 まだオレを喰ってねえだろうがよォ。
    おまえは… オレを喰うんだろォ!
    とらァ!

    もう… 喰ったさ。
    ハラァ… いっぱいだ。
    (最終章「うしおととら」)

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    2009年10月04日
  • うしおととら 32

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    レイシャ、かわいそうに… ねむってしまったろうな…
    でも めずらしいブリキのオモチャもあるし… ゆるしてもらおうか…

    ……よ…

    え?

    今…帰ったよ…あけとくれ…
    今… 帰ったよ…



    おかえりなさい あなた。 おかえり お父ちゃん。

    おそく…なって…ごめんよ…

    レイシャ、さァこい、ほら、おみやげだぞ。
    わぁいありがとう、お父ちゃーん。
    あら、よかったわねえ、レイシャ。 うん、あたし お父ちゃん大好き! あらあら。

    ママ…おじちゃん…死んじゃったの…

    …ううん…
    自分の家に… 帰ったのよ…
    (第五十三章「約束の夜」)
     

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    2009年10月04日
  • うしおととら 31

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    シャガクシャ様… 同じ、土をほりおこすのでも―――
    剣をもって、ただほりかえすのと… 植物の根が土の間を割り進むのとでは違いますでしょう。
    同じく土を痛めても、種はやがて実をつけます。

    ふん、町娘の分際で万の兵を率いるをこの私に説教とはな………

    そんな!恐れおおい………
    ただ… 先程、貴族をこらしめたあなた様のお姿は……… 剣で土をほるように見えましたので…

    この私に種をまけとでもいうのか… 種は何だ?

    さあ… でも…
    憎しみは… 何も実らせません。
    (第五十章「とら」)

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    2009年10月04日
  • うしおととら 29

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    本当は、伝言もあの機械も渡さないつもりだった。 行かせないつもりだったから! でも…行くんなら…獣になってもいい…
    無事で帰ってきて!お願い! どうか無事で…
    ド・ウ・カ ブ・ジ・デ…

    麻子… 大好きだ。
    (第四十七章「混沌の海へ」)

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    2009年10月04日
  • うしおととら 28

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    造れぬ……… あれほどの獣の槍は我らには造れぬわ…

    そ…そうじゃ。そして、あの槍を持つあの人間が、あの妖と二体で戦う時―

    あのにたいはまさに… まさに…

    二体で一体の妖!
    (第四十四章「季節石化」)

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    2009年10月04日
  • うしおととら 27

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    オレの…手につかめなかったもの…
    十郎の手… 徳野さんの命… ジエメイさんの母ちゃんの服のそで…

    ジエメイさん…

    オレはあの時ジエメイさんを… つかめなかった……
    どうしてつかめなかったんだろう… そうすりゃジエメイさんもギリョウさんも死なずにすんだのに……

    何だよ。ありゃ、しゃあねえだろオが…

    いや…… ホントは…わかってるんだ。
    オレは命が惜しかったんだ……… オレがもっと先まで飛んでたら…ジエメイさんをつかんでた。
    オレが死ぬ気で飛んでたら…

    ドアホウ。そんなコトしてたらおめーも燃えてたろーが!!
    見ろ、あそこだ。 くだらんコト考えてねーで用意しろ!

    ああ。
    もう誰も… こぼ

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    2009年10月04日
  • うしおととら 26

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    うっ、うしお!? 何だよ放せ、じゃますんじゃねえ!

    だめ…だ。

    何でだよ!?

    …鏢さんの…手を見たことあるか…
    傷で埋めつくされた手…
    きっと鏢さんは…奥さんや…子供をそいつに殺されて…死ぬほどの思いをして、そいつを探してきたんだ…
    戦って…探して…また…戦って… 普通の人だったのに……
    そいつさえいなければ… いい父ちゃんとして、痛い思いもせず、辛い目にも、あわずにすんだのに…
    紅煉は…おまえのもんじゃねえ…
    鏢さんのものだ。
    (第四十一章「獣群復活」)

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    2009年10月04日
  • うしおととら 25

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    TATARIを…打ち破る力は… 残念ながら… 今の科学には……ないわ。
    で…でも…
    …人間に…それを打ち破る…力が…あるとすれ……ば……

    理不尽なことに怒る…心…
    他の者を…命をかけて思いやる…心の中に… あるの…かも…ね…
    そして… それを持つ…あの子らのような者こそが…なれるのだと…思う。 超-形態の…悪しき…力をはねかえし…打ち砕くもの…
    TATARI BREAKERに……
    (第三十七章「TATARI BREAKER」)

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    2009年10月04日
  • うしおととら 23

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    証言十五―― あしたの朝、赤ちゃんを探しつかれた男親と… 目を赤くはらした女親は、玄関の前に、赤ちゃんを見つけるだろう。
    赤ちゃんの乗った木の舟には小さな木の実… 古いおもちゃ… 金色の毛が一本、そして――
    満月の光のかけらが少し―――
    高千穂空屋敷“宿直”の日誌より――
    (第三十五章「満月」)

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    2009年10月04日
  • うしおととら 20

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    なァ…おまえ… ミノルは目ェ…よくなる…かな?

    ……ああ…

    そしたらよ…… オレを見てよ…
    お父さん… なんて…いって…くれるかなァ?

    あったりまえだろ!


    えへへ… おめえ… やさしいなァ。
    ミノルみたいだよ…
    (第三十一章「ブランコをこいだ日」)

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    2009年10月04日