太田肇のレビュー一覧

  • 同調圧力の正体

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    日本の官僚、大企業で問題になることを羅列し、解決法を示している。
    結論、変われずマイノリティになったことがないので、多様性を受け入れられないのが最大の原因。

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    2021年10月22日
  • 同調圧力の正体

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    めちゃめちゃ目新しいということではないですが、コロナ禍にあって明確にまとめられたものを読んだ意義はあったと思います。

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    2021年09月22日
  • 同調圧力の正体

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    近年の心理学等の研究結果を踏まえながら、同調圧力の発生機序や、同調圧力がもたらすメリットデメリットが簡潔にまとめまれている。

    組織が閉鎖的、組織に属する人が同質的、組織内での個々の役割が不明確、この3点が同調圧力をもたらす要素とのこと。経験的にも確かになと感じた。

    同調圧力は、なかなか明確に定義することは難しいが、本著のようにメカニズム等を明らかにしながら、同調圧力を崩していく試みは非常に重要だと思う。

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    2021年07月26日
  • 承認欲求 「認められたい」をどう活かすか?

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    人が元来持っている承認欲求を如何にしてうまく突いて、ヤル気を引き出すか?が書かれた内容。
    承認欲求を「表」と「裏」とに分けて、著者の持論が展開されており、
    正に大学教授が書いたと思えるようなアカデミック寄りの内容の本ではあった。
    一般的な意味で「人に認められたい!」という承認欲求は本書では「表」。

    人のヤル気を引き出す手段は当然色々あると思うが、
    大変手っ取り早く、かつ効果的にという観点から、承認欲求を引き出すことの有用性を感じた。
    中でも日ごろから良いと思った行動や成果をほめること。
    これはすぐにでも取り掛かることができるものであり、心がけようと思った。

    面接の時にも必ず求職者さんに承認

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    2021年05月01日
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)

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    SNSの普及とともに人々に多く知られるようになった「承認欲求」という言葉。これまで注目されてこなかったこの欲求が人間にとっていかに大切なものであるかを認めながらも、その危険性や弊害などを中心に本書は記されている。

    ご多分に漏れずワタクシも最近知った言葉だったため、承認欲求には自己主張の暴走的なイメージがあったが、実際は全然違った。誰にでも備わっているものであり、誰もが陥りかねない欲求なのだと理解した。幅広い解釈から、イジメやパワハラの被害者の意識構造に結びつけているところは、やや強引な気もするが、従来の同問題に対するアプローチよりはずっと妥当な気がする。
    ただ、この問題を完全に解決するのは正

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    2020年07月16日
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)

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    承認欲求は必要である。
    ただし過度な期待はプレッシャーとなり逆効果になる。
    塩梅が難しい。

    褒められるために仕事をするのは本末転倒だが、ほとんどの人がその状態ではないか。

    上司の部下への接し方が重要である。と、わかっていてもバランスが難しいと感じる。

    プロ化するためにはどうしたら良いか。まさに永遠のテーマだ。

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    2020年07月15日
  • 公務員革命 ──彼らの〈やる気〉が地域社会を変える

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    公務員のモチベーション等について組織論の研究者が記した一冊。公務員という人的資源を活用するためには、批判ばかりでなく、モチベーション改善を行うこと、そして、公務員が「やる気」になることが、地域を良くするというの納得。そのやる気のためには、「自律」「承認」「夢」といいキーワードも理解できる。公務員にスポットをあてた組織論として、とても参考になる。

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    2020年04月25日
  • 「不良」社員が会社を伸ばす

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    「モチベーション」「承認」等、太田さんの考え方がこの本でも展開される。
    不良社員という、インパクト狙いにみえるテーマだが、確かに不良社員はそれだけ反骨精神もあるし、潜在能力はあるだろう。
    でも世の中、不良社員、オタク社員というように明確に線引きできるわけもなく、8割以上はそのどちらでもない社員である。(不良、オタクの要素はあるにしても)
    要は誰が見ても「不良社員・オタク社員」のレッテルを貼られるほど、突き詰めている人が伸びる要素があるとも言える。
    不良、オタクを目指そうと思ってもできるものではない。

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    2020年02月24日
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)

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    こうしてみると会社組織の在り方は、大転換期に入ってるようですね。個人の自由度が増せば増すほど、経営のリスクは増大しているように思います。個人の権利、主張を過度に尊重しても、それに見合う義務が果たされるのか?従業員のモチベーション向上ばかりに目がいってて、とても違和感があります。そもそも仕事をして対価を得るのだから、その時点でプロフェッショナルですよね。
    モチベーションは各人が自身で上げる努力をしていくのが筋ではないのかなあ?何でも会社に依存するのは、個の弱体化が進むんではと憂鬱になりますね。日本が特異な環境にあるのは理解しますが、世界の働く人々と比較した研究成果があれば、読んでみたいですね。

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    2019年09月29日
  • がんばると迷惑な人

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    ネタバレ

    最初から最後まで頷きながら読んだ。特に印象深かったのは、「頑張ること」をなぜ私達は要求されるのか、端的に示しているこの部分・・・
    「アメリカの軍隊では、隊員がホームシックになったり余分なことを考えたりしないよう、入隊直後に徹底してがんばらせるそうですが、がんばることの弊害を逆手にとったやり方です。頭を使わせないようにするには、とにかく一生懸命がんばらせておけばよいわけです」(p37)

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    2019年07月17日
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)

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    そうなんだなぁと納得できるようなわかりやすい構成。承認するだけでは弊害も踏まれるということを学びました。今後、役立てようと思います。

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    2019年06月01日
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)

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    承認欲求高めの私が何に囚われているのかを客観的に教えてもらった気がする。
    褒めて伸ばせも大事だけど、褒められるとそれが本人の負担になりモチベーションを下げることにも繋がる。
    じゃあどうしたらいいの?と思いながらも、
    結局正解は存在しないのだから、人によって対応を変えるべきというのが妥当だろう。
    勝手な思い込みで褒めちぎることよりも、その人が何を求めていて、どうしたいのかを一緒に考えてあげられるようになれたら最高。
    かくいう私も承認欲求の呪縛に囚われないよう気をつけなければ。

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    2019年05月06日
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)

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    「叱ってはダメ、褒めて伸ばせ」から
    「褒めすぎてもダメ」
    結局は一人一人、真剣に向き合う事が大切。
    向き合うポイントを教えてくれる本。

    人を活かし伸ばす事の難しさを再認識しました。

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    2019年04月30日
  • ムダな仕事が多い職場

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    ★4.0(3.50) 2017年10月発行。1人当たりのGDPはOECD加盟国の中で1993年世界6位だったのが、2015年には18位に。1時間当たりの生産性は欧米の2/3.従って、当然一人当たりの所得水準もどんどん低下傾向に。その理由が確かにこの本を読むと良くわかる。日本の会社の仕事はなんとムダなことが多いのか。重箱の隅をつつくようなマイクロマネジメント。考えてみると、確かにムダな会議、報告書といい各人が仕事上の無駄の排除を心掛けないと、この先日本はどんどん世界からおいてきぼりに。経営層に必読の書。

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    2019年02月23日
  • 承認欲求 「認められたい」をどう活かすか?

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    ネタバレ

    日本的組織の悪いところ、MemberのMotivationがどのように下げられているのかなど明快に説明されている。何度も読みたい一冊。

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    2019年09月24日
  • 日本人ビジネスマン 「見せかけの勤勉」の正体 なぜ成果主義は失敗したか

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    伝家の宝刀は抜かない。例えば部下に対して叱ってもよいが、人事権を安易に使わない。
    そして、それを公言する。

    やる気を引き出す為にはこちらが、あまり入れ込まないことが大切。

    やる気主義を捨てることで、やらされ感が払拭され、自発的なモチベーションが発揮される。
    やらされ感の対局にあるのが、所有感。
    仕事では裁量権に近い感覚。

    リーダーは必ずしも強い必要はない。カーリングのスイーパーのイメージ。

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    2018年11月23日
  • 「ネコ型」人間の時代

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    餌やご褒美で釣る方法は
    もう古いってことですね。
    遊び=楽 というより
    遊びと思えるなら 楽になるってこと
    ネコを見てると しみじみそう思います・・・

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    2018年09月13日
  • 「ネコ型」人間の時代

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     人間のタイプを「イヌ型」と「ネコ型」に分類し、その社会的な行動性を述べたものである。一見すると占いのような安易な感じが漂う分類法だが、読み進めるうちに本気で書かれているものであることが分かる。
     イヌ型人間の形成する社会というのは中根千枝氏のいうタテ社会と類似する点が多い。一人もしくは一つの集団に集中して忠誠をつくすことで関係性が保たれるものであり、閉鎖的保守的な雰囲気が形成されやすい。
     対してネコ型というのは組織の中での序列を重視せず、個々人がスペシャリストとして対等に関わることを志向する人のタイプと述べる。適度な関わりを多数ともつことで社会性を確保するというものである。
     AIのような

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    2018年08月06日
  • 「ネコ型」人間の時代

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    従来型(昭和型、カイシャ型)はイヌ型。タテ割、強制、管理。それに対してこれからはネコ型。自由、非強制、干渉しない代わり干渉されない。

    京都人の人柄をネコ型だからと喝破したのはすごい。

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    2018年07月14日
  • 日本人ビジネスマン 「見せかけの勤勉」の正体 なぜ成果主義は失敗したか

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    やる気は評価しない。人を管理しない。 個人的には書かれていることを全面的に支持したい。 上に立つ人は実践してもらいたい。 普通は躊躇すると思うけど。本書でも触れられている未来工業、一時期かなり持ち上げられてたけど考え方を取り入れて実践した所はほとんどないようだし、変えていくっていうのは難しいんだろうね。

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    2017年12月05日