太田肇のレビュー一覧
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SNSが発達したことの弊害ともいえる承認欲求が、現代の日本の問題としてどう顕在化しているのか?
具体的な事例に基づいて理解し、承認欲求を求めるものたちの心理感を理解できました。Posted by ブクログ -
承認欲求が満たされれば、逆にその面での危険やリスクを伴うということがよく書かれたものです。
社会的地位が高い人でも、1つのミスで自殺に追い込まれるなんて言うことがあるそうです。Posted by ブクログ -
■テレワークに切り替えることが困難な理由を深く追求していくと、技術的な問題よりも社会的・心理的な要因が大きな比重を占めていることが分かってきた。その中でも働く人にとってテレワークで満たされない大切なもの。それは、一言でいうと「刺激」である。
会社に行けば無意識のうちに様々な刺激が得られる。通勤には...続きを読むPosted by ブクログ -
最近、ネガティブワードの承認欲求をモチベーションと絡めてうまく表現していて大変共感した。そう、みんなほめられたいよね!でもそれをあきらめてしまって他人を批判したり、足をひっぱたりしてしまう。やっぱり減点主義より加点主義の方が社会は明るく、よくなると思います。そんなことを思い出させてくれた一冊!Posted by ブクログ
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イラスト漫画で、分かりやすい解説
そうそううまくいかない、即効性はないだろうけど、おっくうに理由をつけずに、まず、やってみよう!という気持ちにさせる本Posted by ブクログ -
p.48
ストレートに表現したら顰蹙を買うことがわかっているので、わざわざ迂回する戦略をとり、認められようとしている。それだけ、他者から認められることへの執着が強いからである。
p.74
彼はその道の大家である師匠に「いつまでたっても社会的に評価してもらえない」とこぼした。すると師匠は「実力が...続きを読むPosted by ブクログ -
この本で指摘されている通り、本当に多くの日本人が、「認められたい」「認められなくてはいけない」という状態に陥ってしまっています。
この呪縛を解くカギとして、著者は
・周囲と同一次元で勝負をしないこと
・別の大切な世界「もう一つの世界」をもつこと
・組織をプロフェッショナルの集団に変えること
を挙げ...続きを読むPosted by ブクログ -
承認欲求の功罪両面が書いてあってよかった。
そしてSNSのいいねにとどまらず、組織内のいいねにしがみつく中年にまで話を振ることで「最近の若者は」の議論にとどめなかったのは素晴らしい。
ぜひおじさんたちに読んでもらいたい。Posted by ブクログ -
「承認欲求の搾取」という言葉が目についた。おそらく「やりがい搾取」と同種の言葉であろう。
承認を受けたいが為に右往左往するのでは、振り回されて疲れ果ててしまう。それをどう中和するか、そして適度な距離を取りえるのか。
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「承認欲求」の呪縛。太田肇先生の著書。承認欲求は毒にも薬にもなる。適度な承認欲求をもって努力して、承認欲求が満たされる結果につながれば、それは承認欲求がもたらす素晴らしい循環になる。でも、過度な承認欲求をもったり、承認欲求が満たされなければ、それが自己否定や不平不満、怨恨や逆恨みにつながって、自暴自...続きを読むPosted by ブクログ
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褒められたり、期待されたりしたいけど、一方で、次のハードルが上がって、ダメだったときに怒られたり、心理的ダメージを受けるから、褒められたり、期待されたりしたくないんだという心の葛藤があるのかな。
単に褒める文化が良いと思っていたけど、そうではないということに気づけたのが良かった。受け止める人や時と場...続きを読むPosted by ブクログ -
今までいろんな生産性や効率化の本を読んで、なぜ日本が生産性が著しく低いのか、
なぜ長時間労働なのかそれでいて著しく賃金が低いのか、なぜ社員の満足度が低く幸福度も低いのか、簡単な解決方法が見当たらなかった。
原因はそれぞれ書かれていて解決する方法はあるが、日本の社会の慣習、会社の仕組み、法律、全てが複...続きを読むPosted by ブクログ -
目から鱗だ。
■日本企業では入社した直後から「ホウ・レン・ソウ」,すなわち上司に対して常に報告,連絡,相談をするように指導される。ところが「ホウ・レン・ソウ」を徹底して求める管理職の指導は,欧米人の目からすると細かいところまで管理する「マイクロマネジメント」そのものに映り,しばしば嫌悪される。
■欧...続きを読むPosted by ブクログ -
公務員の”やる気”に着目して現在の公務員界の課題を解決する方策を提言している。
まず、公務員でない住民やマスコミに対して、公務員叩きやバッシングが公務員の”やる気”を削ぎ、結果的に住民の損失につなげているという指摘。
私自身公務員なので、こういった発言があることに救われる。
そして、自律・承認・夢...続きを読むPosted by ブクログ -
201603/
そもそも「やる気」は、何らかの原因(理由)があって生まれるものであり、原因抜きのやる気はあり得ない。/
例えばスポーツでも楽器の演奏でも、上手にできたときはたいていリラックスし、無心になっている。だから「無心になれ」とか「リラックスしてプレーしろ」と言う。しかし、たまたま無心になれ...続きを読むPosted by ブクログ