太田肇のレビュー一覧

  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)

    SNSが発達したことの弊害ともいえる承認欲求が、現代の日本の問題としてどう顕在化しているのか?
    具体的な事例に基づいて理解し、承認欲求を求めるものたちの心理感を理解できました。
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)
    承認欲求が満たされれば、逆にその面での危険やリスクを伴うということがよく書かれたものです。
    社会的地位が高い人でも、1つのミスで自殺に追い込まれるなんて言うことがあるそうです。
  • がんばると迷惑な人
    がんばると迷惑な人。太田 肇先生の著書。がんばる人はがんばらない人よりも評価されやすい。それはがんばる人はがんばらない人よりも応援したくなるのは当たり前のこと。でもがんばると迷惑な人がいるのも真実。がんばると迷惑な人にがんばらないでと言うのはつらいこと。がんばると迷惑な人ががんばらないでと言われたら...続きを読む
  • 日本人の承認欲求―テレワークがさらした深層―(新潮新書)
    ■テレワークに切り替えることが困難な理由を深く追求していくと、技術的な問題よりも社会的・心理的な要因が大きな比重を占めていることが分かってきた。その中でも働く人にとってテレワークで満たされない大切なもの。それは、一言でいうと「刺激」である。
     会社に行けば無意識のうちに様々な刺激が得られる。通勤には...続きを読む
  • 「ネコ型」人間の時代
    日本はネコ型社会になるべき!
    猫と暮らしだしてから私の世界は変わりました。今までと違う視点で今を見直すことは必要ですね。
  • 承認欲求 「認められたい」をどう活かすか?
    最近、ネガティブワードの承認欲求をモチベーションと絡めてうまく表現していて大変共感した。そう、みんなほめられたいよね!でもそれをあきらめてしまって他人を批判したり、足をひっぱたりしてしまう。やっぱり減点主義より加点主義の方が社会は明るく、よくなると思います。そんなことを思い出させてくれた一冊!
  • 知識ゼロからのモチベーションアップ法
    イラスト漫画で、分かりやすい解説
    そうそううまくいかない、即効性はないだろうけど、おっくうに理由をつけずに、まず、やってみよう!という気持ちにさせる本
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)
    p.48
    ストレートに表現したら顰蹙を買うことがわかっているので、わざわざ迂回する戦略をとり、認められようとしている。それだけ、他者から認められることへの執着が強いからである。

    p.74
    彼はその道の大家である師匠に「いつまでたっても社会的に評価してもらえない」とこぼした。すると師匠は「実力が...続きを読む
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)
    この本で指摘されている通り、本当に多くの日本人が、「認められたい」「認められなくてはいけない」という状態に陥ってしまっています。

    この呪縛を解くカギとして、著者は
    ・周囲と同一次元で勝負をしないこと
    ・別の大切な世界「もう一つの世界」をもつこと
    ・組織をプロフェッショナルの集団に変えること
    を挙げ...続きを読む
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)
    承認欲求の功罪両面が書いてあってよかった。
    そしてSNSのいいねにとどまらず、組織内のいいねにしがみつく中年にまで話を振ることで「最近の若者は」の議論にとどめなかったのは素晴らしい。
    ぜひおじさんたちに読んでもらいたい。
  • がんばると迷惑な人
    働き方改革は20年前に取り組まなければいけなかったのかもしれない。

    がんばるとは、努力の量。
    決まった方向へひたすら推し進めること。
    今、必要なのは、努力の質。
    方向性を決めること。
    頑張り続けると、可能性や選択肢を探したり、多様な要素を結びつけたりということが出来なくなる。
    量の差はそれ程着かな...続きを読む
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)
     「承認欲求の搾取」という言葉が目についた。おそらく「やりがい搾取」と同種の言葉であろう。

     承認を受けたいが為に右往左往するのでは、振り回されて疲れ果ててしまう。それをどう中和するか、そして適度な距離を取りえるのか。

     
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)
    「承認欲求」の呪縛。太田肇先生の著書。承認欲求は毒にも薬にもなる。適度な承認欲求をもって努力して、承認欲求が満たされる結果につながれば、それは承認欲求がもたらす素晴らしい循環になる。でも、過度な承認欲求をもったり、承認欲求が満たされなければ、それが自己否定や不平不満、怨恨や逆恨みにつながって、自暴自...続きを読む
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)
    承認は効果的。でも劇薬。

    承認欲求の呪縛に注意。

    自己肯定感を上げる。期待を下げる。問題の重要度を下げる。

    問題の相対化。
  • 「承認欲求」の呪縛(新潮新書)
    褒められたり、期待されたりしたいけど、一方で、次のハードルが上がって、ダメだったときに怒られたり、心理的ダメージを受けるから、褒められたり、期待されたりしたくないんだという心の葛藤があるのかな。
    単に褒める文化が良いと思っていたけど、そうではないということに気づけたのが良かった。受け止める人や時と場...続きを読む
  • ムダな仕事が多い職場
    今までいろんな生産性や効率化の本を読んで、なぜ日本が生産性が著しく低いのか、
    なぜ長時間労働なのかそれでいて著しく賃金が低いのか、なぜ社員の満足度が低く幸福度も低いのか、簡単な解決方法が見当たらなかった。
    原因はそれぞれ書かれていて解決する方法はあるが、日本の社会の慣習、会社の仕組み、法律、全てが複...続きを読む
  • ムダな仕事が多い職場
    目から鱗だ。
    ■日本企業では入社した直後から「ホウ・レン・ソウ」,すなわち上司に対して常に報告,連絡,相談をするように指導される。ところが「ホウ・レン・ソウ」を徹底して求める管理職の指導は,欧米人の目からすると細かいところまで管理する「マイクロマネジメント」そのものに映り,しばしば嫌悪される。
    ■欧...続きを読む
  • 公務員革命 ──彼らの〈やる気〉が地域社会を変える
    公務員の”やる気”に着目して現在の公務員界の課題を解決する方策を提言している。

    まず、公務員でない住民やマスコミに対して、公務員叩きやバッシングが公務員の”やる気”を削ぎ、結果的に住民の損失につなげているという指摘。
    私自身公務員なので、こういった発言があることに救われる。
    そして、自律・承認・夢...続きを読む
  • 個人を幸福にしない日本の組織
    著者の言う通りだと思います。にしても日本の組織は変わらない、変わらないという力が強力に働く。なんでだろう。
  • 日本人ビジネスマン 「見せかけの勤勉」の正体 なぜ成果主義は失敗したか
    201603/

    そもそも「やる気」は、何らかの原因(理由)があって生まれるものであり、原因抜きのやる気はあり得ない。/
    例えばスポーツでも楽器の演奏でも、上手にできたときはたいていリラックスし、無心になっている。だから「無心になれ」とか「リラックスしてプレーしろ」と言う。しかし、たまたま無心になれ...続きを読む