太田肇のレビュー一覧

  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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    内容はライトであまり深い考察には至っていないけど、その分読みやすい。同調圧力をぶっ壊すためには多様性が必要というのには、閉鎖的なクソ田舎で男尊女卑にまみれて生きてきた身からすると納得するが、「出る杭」側はその組織や共同体にもはや期待をもたず外にいくだろうし、出る杭を打つ側は、その必要性を感じないまま静かに滅びていくほうを選びそうなのが今の日本人ではないか。

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    2025年07月14日
  • 同調圧力の正体

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    同調圧力の原因をイデオロギーとしての共同体主義に求める分析。タテ社会や空気という伝統的な切り口とは異なるが,言いたいことはほぼ重なるように思われる。

    閉鎖性,同質性,未分化が同調圧力を強める。
    タテの圧力=権限・序列
    ヨコの圧力(大衆型同調圧力)=「正義」

    分析はそれなりに説得的ではあるが,目新しいものはないかな。対応策もまぁありがち。

    教育で身に付けさせるべきは受動的な同調よりも積極的な協力というのはそうだと思う。

    結局人は人なんですよ。

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    2025年07月07日
  • 「自営型」で働く時代――ジョブ型雇用はもう古い!

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    自営型、ジョブ型、メンバーシップ型と分類したとしても、実際の社内の運用では、業界、職種、役職により大きく異なり、その区分をはっきりと分けることは難しいのではないかと感じた。ジョブ型とは言っても、海外でもそれなりに柔軟な助け合い対応ができていると感じているところであり、ジョブ型の制度の下で工夫をしていくという意識でもよいのではないかと思った。

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    2025年06月26日
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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    共同体の空洞化
    消極的利己主義
    個と全体の利害対立を認めないという建前
    「公」を装う「私」

    個々の指摘は鋭いが,現状分析としてはやや一貫性に欠ける。解決策が抽象的もしくは現実性がない。

    同調圧力に関する著作もあるようなので読んでみたいとは思う。

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    2025年06月09日
  • 「自営型」で働く時代――ジョブ型雇用はもう古い!

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    自営型が現代にふさわしいという著者の主張には同意する。また、過去の日本の雇用の在り方の論点に関する整理も有用だった。
    しかしながら、日本はかなり厳しい労働規制があり、これをどうにかしない限り現状を打破することは不可能であろう。

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    2025年03月30日
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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    何もしない方が得な状況に陥っていることにはひどく共感。利己的主義、組織の利益よりも自分の利益を重視しながら、表面的には忠誠心のあるように振る舞うのはすごくわかる。
    ただ対策のところは一般論で腑に落ちない点が多かった。

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    2025年02月13日
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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    まだ読んでいる途中ですが、惹きつけるタイトルです。確かに実感としても腑に落ちます。あとはこの本のタイトルが、如何にして何もしないで得をするかのノウハウ提供に進むのか、あるいはそんな日本を変えるためにはどうすべきかに進むべき論に進むのか、楽しみです。何もしないで得するとは、
    何かをすることが、得をとりそびれるという意味で機会損失になるという倒錯した世界。そのコストを負担しているヒトが何処かにいるのでしょう。結局得すると思って何もしない全員がそのコスト負担してる(する事になる)のかも。

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    2024年09月01日
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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    『静かに退職する若者たち』で紹介されていたため購読。
    損得勘定した結果、今はしないほうが良いよねという合理性は分からなくも無いが、将来的に考えたらしたほうが良いという考えが必要だと感じた。
    働いていても思うが、言ったもん負けの文化があると、誰も新しいことを言わなくなってしまうので、するほうが得、言ったもん勝ちのような仕組み作りをしていきたいと思った。
    起業精神も、年々歳をとるに連れてチャレンジ精神が減ってしまうグラフはショックを感じた。

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    2024年07月22日
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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     なぜ学校で生徒たちは誰も手を挙げないのか、なぜ失敗を恐れず挑戦する人が少ないのか。やる気のない人が増えたからではなく、日本の構造上の問題と著者は指摘する。解決策としては、面倒がらずに小さな声からでも少しずつ変えていこうと行動することに尽きるのだろうか。ゴールまで遠すぎてモチベーション維持が困難と思ってしまう。私自身、やった方が結果として自分にプラスになると気づいたのはごく最近。それでも周りの空気を読んでからでしか手を挙げられない。染みついたマインドは容易には変えられない。

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    2024年06月24日
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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    いわゆる「フリーライド」の問題を組織面から考察したもので、目の付け所は面白い。が、決定的な視点が一つ欠けている。それは日本社会は「相互監視による暗黙の強制力」がベースになっていることである。個人が組織に溶け込んでいるから嫌なことでも進んでやるのではなく、仲間の目が気になるから嫌々やっているだけである。逆に他人の目が気にならない場面では日本人はモラルも何もなくやりたい放題である。これはここ30年の話ではなく、おそらく江戸の昔から日本人に根付いてきた文化だ。最近その非合理な面が可視化されてきたのは、組織が流動的になって仲間の目が利きにくくなっているからに過ぎない。この視点で見ると、最終章の対策で効

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    2023年10月22日
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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    「消極的利己主義」の構造を平易に文書化していることや、「するほうが得」な仕組み・処方箋(目新しさは皆無だが)を提示しているところは一応認めるが、大事なのはその先で、その実践の施策が全く語られていない。処方箋まででは絵に描いた餅で、それを人々が美味しいと食べさせる施策(実行力)と継続運用・PDCAが不可欠なはず。そこを語らなければ意味がなく、日本の社会政策を研究している学者先生の底の浅さが見える。

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    2023年08月14日
  • 日本人の承認欲求―テレワークがさらした深層―(新潮新書)

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    筆者自身も「承認欲求とはそういうものだと考えておいた方が良い。社会現象を説明する上ではあまり厳密な定義にこだわらない方がかえって生産的な場合が多い」としているが、事象の原因をすべて承認欲求という単語に結びつけているような印象を受けた。

    承認欲求をめぐる職場の人間の考えの構造など、そもそも承認欲求とは何か、どのようなシチュエーションでいかに、発生し、他者に向けられ、本人においては、満たされ、満たされないのかということに対する分析がほとんどなされていない。
    上司の部下に対する承認欲求、部下の上司に対する承認欲求、同僚に対する承認欲求、すべて、異なるはずである。
    承認とは何か、どのような場合にどの

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    2023年05月29日
  • 「ネコ型」人間の時代

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    「ネコ転」
    というタイトルのほうが良かったのでは?笑
    くどいくらいの「ネコ型」説明でしたが、
    とても納得できました。
    でもなあ…
    この本にも書かれているとおり、
    かけ声だけで、
    ホントは組織はイヌ型を求めている、
    ような気がするもんなあ…

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    2023年03月24日
  • 同調圧力の正体

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    「何もしない方が~」と同様、事象の説明には納得感があるものの、解決に向けた対応策の章はイマ一つ。フラット化によってタテの圧力が弱くない、ヨコの圧力が高まりつつある社会風潮はまさにそのとおりだと感じました。

    もはや、社会が一回ダメにならないと再生できないのではなかろうか。。。と思わせます。

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    2023年01月27日
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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    沈みゆく日本の必然が、そのロジックが、実に分かりやすく説明されている。「経営リーダーのための社会システム論」とともに必読だ。

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    2023年01月24日
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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    キャッチーなタイトルに惹かれて読んでみました。「何もしない方が得」という課題はなるほどそのとおりで納得感な一方、「するほうが得」にするために提示された対策案はあまり目新らしいものではありませんでした。

    日本社会はもはや詰んでいるのでは、と思わせます。

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    2023年01月21日
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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    「何もしない方が得な日本」の現状分析が第1章から第4章、「するほうが得な仕組み」づくりを提言するのが第5章という構成。

    多くの人にとって、何もしない方が得なため動こうとしない人が多いのは感覚的にわかっていると思うので、この本の読者の需要は、「する方が得な仕組み」づくりという、いわば処方箋にあると思う。だから、「するほうが得な仕組み」を提言する第5章の内容について内外の成功事例を多く紹介するか、現状分析を半分、処方箋を半分にするなど構成にしてほしかった。

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    2022年12月11日
  • 何もしないほうが得な日本 社会に広がる「消極的利己主義」の構造

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    自分で言うのもなんだが、子供の頃から損な役回りをついつい受けがちで、タイトル見て、そうだそうだ!とジャケ買いしてしまった。
    まあ、書いてあることにタイトル以上の驚きはない。要するに、公務員も会社もPTAも町内会も、日本の至るところでムラ感(一定期間は基本そこから動かない)、空気読め感が強すぎて、頑張って何かしても叩かれるのだ。
    著者なりの処方箋に踏み込んでくれているのは有難く、ジョブ型雇用も一つとして、ムラの解体、個への分化と理解した。やることやってんだから、あとは自由にしてていいでしょ?という状態。それは一理ある気がした。

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    2022年11月20日
  • 日本人の承認欲求―テレワークがさらした深層―(新潮新書)

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    テレワークにより日本でも外部思考のコスモポリタン型の人が徐々に増えてきたというところが印象深かった。
    自分としてもそういった方向に移行していきたい。

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    2022年09月13日
  • 日本人の承認欲求―テレワークがさらした深層―(新潮新書)

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    快適だったテレワーク。でもコロナが少し落ち着いた頃、なぜか無性に出社したくなったのは何故か?の謎がようやく解けた。偉さを見せびらかしたい管理職、という表現にはやられた。

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    2022年08月04日