矢作直樹のレビュー一覧
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2人の対談、おもしろい。
並木さん単体の本よりつっこんだ話が
たくさんでてるのかも。
スピスピしてるわけでもなく日本の歴史に基づく話や
今現在きちんと足をつけた現実世界をちゃんと生きることにもフォーカスしてる。
以前読んだ並木さんの本にはかいてなかったのかも、
と思った。アファメーションとか儀式とか
そういう系が多い本だったからかな。
・神社は自分の神聖さを思い出す場所
・高次元の存在とつながる前に本来の自分とつながる
・目の前にあることを大切にし人生を丁寧に生きる
・誰何(すいか)の法則 3回目には本当のことを答える
・あらゆるものは私たちの意識の投影、国民の集合意識の顕れ
・感謝して心か -
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リストを書くと自分の優先順位が分かる。著者の作成するリストは入山計画書なので、登山という目的に沿って持てる荷物を具体的に想像できて良いなと思った。
例えばやりたい事リストの様なものを漫然と書くより、入山計画書を書くような気持ちでやりたい事リストを書けば、自分にとって必須のものは何であるかを楽しく想像できそうで。
楽器が弾けない私がピアノを弾ける様になるためのリストを作る場合。山に持って行くものややる事を厳選する様に、ピアノを弾くために何を用意する?練習はどこでどうやって?何が弾きたい?
何故か、登山計画書だと思うと、ピアノを弾ける様になるために何を用意するべきかと真剣に考える気持ちになる -
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矢作先生の本をたくさん読んできて、著作の順番的には逆だけど、最初に刊行されたこの本をようやく読んだ。
他の本は、例えるならお菓子のように読みやすかったけれども、こちらの方がお食事的な、しっかりした読み応えのある内容である。内容は先生の生い立ち、医者生活の中で見た霊的体験、世界のスピリチュアリズムの歴史、まとめと言う流れだ。
病院の先生がこれを書いていると言うことで、いつまでもスピリチュアリズムが疑わしいものと思い込んでいる人たちには爆弾的な本であったと思う。本の中で、「霊的世界を科学で証明しなくてもいいんじゃないか」という一節があるが、確かに、霊的世界、身体の不思議、宇宙等々、我々ごときが知っ -
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ネタバレ数年前ちょっとした話題書だった気が。今更ながら手に取り。
オカルトよりなのかと思っていたけれども思っていたより科学的というか、やはり著者は医師なのだなという納得感。最初の方の章は著者が医師として日々過ごす中で感じたり思ったりしたことを科学や宗教といった知識で探求するというか裏付けしていくような話が進みます。
医師として瀕死の患者さんやそのまま亡くなってしまう患者さんと対応していると不思議に感じる出来事に出会うという人は著者の他にも結構いると何かで読んだこともあり、自分は「そういうこともあるんだろうな」という感じで読み進みました。
著者自身が山で経験したこと、ご両親の看取りの話など、不思議であ -
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ネタバレ『自分じゃない誰か」のための人生はもうやめる』
わたしって・・・思いの外、『他人視点』だったと気づく。
気づけたことは、感謝。されど、ショック。
『義理で動かなければ快適になる
・・・できない、やりたくない、そう感じたものは受けません。』
『生まれてから死ぬまでずっと社会で生きるわたしたちの不安や心配の大半は、実はこの二つの欲ーーー、ありのままでいたい、嫌われたくない、その根源的欲求から生まれた感情がきっかけです。
その事実を前にして思うこと。
それは、どちらも「他人視点」だということ。他人から見た視点です。』
『ありのままでいたい』も『他人視点』なのか・・・。 自分に向 -
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10年ぐらい前のことではあるが、東大医学部の教授が霊や霊界の存在を肯定するかのような著書を出版し、物議を醸したことがある。
今回、その著者である矢作直樹氏の本を読む機会があり早速一読してみた。
当時、東大の教授とあろう人がオカルト本を出すなどおかしいのではと嘲笑もされたが、読んでみて分かったのは、極めて真面目に誠実に実体験に基づいて書かれたものだということだ。
東大医学部附属病院集中治療部部長として、実際に運び込まれた患者達を治療する中で、科学や医学では説明できない体験をした。
それらを解明するべく、古今東西の心霊や宗教に関する本を読み、また近代に起きた欧米のスピリチュアリズム運動にま -
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マインドフルネスとは、行為を指すのではなく、今この瞬間に気づいている状態を言う。
体を壊してまでやるべきことなど、この世にはない。
美しい所作は心と体に良い。
早いことが良いとは限らない。先送りにした方が良いこともある。日にち薬という言葉もある。
肯定的に想像すれば、人生は楽しい。
否定からは新しいものは生まれない。
付き合いがしんどいならば、付き合いをやめる。距離を取ればいい。
相手の時間を奪わない。それ以外の細かいことは気にしない。
人の欠点をあげつらうことは、自分の価値を下げるだけ。欠点は長所てもあり、伸び代になる。
期待しない。依存しない。信頼はする。
何かをしてくれたら、ありがとう -
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今、この本を読んでも遅いのではないか、とも思ったが読んでみることにした。
が、十分今知っておきたいことだった。
日本、いや世界、宇宙の始まりから今私たちがここにいることの意味がわかる。信じない人も多いだろうが、矢作先生から引き出される並木先生の回答に心惹かれました。こんなにもすらすら回答出来る並木先生に驚きます。
私は並木先生のことはYouTubeでたまたま見た時から惹かれるものを感じ、またこれから世界はどうなっていくんだろうと言う疑問から先生の本を手にとって見るようになりました。
そんな疑問がこの本によって満たされるのを感じました。日本ってすごいんだなぁ、感じます。
そしていろんなこと -
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先日、親戚の法事に行ったとき、住職がこの本と著者を引用して家族に語りかけた。
「矢作(やはぎ)さんは救急医療に携わるお医者さんでありながら、お坊さんのような雰囲気の人。欲がなく、人の命を救うことを第一に考え、職場にベッドを持ち込み寝泊まりしていた。そんな折、彼の母親が自宅で一人亡くなった。『自分は一番身近で大切な母に、仕事優先で何もしてやれなかった』。毎晩、後悔の念に苛まれていたところ、死者の降霊・対話ができる知人から電話がかかってきて、『お母様があなたのことを心配して話がしたい』と言ってるの」と、住職の話が始まった。
残された親戚の家族も、「もっと何かしてあげられることがあったのではない