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神は在るか、魂魄は在るか。生命の不思議、宇宙の神秘、宗教の起源、非日常的現象。生と死が行き交う日々の中で、臨床医が自らの体験を通して思索した「力」と「永遠」、そして人の一生。
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Posted by ブクログ
「足るを知る」朝健康に目覚めれたことにまず感謝です。日の光を浴びれていることにも、空気を吸えていることにも。幸せは気づくだけでいいんだね。
矢作先生の本をたくさん読んできて、著作の順番的には逆だけど、最初に刊行されたこの本をようやく読んだ。 他の本は、例えるならお菓子のように読みやすかったけれども、こちらの方がお食事的な、しっかりした読み応えのある内容である。内容は先生の生い立ち、医者生活の中で見た霊的体験、世界のスピリチュアリズムの歴...続きを読む史、まとめと言う流れだ。 病院の先生がこれを書いていると言うことで、いつまでもスピリチュアリズムが疑わしいものと思い込んでいる人たちには爆弾的な本であったと思う。本の中で、「霊的世界を科学で証明しなくてもいいんじゃないか」という一節があるが、確かに、霊的世界、身体の不思議、宇宙等々、我々ごときが知っている科学で扱えるような小さい世界では無いのではないかと思う。自分の生きている間に解明されるはずもない壮大な世界だけれど、私は、霊的な世界があるということを感じながら、ほんの少しでも何かわかることを知りながら、残りの人生を生きていきたいと思う。
10年ぐらい前のことではあるが、東大医学部の教授が霊や霊界の存在を肯定するかのような著書を出版し、物議を醸したことがある。 今回、その著者である矢作直樹氏の本を読む機会があり早速一読してみた。 当時、東大の教授とあろう人がオカルト本を出すなどおかしいのではと嘲笑もされたが、読んでみて分かったのは...続きを読む、極めて真面目に誠実に実体験に基づいて書かれたものだということだ。 東大医学部附属病院集中治療部部長として、実際に運び込まれた患者達を治療する中で、科学や医学では説明できない体験をした。 それらを解明するべく、古今東西の心霊や宗教に関する本を読み、また近代に起きた欧米のスピリチュアリズム運動にまで研究対象となった。 そういった研究の中で矢作氏は霊や霊界の存在を確信したという。 目に見えない世界のことではあるが、科学で解明されていないからといって、それが実在していないということにはならない。 矢作氏はそういった心霊の世界を否定する者は、科学医学万能主義という唯物論を信仰しているからではないかと説く。 矢作氏は更に著書の中で、この世界この宇宙には大いなる意志、摂理とも真理とも呼ばれるものが存在しているのでは?と示唆している。 またそれは人間の心に宿る良心の存在がそれにつながっているのでは、と提示している。 唯物論者にも読んでもらいたい一冊である。
先日、親戚の法事に行ったとき、住職がこの本と著者を引用して家族に語りかけた。 「矢作(やはぎ)さんは救急医療に携わるお医者さんでありながら、お坊さんのような雰囲気の人。欲がなく、人の命を救うことを第一に考え、職場にベッドを持ち込み寝泊まりしていた。そんな折、彼の母親が自宅で一人亡くなった。『自分は...続きを読む一番身近で大切な母に、仕事優先で何もしてやれなかった』。毎晩、後悔の念に苛まれていたところ、死者の降霊・対話ができる知人から電話がかかってきて、『お母様があなたのことを心配して話がしたい』と言ってるの」と、住職の話が始まった。 残された親戚の家族も、「もっと何かしてあげられることがあったのではないか」と感じていたので、続く住職の話は、その意を汲むものとなった。 僕にとっても、自分の死生観を形成する上で大切な本・出会いになるかもしれない、という予感があり、すぐに取り寄せた。 この本の題名は、「肉体は滅ぶが霊魂は永遠」との意味らしい。 50代も半ばとなり、今後、親しい人たちとの別れや、自分自身の老い・衰え・死をいずれは迎えることになる。それまで、いかに人生を送るか。 非常に不安で、年齢ほど成長できていない自分を自覚しているが、目を逸らさず、この本をヒントにして、しっかり考え、向き合っていきたいと思う。
YouTubeでたまたま流れていた矢作医師の特集番組をみてこの本を知りました。東大の医師がこのように書籍化してまでも伝えたいことが書かれており感動しました。 特に最後の章で。 肉体は寿命を迎えると朽ちてしまうが、魂は永遠に生き続けるのだと感じました。幽体離脱をしたり、霊をみたりした経験は自分にないが...続きを読む、海外でも沢山の研究がされており、太古からその存在をわたしたちは認識していることからそのような世界は確実にあるのだなと感じました。 もし自分が矢作医師のような啓示を受けたら、その啓示が何を意図しているのか考えたいと思った。 そして生きている間に、自分のできる利他行為をしていきたいと思いました。人のために生きるですね。日々の忙しさに流されないようにしていきたいです。
医学的な立場から、いろんな事象をみて 矢作先生がかんじたこと。 肉体はなくなっても魂はずっとのこっている。 お母さんを降霊したときの話が印象的。 ただ前に読んだ本とかなりかぶってるかも。 もうちょっと本質的に なぜ死なないのか、ということを 掘り下げてほしかったなぁ 矢作先生のお話はとてもすきだけ...続きを読むど、
目に見えない世界は確実にあって、 不思議なことは当たり前に起こる。 見えるものだけにとらわれず、すべてのことを感謝の気持ちを持って受け入れていきたい。
人は死なない 矢作直樹 バシリコ 臨床医による摂理と霊性をめぐる思索 この世に相対するのはあの世で どうやら一なる無限は目指す目標であって 到達不可能なのだろう
芋づる式読書で 矢作さんの本を読んでます。 単純に来世があるからいいのだ という内容では無く、 自分の出来る事を 場所や身分を問わず 行っていくことなのだな・・ と 再確認した次第です~
矢作先生が どんなふうにスピリチュアルに目覚めていいたかが とても 親近感がもてる文章で書かれている ご両親とのお別れで 医師であり 息子である著者が 葛藤する姿が印象的
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人は死なない ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索
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矢作直樹
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