あらすじ
仕事、人間関係、コロナ、SNS、物価上昇、天変地異、死への恐怖……
あらゆる不安やストレスをときほぐしたいなら、自分を他者と比較しない猫の生き方から学んでみませんか?
東京大学名誉教授が提案する「自分軸」の作り方と、現代社会を快適に生きる心の持ち方。
スピリチュアルリーダー並木良和さんも推薦!
『常に「中今」に生きる猫は、新時代の人類のお手本です。さぁ、あなたも自由になる秘訣を学んでみませんか?』
■猫に学ぶ「自分軸」の作り方と心の持ち方
「中今」を生きよう
「お腹が空いたら」食べよう
ラクになれる服を着よう
どこまでも歩いてみよう
スケジュールを調整しない
孤独死は立派なこと
仲間なんていなくても
etc…
【著者プロフィール】
矢作直樹 (やはぎ・なおき)
東京大学名誉教授/医学博士
1956年、神奈川県生まれ。
1981年、金沢大学医学部卒業。その後、麻酔科を皮切りに救急・集中治療、内科、手術部などを経験。
1999年、東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学専攻および同大学工学部精密機械工学科教授。
2001年、東京大学大学院医学系研究科救急医学分野教授および同大学医学部附属病院救急部・集中治療部部長。
2016年3月に任期満了退官。
主な著書に、『人は死なない』(バジリコ)、『おかげさまで生きる』(幻冬舎)、『自分を好きになる練習』(文響社)、『失われた日本人と人類の記憶』(青林堂/並木良和氏との共著)、『神様からのお便り』(小社刊)など。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『猫のように自分軸を持って生きる』
『第1章、猫に学ぶ「自分軸」の持ち方』
猫の世界にたとえての解説は、とてもわかりやすいです。
『第3章、ぱっと解放される「時間軸」メソッド』
実践したくなるメソッドがいっぱいです。
◎『日頃から穏やかな声で話す』
『大きな声で議論するとだんだん興奮してきます。自分の声の大きさに、感情が反応してしまうのでしょう。・・・怒ってしまった心を鎮めるよりは、できるなら最初から怒らないほうが得策です。 そのために、日頃から穏やかな声で話すという習慣を身に付けて、自分の声で自分を落ち着かせるようにしましょう。』
感情を昂らせないで穏やかに話し合うことは、難しいこと。未開とまでは言いませんが、未熟なわたしは、まだまだ発展途上です。
『第4章、どんどん安心する「考え方」の言葉』
◎『日々をしなやかに過ごす「どっちでもいい」』
『「目の前のことに没頭する(中今)」
「快くない気持ちは解消する」
「他人を気をしない」
「他人に期待しない」
などを行うと、すべてが「どうでもいい」という境地になります。とても寛容な気持ちが持続します。「俯瞰している」ような状況です。・・・目の前のことが小さく見えてきます。』
心のさざなみを抑える努力中のわたしの目指すところです。
そして、『おわりに』より、
『自分への感謝がないから自己肯定感が低いのです。』
思ってもみなかった切り口でした。