あらすじ
きっと、あの世はいいところ
考えすぎない。迷いを捨てる。しがらみをなくす。我慢はほどほどに。
この世をうまく卒業するために、いま知っておきたいこと。
『人は死なない』の矢作直樹(東大病院救急部・集中治療部部長医師)と、
作家・田口ランディが語り明かした、
新しい死の迎え方と、人生後半の生き方。
いい感じでぼけていくと、周りの人も幸せになりますよ。
在宅看取りは、人と人を結びつける新しい絆になるでしょう。
死を悲しいと感じるのは、死そのものより喪失感だと思うんです。
我慢し過ぎると苦しい。人間、ほどほどがいいんです。
病気の根っこにある頑固さを溶かせば、心も身体も元気になります。
老化は自然現象、闘わない医療福祉がこれから重要になります。
本当は、早くあっちに逝きたいっていう人もいます。
死ぬときはお互いに挨拶に行くってことで、よろしくお願いします。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
医師としてたくさんの「死」と関わった矢作直樹さんと、
介護を経験し、霊感のある作家の田口ランディさん、
二人の対談集。
家族を何人か見送っている経験から、
そんなに「死」を恐れることはない。
ぎゃくに、あの世に行ったら会えることが楽しみである。
病気の苦しみや痛みから解放され、あらゆる欲望から解放されれば、幸せな穏やかな気持ちになれるだろう。
様々なスピリチュアルな本にもあるように、この世は修行の為、苦が当たりまえ、と思えば、文句も言えない。
ただ、「今」を一生懸命、生きよう!
Posted by ブクログ
私も突然頭にくることがあるから、その時はプチ憑依されているのかも。
近くにいる人・ものから影響を受ける事と同じで、見えないけど影響力の強いものに同調するらしい。
Posted by ブクログ
直樹マンのYouTubeで、矢作直樹先生を知って、著作をあれこれ読んでいる。驚くのは矢作先生の見た目の若さ。声はそれこそ年相応だが、見た目が3、40代くらい。人間の力が及ばない、何か別の世界のものに守られている感じさえする。
対談の方ですが、ちょっとお茶目な田口ランディさんと実直で揺るがない矢作先生のトークが面白い。二人とも同じ世界を見ているのだなぁと思う。
本書から知ったこと。
・緩和ケアや自宅看取りケアにもうちょっと力を入れるべき。人を増やすべき。(矢作先生)
・病気は本人が作ったもの。頑固な人は病気になる。強いこだわりは具現化する。
そうならないよう、柔軟な心を持っていたい。心に毒を持たないでいたい。(矢作先生)