小田雅久仁のレビュー一覧
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やっと読み終わりましたー!
手に取ってから読むまでかなり時間がかかってしまいました。
GOATという雑誌はわたしが読書楽しい!ってなり始めの頃に創刊して、まだ色んな作家さんに出会えてない、出会いの場を作って貰えた雑誌でもありましたし、読書の楽しみも改めて教えてもらえました。
そんな姉妹雑誌が出ると聞き、即買いました。
meetsと名前にもある通り、作家さんたちが出会って色んな事が生まれたり、
とても興味深かったです。
韓国文学や、歴史、そして色んな世界に行ったかのような物語たち。異世界… 満足感たっぷりでした。
わたしは、旅とはつまり未知なるアリを見ることであるがとても、面白かったです。 -
Posted by ブクログ
吉田棒一「インフルエンズ」
吉田棒一、何となく知っていたけどえぐいっすね。こんなヘンテコな小節が許されるかよ!と怒鳴りながらめちゃくちゃ推してしまう、舞城王太郎、佐川恭一に続く奇人現るーーーーー
小田雅久仁「魑魅虫」
独特な語りと雰囲気はものすごく好きなのだけど、悪が集まり結局何が起こったのか、ニュアンスしか分からず……
冒頭、女性作家陣の全てのエッセイ、小説、ラフ画、対談、全て素晴らしかった。韓国に興味なくてもあっても、国を超えるとはどういうことは、戦争をするとはどういうことか、読み応えしかない。
全体的に、詩や短歌が挟まっていたり(どれも良い)、目を見張るような絵がページいっぱいに広 -
Posted by ブクログ
こんなに引き込まれたのは久しぶり、というくらい世界にのめり込めた。3作の中編集だが、どれも月をテーマにしており一貫性のある一冊。純文学ぽさがあるけれどもSF的に楽しめた。
個人的には3編目の表題作よりも、2編目のイシダキの話が面白かった。この世界観で長編書けるだろと思ったし、もっと読みたかった。
1編目は読み始めて普通の私小説というか家族小説的になるかと思いきやまさかの別人入れ替わりのホラー小説で虚をつかれ、イシダキの話は設定の奇抜さと大胆な場面転換にドキドキし、最後の残月記はディストピア小説としてもやり過ぎだろと感じてしまったが、十分に主人公に感情移入できた。
本当にオリジナリティのある良い -
Posted by ブクログ
新進気鋭の作家様によるSF中短編書き下ろしプラス創元SF短編賞受賞作アンソロジー
自分の裡に形成される「SF固定概念」を毎回アップデートしてくれる最先端を走るシリーズ
ティプトリーを読み涙していた頃、このような未来型が到来すると露ほども予測せず、また今後どのような作品が紡がれてゆくのか、想像するだけで萌えます
読みごたえあります!
『未明のシンビオシス』
南海トラフ大規模地殻変動が発生、列島の姿すら変わってしまった日本
荒廃した世界で生き延びる主人公たちの微かな希望を描いた近未来SF
『いつか明ける夜を』
光のない闇の世界が、夜と昼に別たれた
言い伝えの神馬と少女は、世界の救世主にな -
Posted by ブクログ
目次
・そして月がふりかえる
・月景石
・残月記
三篇が収録されているが、100ページほどの作品が二篇と、200ページの表題作。
どれも設定は興味深いし、不穏の種類が違うので、面白く読めるはずなのだが、結果的にはさほど満足はできなかった。
『そして月がふりかえる』はまあまあ面白かったけれど、『月景石』については、もう少し登場人物の必然性というかタイミングというかに工夫があったほうがよいと思ったし、物語の落としどころがちょっと弱かったように思えた。
しかし、最も不満が残ったのは、表題作だ。
「月昂」という謎の感染症が世に蔓延している世界なのだが、まず何感染?
なんとなく飛沫感染のような描写