小田雅久仁のレビュー一覧

  • 禍

    無料版購入済み

    見事な幻想マンガ

    試し読み部分では耳もぐりの話が途中まででしたが、原作の評判も分かる秀逸な作品でした。自己言及的な妙な処理をすると、確かにああいう結果になりそうです。
    こういうの、諸星大二郎氏の作品とかにもありそうです。

    #怖い

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    2023年12月21日
  • 本にだって雄と雌があります

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    「本にだって雄と雌があります」(小田 雅久仁)を読んだ。

    半分くらいまでは最後まで読むべきかどうか迷いながらの読書であったため、ずいぶん時間がかかってしまった。
    
『はっきり言ってあまり好みじゃないな。
はしゃぎっぷりが痛々しく上滑りしていると思うのだよ。
「残月記」は面白かったし「禍」も面白そうなんだけどなぁ。
どうしようかなぁ。』
    
が、しかし、半分過ぎたあたりから急に物語が動き出す。
    
『これは本当の本好きが読むべき物語なのではなかろうか。
混乱がほどけていく過程が心地よいのだ。
小田 雅久仁さんにしてやられたなぁ』
    
と、感想が変わっていく。
    
最後に気になった一行を引く。
『否、き

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    2023年08月04日
  • 禍 無料お試し版

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    ざわめく感じが特徴的

    読んでいる人の心のざわめきを掻き立たせるような、ゾクゾクした雰囲気が印象的な作品がまとめられています。描かれているのは決して単純なパターンではなく、複数の人物が絡んでいる一筋縄では解決しそうもないケースがほとんどです。インパクトも強く、印象に残りそうなストーリーが多めでした。

    #怖い #シュール #ダーク

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    2023年08月01日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    幅広いアンソロジー。宇宙モノは無かったが、理不尽、インナースペース、動物モノと様々。気が付いたらブエノスアイレスにいるとか理不尽系が面白かった。
    表題作の「時間飼ってみた」は火浦功のようなドタバタとした展開。面白いけど完全に理解してるかは怪しい。

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    2022年04月11日
  • Genesis 時間飼ってみた 創元日本SFアンソロジー

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    やっぱりSFは、最高と思わせてくれる。想定外の景色が頭に思い浮かぶ。そして上手く騙された事が心地よい。こんなストーリー考えつくなんて。

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    2022年01月09日
  • 本にだって雄と雌があります

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    最初は読みづらいなって思いながら読んでたけど、何でか分からんけどトントンと文は進むし、最後の方はもう夢中で読んでた。あっぱれ!

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    2021年05月16日
  • 「いじめ」をめぐる物語

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    7人の作家さんによるアンソロジー。
    いじめはきっとなくなることはない。
    大切なのはいじめてることに気付けるか。
    いじめられた時にどうやって対処していくか、その方法をひとつでも多く知っているかってことなんだなと思った。

    今、苦しんでる多くの人に読んでもらいたいと思いました。

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    2019年01月09日
  • 本にだって雄と雌があります

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    ネタバレ

    これは…なんと言ったらいいのだろう。
    たぶんタイトルを見てなんらかの物語を想像したとしても、多分違っています。
    本に雄と雌があって、増殖していく話ではあるけれど、それがメインじゃないんだな。

    語り手の祖父・與次郎が繰り広げる怒涛の大阪弁。
    嘘か真かやっぱりデタラメか!?

    最後まで読めば、本好きの人だったらうっとりするか涙をこぼすかはわからないけど、きっと心を動かされるはず。
    でもだけど、前半部分が冗漫なのが、もう辛い。

    必要なのはわかる。
    後半の感動の種は、ダジャレと駄法螺と繰り返しの中にしっかりと埋め込まれているのだから。
    でも、辛いんだなあ、読んでいて。
    次回はぜひ、テンポとリズムの

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    2017年06月23日
  • 本にだって雄と雌があります

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    面白かった!

    最初のほうは数ページごとに声を出して笑い、終盤のあるところではぐっと胸がつまり泣きそうになった。
    教訓とか何もない。読書とは、楽しいことがすべてではないか? この小説には、先を読み進める楽しさがぱんばんに詰まっていて、それ以外のものまで押し込むとはじけてしまいそう。

    文庫の帯を森見氏が書かれているが、氏の作品がお好きな方にもおすすめ。

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    2017年06月08日
  • 本にだって雄と雌があります

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    突飛なタイトルと翼の生えた象が描かれたジャケット、さらには「森見登美彦氏も驚いた!」という帯の文句に惹かれて購入。

    語り手は土井博なる人物。彼が息子の恵太郎に聞かせるのは、博の祖父(恵太郎の曾祖父)である與次郎の話。博は小学生のときに與次郎が暮らす深井家に預けられる。本の蒐集が趣味である與次郎の屋敷はどこもかしこも本だらけ。そして與次郎が定めた掟は、「書物の位置を変えるべからず」。博がついその掟を破って本を適当な場所に返したところ、翌朝信じられない光景を目にする。

    人間と同じく、本にだって♂と♀がいる。相性の良い本がたまたま隣り合った場合は子どもまで生まれて飛び回るという、なんとも楽しい物

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    2017年05月10日
  • 本にだって雄と雌があります

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    前半を読んでいる間なんだかつらくて、最後まで読めるかな?と思いながら読んだ。後半は、家族愛や少しファンタジーも入っていて感動した。

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    2017年01月28日
  • 本にだって雄と雌があります

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    本にだって雄と雌があって、幻書が生まれてくる。
    隣り合った本同士の子?なのでなんだか混ざり合ったものが生まれる。大抵はどうしようもない本だったりするけど、たまに意味深な本も生まれる。
    生まれ方は偶然で、かけあわせようと思ってできるものじゃない。

    もっと本の生態的なものかと思いましたが、違うかった。本が好きすぎる家庭のお話し。
    足が6本あって羽が生えてる真っ白な像が良いね。名前忘れたけど。
    漫画なら家にいっぱいあるから、何か生まれんかなあと思うけど、ジャンル分けして巻数順に並べてるうちは何もないか‥

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    2016年12月21日
  • 本にだって雄と雌があります

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    なかなかの快作。ユーモアたっぷり冗長成分たっぷりで、おおまわりにうねっていくのはアフリカの大きくうねる川のようで、三日月湖もそこにはあるのだろう。
    ティムの「本当の戦争の話をしよう」を裏返して作った語られるはずのなかった物語についてのお話なのだ。あれも息苦しい密林と隣り合わせだった。どちらも銃弾の印象は薄い。そういうところに作家の興味はないのだ。それはありふれているから。
    これは愛の話でもないのだ。雄と雌がいるというのはただそういうことなのだ。それはありふれているから大事に大事にしまいこまれているのだ。

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    2016年07月07日
  • 本にだって雄と雌があります

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    前半は読んでいてあまりにも退屈な、登場人物の家族の内輪ネタとでも言うべき話を中心として展開される。他人の家のことなんか知らんがな、と、読むのは途中でやめようかとおもったが、最後まで読み通して良かった。中盤、與次郎の死、兵隊時代の話あたりから、物語は大きく動き出し、壮大かつドラマティックかつファンタジックな色合いに満ちた人生譚に心を掴まれた。
    読書の良さのひとつとして、虚構の世界にどっぷりと肩まで浸かる面白さがあると思うが、この本の中後半以降はその面白さに溢れており、きっとファンタジー小説好きの期待に応えてくれるものであろうと思われる。
    前半戦さえ耐え抜けば面白い。

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    2016年07月03日
  • 本にだって雄と雌があります

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    本当~~~に読みにくかったです。

    とにかく色々回りくどくて読み難い。
    登場人物も多く、しかも時代があちこち前後するのでややこしい。
    でも手に取った方は、諦めずに読んで欲しいです。
    最後には感動が待ってますから!!(笑)

    大阪弁のノリツッコミに、シモネタ、オヤジギャグが満載で、
    どこの法螺話かと言いたくなる話なんですが、
    実はめちゃくちゃ壮大な物語なんですよ。
    単なるファンタジーではなく、
    戦争や事故を絡め人の生き死にや暗い内面なども描かれてきます。

    途中、こんな壮大すぎな話どうやって終るんだ!!って、思いましたが、
    エンディングもまぁ見事!!
    感動しました。

    もう1回言いますよ~。

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    2016年05月15日
  • 残月記

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    月をテーマにした、ややダーク寄りのファンタジー三編。
    勝手に『山月記』を意識した作品かと思っていたが、実際はまったく異なる内容だった。
    月の持つ神秘的なイメージがしっかりと表現されている。
    雰囲気や情景が頭に浮かびやすく、わかりやすく読みやすい作品だった。
    アニメ化にも向いていそう。

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    2026年03月24日
  • 残月記

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    3作から構成されていて、最後に全て繋がるのかなと読む前に思っていたけれど、全く別の話で全て繋がることはなかったのでそこは少し残念でした…

    ただ、作者の創造力がとにかくすごい!!最後の残月記のような世界がもし来たら怖いなぁって思いました。独裁者が現れずに平和のままであってくれ〜

    月によって人生が狂わされていく人たち…
    特別自分と相性があう物語ではなかったけれど、月からこんな物語が出来上がるのはすごいと思う!!

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    2026年02月16日
  • 残月記

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    作者の頭の中の世界が、勢いのある文章で流し込まれてくる感覚。
    電車の中で読むことが多かったのですが、世界観が強すぎて頭がおかしくなりそうになったり……
    それも含めて楽しかったです。脳内に余裕があるときにぜひ、小田ワールドに浸ってみては?

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    2025年11月09日
  • 残月記

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    とても重苦しく冷えた世界観がひろがっていた。ありえない奇妙なできごとが起こっているが、自分の身にも起こるのではないかと変な感覚に襲われた。
    とてももやもやする作品。ハッピーエンドであるとはっきりと言えない。物語自体に起伏があり激情もあるが、淡々と静かに進んでいく。静かな世界だからこそ日常のすぐ隣に広がっているような感じがした。

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    2025年08月01日
  • 残月記

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    2025.05.03

    話題の本のようなので購入してみた。
    短編が3作で、最初の話はよくわからなかった。

    表題作の残月記は3作の中でもダントツに面白くて一気に読み終わってしまった。
    「禍」は表紙が気持ち悪過ぎて挫折したけど、もう一度挑戦してみようかなと思えた。

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    2025年05月05日