小田雅久仁のレビュー一覧

  • 本にだって雄と雌があります

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    読み始めてしばらくは、関西弁で、しょうもない、と言えそうな内容の話がダラダラと続けられていて、なんで読み始めてしまったのだろうと思いながらも、なんだか続きが気になるとムズムズする感じだった。最初の100ページくらいを超えたあたりで、文体に慣れてきたのか、だんだんとエンジンがかかってきた感じに面白さを感じるようになったものの、読ま終わってから考えると、あんまり上がり切らずに終わってしまった印象。
    種明かしというか、テーマ、アイデアの内容は面白いなと思えた。
    210407

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    2021年04月08日
  • 本にだって雄と雌があります

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    本には雄と雌があり、時には子も生まれる。登場する蔵書家曰く「本は増やすもんじゃない。増えるんだ。本は勝手に増えるんだよ」成る程。現実にも「本が際限なく増える」と聞くが、あれは比喩表現ではなく紛れもない真実だったのか。
    という訳でエンデ『はてしない物語』とサルトル『嘔吐・壁』から生まれた本の書名は…声出して笑った。
    小説は雄本と雌本から生まれる「幻書」の収集家だった祖父母のことを中心に、幻書との関わりについて孫にあたる人物が記す手記という体裁を採っている。
    終盤の手記が書かれた真相、エピローグまでなかなかに練られた物語。
    小ネタを挟まずにいられない饒舌過ぎる語りは、読み続けていると少々食傷気味に

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    2019年02月05日
  • 本にだって雄と雌があります

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    いや、時間がかかった。どこに着地するのか見当がつかないまま読むのは、読みにくい。
    でも、本が勝手に増えていく、というのは面白い。

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    2019年01月08日
  • 本にだって雄と雌があります

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    本と本がこども(本)を生むというファンタジー。大阪弁の会話だったり、ユーモアいっぱいで笑える。だけど、戦争の話があったりで物語は壮大。先が気になる話じゃないので読書スピードが上がらずどうしたもんかと思ったけど最後まで読んでよかった。
    ちょっと森見さんっぽい。

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    2018年08月02日
  • 本にだって雄と雌があります

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    多くのレビューにある様に、わたしもタイトルに惹かれて読みました。

    何となく井上ひさしさんを思わせる感じで好感が持てましたが、タイトルから想起される内容とだいぶズレがあったのでその点が残念。

    もっと徹底的に本の雄と雌を突き詰めて書いたら面白くなる気がするんだが・・・まぁ、深井家のクロニクルもそれなりに面白くはあるのですが。

    ファンタジーに分類される作品だと思うので、楽しく読めればいいのでしょうが、個人的にはリーダビリティは今ひとつでした。

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    2017年10月05日
  • 本にだって雄と雌があります

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    タイトルからして気になっていた本。
    帯に森見さんの言葉があり、読んでみると少し言葉のチョイスが似ている。

    テンポの良い会話文は読みやすく、地の文や手紙(または書籍)の引用部分はちょっと引っかかったりしながらも、読み終えるのが少しさみしくなるようであった。

    とくに、しゃっくりとミキ、與次郎の会話は楽しかった。
    思わずふきだしてしまう、漫才のような掛け合いが素晴らしい。

    だが、戦争に関する部分は生々しく、胸が苦しかった。
    それが良いスパイスになっているのだろう。

    すごく生々しい所と、バカバカしく思うほどのファンタジーさ。
    本の並べ方にはとくにこだわりのない私だが、四畳半神話大系など、森見さ

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    2016年06月20日
  • 本にだって雄と雌があります

    Posted by ブクログ

    読み始めてしばらくは関西人の悪ふざけみたいな会話(←イメージです)についていけず、いつ読むのをやめようかと思いつつページをめくっていたのですが、読み終わってみれば、まあ、なんとも壮大な愛のお話で、これは読んでよかった。「本」というものの力をこんな風に表現することができるなんて、びっくりです。

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    2015年12月23日