小田雅久仁のレビュー一覧

  • 本にだって雄と雌があります

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    前半を読んでいる間なんだかつらくて、最後まで読めるかな?と思いながら読んだ。後半は、家族愛や少しファンタジーも入っていて感動した。

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    2017年01月28日
  • 本にだって雄と雌があります

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    本にだって雄と雌があって、幻書が生まれてくる。
    隣り合った本同士の子?なのでなんだか混ざり合ったものが生まれる。大抵はどうしようもない本だったりするけど、たまに意味深な本も生まれる。
    生まれ方は偶然で、かけあわせようと思ってできるものじゃない。

    もっと本の生態的なものかと思いましたが、違うかった。本が好きすぎる家庭のお話し。
    足が6本あって羽が生えてる真っ白な像が良いね。名前忘れたけど。
    漫画なら家にいっぱいあるから、何か生まれんかなあと思うけど、ジャンル分けして巻数順に並べてるうちは何もないか‥

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    2016年12月21日
  • 本にだって雄と雌があります

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    なかなかの快作。ユーモアたっぷり冗長成分たっぷりで、おおまわりにうねっていくのはアフリカの大きくうねる川のようで、三日月湖もそこにはあるのだろう。
    ティムの「本当の戦争の話をしよう」を裏返して作った語られるはずのなかった物語についてのお話なのだ。あれも息苦しい密林と隣り合わせだった。どちらも銃弾の印象は薄い。そういうところに作家の興味はないのだ。それはありふれているから。
    これは愛の話でもないのだ。雄と雌がいるというのはただそういうことなのだ。それはありふれているから大事に大事にしまいこまれているのだ。

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    2016年07月07日
  • 本にだって雄と雌があります

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    前半は読んでいてあまりにも退屈な、登場人物の家族の内輪ネタとでも言うべき話を中心として展開される。他人の家のことなんか知らんがな、と、読むのは途中でやめようかとおもったが、最後まで読み通して良かった。中盤、與次郎の死、兵隊時代の話あたりから、物語は大きく動き出し、壮大かつドラマティックかつファンタジックな色合いに満ちた人生譚に心を掴まれた。
    読書の良さのひとつとして、虚構の世界にどっぷりと肩まで浸かる面白さがあると思うが、この本の中後半以降はその面白さに溢れており、きっとファンタジー小説好きの期待に応えてくれるものであろうと思われる。
    前半戦さえ耐え抜けば面白い。

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    2016年07月03日
  • 本にだって雄と雌があります

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    本当~~~に読みにくかったです。

    とにかく色々回りくどくて読み難い。
    登場人物も多く、しかも時代があちこち前後するのでややこしい。
    でも手に取った方は、諦めずに読んで欲しいです。
    最後には感動が待ってますから!!(笑)

    大阪弁のノリツッコミに、シモネタ、オヤジギャグが満載で、
    どこの法螺話かと言いたくなる話なんですが、
    実はめちゃくちゃ壮大な物語なんですよ。
    単なるファンタジーではなく、
    戦争や事故を絡め人の生き死にや暗い内面なども描かれてきます。

    途中、こんな壮大すぎな話どうやって終るんだ!!って、思いましたが、
    エンディングもまぁ見事!!
    感動しました。

    もう1回言いますよ~。

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    2016年05月15日
  • 禍(新潮文庫)

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    解説を読んで腑に落ちましたが。伊藤潤二が純文学をかいたらこんな感じなんだろと思いました。自分が求めるホラー小説ではなかったです。

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    2026年06月13日
  • 禍(新潮文庫)

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    このホラーがすごい2024年第1位 
    私は この作品をホラーを紹介する本で知りましたので、ホラーなんだろうと思って読みました。

    「食書」
    それは、タイトルがごとく
    若い頃には人生につまずき
    歳をとると地球につまづく

    「耳もぐり」
    解離性同一性障害を 当事者が俯瞰し 文学っぽく表現するとこんな感じかな、と思った
    自己の意識の所有権が失われる感覚が不文律
    それは耳からやってくる

    「喪色記」
    目から発生した女との成り行き

    「柔らかなところへ帰る」
    どこへ帰るのだろう
    全く世界観へ入れず
    小洒落て小かっこいいレビューを考えていて
    “豊潤な母胎への帰還”
    なんて考えてから ultraさんのレビュ

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    2026年05月30日
  • 禍(新潮文庫)

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    気持ち悪さ、エロさ、怖さ、ユーモアが全部混じったような不思議な作品。
    長めの表現が続く文章は読み飛ばしてしまったが、設定が面白くて最後まで読めた。
    特に「耳もぐり」が、オチが途中で読めるのに、それでも面白かったのが印象的でした。

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    2026年05月28日
  • 禍(新潮文庫)

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    小田雅久仁『禍』新潮文庫。

    『このホラーがすごい! 2024年版』で、国内編第1位を獲得した7編収録のホラー短編集。

    小田雅久仁の作品を読むのは『本にだって雄と雌があります』『残月記』に次いで3作目である。『本にだって雄と雌があります』は一種の幻想小説で、『残月記』はSF小説であったが、この『禍』はホラー小説というから、小田雅久仁は都度都度スタイルを変える忙しい作家のようだ。

    最近はホラー小説ブームなのか雨穴の『変な家』のようなモキュメンタリー小説や角川ホラー文庫で次々と刊行される正統派ホラー小説などが目に付くようだ。本作を読み、『このホラーがすごい! 2024年版』で、国内編第1位を獲

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    2026年04月18日
  • 禍(新潮文庫)

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    数年前に『このホラーがすごい!』で総なめに評価されていた本。気になっていたけど、単行本を読めず今頃文庫本を手に取りました。
    ジャンルは、純粋な"ホラー"というより"怪奇物語"や"異形物語"かなと思いました。
    (文庫解説が大森望さんがしているし…)

    人間の〈からだ〉のパーツをモチーフにした話。
    2011年から2022年まで10年かけて書いた作品をまとめた本だったことには驚いた。

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    個人的には『農場』の世界観がディストピアっぽくて好きでした。(村田さやかさん好きな人は好みそう)『耳もぐり』『食

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    2026年04月15日
  • 禍(新潮文庫)

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    奇想の独自性、語りの濃度、異界への没入感、そのどれもが秀逸な短篇集。人体の各パーツをモチーフに、日常の一部が不意に捲れ上がってずるりと引き摺り込まれるような、或いは自分の中から禍々しい感情がジワジワと湧き出てくるような感覚に陥る。私小説的かつ内向的な文体だが、エンタメ性も十分。『食書』『耳もぐり』が白眉。読後、目の前の景色が違って見える。

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    2026年04月07日
  • 残月記

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    月をテーマにした、ややダーク寄りのファンタジー三編。
    勝手に『山月記』を意識した作品かと思っていたが、実際はまったく異なる内容だった。
    月の持つ神秘的なイメージがしっかりと表現されている。
    雰囲気や情景が頭に浮かびやすく、わかりやすく読みやすい作品だった。
    アニメ化にも向いていそう。

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    2026年03月24日
  • 残月記

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    3作から構成されていて、最後に全て繋がるのかなと読む前に思っていたけれど、全く別の話で全て繋がることはなかったのでそこは少し残念でした…

    ただ、作者の創造力がとにかくすごい!!最後の残月記のような世界がもし来たら怖いなぁって思いました。独裁者が現れずに平和のままであってくれ〜

    月によって人生が狂わされていく人たち…
    特別自分と相性があう物語ではなかったけれど、月からこんな物語が出来上がるのはすごいと思う!!

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    2026年02月16日
  • 残月記

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    作者の頭の中の世界が、勢いのある文章で流し込まれてくる感覚。
    電車の中で読むことが多かったのですが、世界観が強すぎて頭がおかしくなりそうになったり……
    それも含めて楽しかったです。脳内に余裕があるときにぜひ、小田ワールドに浸ってみては?

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    2025年11月09日
  • 残月記

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    とても重苦しく冷えた世界観がひろがっていた。ありえない奇妙なできごとが起こっているが、自分の身にも起こるのではないかと変な感覚に襲われた。
    とてももやもやする作品。ハッピーエンドであるとはっきりと言えない。物語自体に起伏があり激情もあるが、淡々と静かに進んでいく。静かな世界だからこそ日常のすぐ隣に広がっているような感じがした。

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    2025年08月01日
  • 残月記

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    2025.05.03

    話題の本のようなので購入してみた。
    短編が3作で、最初の話はよくわからなかった。

    表題作の残月記は3作の中でもダントツに面白くて一気に読み終わってしまった。
    「禍」は表紙が気持ち悪過ぎて挫折したけど、もう一度挑戦してみようかなと思えた。

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    2025年05月05日
  • 残月記

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    「そして月がふりかえる」「月景石」「残月記」の3作が収められている。
    「残月記」は世界観がよく出来ていると思う。

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    2025年03月01日
  • 残月記

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    うーん。。
    いまいちハマり切れなかった

    1番初めの物語をもっと読みたかったのでここで終わり?!と消化不良状態になった

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    2025年02月08日
  • 残月記

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    ネタバレ

    これが希望の物語か?救いのない物語だとしか受け止められなかった。SFとしての描写の迫力はあったが、愛は虚無だったな。手塚治虫「火の鳥」鳳凰編のオマージュのようであった。

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    2025年01月29日
  • 残月記

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    3編の月にまつわる短編小説。
    SFやファンタジーの小説をあまり読むことがなかったので不思議な世界観で面白かった。
    小田さんの小説は初めてだったけど、登場人物達の何気ない言葉の掛け合いがとても素敵だと感じた。
    特に「そして月がふりかえる」のファミリーの会話が素敵で、しかしそのストーリーとのギャップにびっくりする。

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    2025年01月07日