無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2024年04月28日
なんという発想力か!
小説だから出来る怪しくも不思議で意味不明な話ながら、予想もできない展開が魅力的でグイグイ引っ張って行かされる。
残月記を読んだ際にあまり好みの作風でなかったので、小田氏の著作は避けていたのだが拙速な評価を反省している。
七篇からなる異世界を思わせる話の数々は、著者のイメージす...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月20日
「残月記」でSF愛好家を魅了し、その年の人気と賞を総なめにした小田雅久仁の短編集であるが故、多くのSFファンは期待したものの、なかなか評価は上がってこない。その点の解析も含めた形で感想を述べていきたい。
「残月記」で私の心をしっかりと掴み取った小田雅久仁の作品。昨年7月に発売され、しっかりと寝かせ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年04月21日
不条理で荒唐無稽な設定なのだがグイグイと引き込まれました。
もしかしたら、世界のどこかでこんなことが起こらないとも限らないなーと思わせる説得力は、小田さんの卓抜した文章力によるものでしょう。兎に角、描写力が凄まじくて、匂いや音、触感まで伝わってくるようなゾクゾクする読み心地でした。ホラーというかSF...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月08日
ある日突然、禍はやってくる。
全7篇が収録された本書。
ホラーでもあり、SFでもあり、でもホラーというよりかは奇譚と呼びたくなる7篇だった。
文章は少し硬めで、だからこそ物語が際立っていた。
最初の食書でおっ、と思い、柔らかなるところへ帰るでユングを思い浮かべた。
この話は特に奇譚なんだけど、聖書の...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年12月21日
7編の短編集。
漢字が多くて硬い文章。ジャンルとしてはホラーになるのでしょうか。苦手なジャンルなのですが、ゆっくり読むと情景が手に取るようにわかり、怖い世界を存分に楽みながら半日で読み切りました。
最終話『裸婦と裸夫』のばかばかしさが、とっても好きです。
電車に乗っていると、いきなり裸にネクタイ姿...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。