仙川環のレビュー一覧

  • 処方箋のないクリニック 特別診療

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    まさか続編があると思ってなかったので嬉しくなりました。それぞれのストーリーがありきたりじゃなくて、考えさせられることもあって、よかったです

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    2025年05月30日
  • 処方箋のないクリニック 特別診療

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    医療テーマの小説だけど全然難しくなくて
    患者目線であるのもすき。
    倫太郎先生の武器は話を聞いてあげること。
    空間を作ってあげること。
    ピースを埋める。そうあればいいな。

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    2025年05月14日
  • 処方箋のないクリニック

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    新しい感覚の医療ドラマって感じがしました!

    主人公の倫太郎と看護師のミカちゃんが、様々な病気の人に対して関わっていくストーリー。
    そこだけ聞くと、何が違うの?って気持ちになると思いますが、患者さんたちの背景にも着目し、丁寧に説明をしていく、そんな姿がとても印象的でした。
    私も大きな病院に通っていますが、こうしてじっくりゆっくり話を聞いてくださるお医者様が少ない中、読んでいるこちらがひやりとする場面でもまるで柳のようにさらさらとしなやかに誠実に対応していく倫太郎の姿が印象的でした。

    いろんな人におすすめしたい1冊です◎

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    2025年02月11日
  • カナリア外来へようこそ

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    相変わらず読みやすいですね
    それにしてもアレルギーって色々あるなと
    思いました。
    技術だけでなく人間性が描かれており
    良い作品ですね

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    2024年11月23日
  • カナリア外来へようこそ

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    こういう謎解きも面白い。いろんな原因で病気になる、そんな謎解きをしないといけないなんて医者も大変な時代になってきたな、と。
    主人公の保泉先生は江口のりこをイメージして書いたのか?と思うくらい似てた。

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    2024年11月20日
  • 処方箋のないクリニック

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    倫太郎先生が飄々としすぎていて、こうなるまでを知りたくなる。
    それぞれの短編はどれも身近にある感じの題材で、勉強になった。面白かったので、続編も読みたい。

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    2024年11月05日
  • 処方箋のないクリニック 特別診療

    QM

    購入済み

    どこがすごく好きかというと結構リアルな、そこらで起こってそうな事例を物語にしていて、ストーリーとして楽しめると同時に現代医療の課題についても軽く触れたりしているところ。最先端でバリバリやる医者も医学の発展には必要だけど、患者1人と向き合ってゆっくり不安を解消してあげるのも知識経験が豊富な医師ができることなんじゃないかな。面白かったから続刊でないかなーー

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    2024年10月25日
  • 処方箋のないクリニック

    QM

    購入済み

    ほのぼのクリニック系のお話かと思いきやしっかり世の中にありがちな医療関係の社会問題と結びつけられててびっくり。万事屋のようなこじんまりしたクリニックで患者1人1人ときちんと向えるのすごく良いなあ。表面的な治療だけではなくて、こっちが伝えたいことを患者の心にストンと落とし込んで、勘違いしていたりやたらと意地っ張りな患者に自ら間違いに気づかせるような話のうまい医者ってのはそうそういないよな多分。

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    2024年10月19日
  • 処方箋のないクリニック

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    現代に沿った悩みが描かれていて良い。劇的な解決をするわけでも、主人公の医師が表立って活躍するわけでもないところがまた良い。

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    2024年10月14日
  • カナリア外来へようこそ

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    保泉クリニックが関わる短編集

    様々な過敏症患者にまつわる話が身近に起こっているんだなぁ、と実感
    あっという間に読み終えた
    こんな感覚の小説は初めてだった
    まだまだ続きが読みたいし、保泉先生のこれからが知りたいから第二段を是非!!

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    2024年09月29日
  • カナリア外来へようこそ

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    ネタバレ

    過敏症の方の専門外来。有毒ガスに敏感なカナリアに準え、カナリア外来というネーミング。

    過敏症は周囲の理解が欠かせない。
    着眼点が面白いと思った。
    啓発系ジャンルとして、レインツリーの国も思い出した。

    こんなお医者さんと巡り会えたら幸せだろうなあ。人として寄り添ってくれることは、確かに何よりの処方箋かもしれない。

    ブックカフェで目をひいて購入した。

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    2024年09月08日
  • 人体工場

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    医療サスペンスの中でも、人の温かさが描かれている仙川さんの作品が大好き!
    結末が知りたいのに、まだ読んでいたいと思える本です。

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    2023年04月22日
  • 疑医

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    医療ミステリーというよりはマスコミのお話に比重が置かれている感じですが面白かったです。血液で特定の蛋白を検出して未破裂の脳動脈瘤の治療にサプリと食事、運動療法で治療をしていくというにわかには信じられない治療をしている香山医師は名医なのか、詐欺師なのか。電車の中で読みましたが、降車駅で降りるのを忘れそうになるくらい入り込みました。

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    2023年04月16日
  • 封鎖

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    発売当時に読んでいたら、こんなこと小説の中でしか起こらないよな~と思ったでしょう。
    でも新型コロナでパンデミックになってる現在読むと、ホントに起こっちゃったんだよなぁ……と思う。

    医療用語がズラリと並ぶ難しい解説などはなく、とっても読みやすい!
    先が気になって、ガンガン読み進めました。

    立場によって思う所は異なるでしょうが、やはり病院にも連れていってもらえずに死んでいく人々は可哀想すぎる。
    今もこれと似たことが本当に起こっているのかもしれないと思うと、胸が痛む。

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    2021年02月06日
  • 幸福の劇薬 医者探偵・宇賀神晃

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    奇跡の薬があれば誰でも手にしたくなると思う。それが介護に関わるものなら尚更。ありがとうの一言さえあれば頑張れる。患者の家族の言葉が重かった。

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    2019年09月02日
  • 幸福の劇薬 医者探偵・宇賀神晃

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    今年3月発行の文庫書き下ろしです。認知症患者の介護について、綺麗事だけでは済まされない大変さをテーマにしている作品です。個人、社会がどうすれば良いのか答えの無い課題を投げかけられます。

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    2019年06月22日
  • 聖母 ホスト・マザー

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    代理母の話題は有名人(タレントや国会議員)の話として見聞きはしていて、それなりに思うところはあった。自分自身が子供を持っている事もあって、是非を問われても簡単に答えが出せない気がしていた。まさに、いろんな立場の人のいろんな思い(全てではないかもしれないが)が感じられて、とても考えさせられた。

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    2018年10月12日
  • 極卵

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    異常な事態の謎がどのようなものか?女性ライターが丁寧に解き明かそうとする物語だが、色々と「最近の様子」に関して考えさせられる内容も多い…お薦めだ!!

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    2016年11月20日
  • 疑医

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    本作には色々な要素が入っている…最近の医療は、面倒な検査や高額な薬剤や手術が多い他方、「どうしてもそれらが必要なのか?!」と素朴に人々が思わないでもない状況かもしれない。そうした中、正面からそれに異論を唱えるような医師が華々しく現れる…そして、華々しく台頭する人物の背後には、何やら各々に様々な思惑を抱いた人達が蠢く…こういう“事件”に関わりを持ってしまった女性記者達…彼女達の「人生の在り方」、「何を求めて仕事をするのか?」、「会社勤めの中での在り方」というような“生き様”のこと…やや不器用な速水絵里子に対し、人脈や知恵を駆使して色々な手を次々に打つ皆川沙也…そういう各々の持ち味が活きる型での「

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    2016年11月14日
  • 隔離島―フェーズ0―

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    通島に医師として赴任した一之瀬希世.住人に溶け込む努力をしているが,患者が突然死亡し妙な雰囲気を感じてくる.寝たきりの老人が少なく,ラジオ体操や特製ジュースを推奨し,製薬会社が健康造りの音頭を取っている.新聞記者をしている古い友人本宮春美から健康な島として取材根回しの依頼を受けるが,村役場は何故か後ろ向きなので,春美には断りの連絡をする.春美が連絡なしに島に来たことを知って調査をするが,崖から転落して死亡したようだ,ただ住民は何かを隠していると感じた希世は島の中で同士を見つけて活動する.不気味な事件が続発するが,希世は次第に核心に迫る.最終的に黒幕を突き止めるが,面白い展開が楽しめた.

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    2016年05月09日